大学は自分が関わりたい仕事を見つけ出す良い場所だった、

青葉山の面々 - Message from Aobayama.

佐々井 崇博

1.現在、どんな研究をしていますか?

温暖化に関わる研究に取り組んでいます。特に、陸域生態系が二酸化炭素を、いつ(時間的)、どこで(空間的)、どのくらい(定量的)、吸収、または放出しているのか?、を全球規模で調べたり、気象予報で使われる大気モデルを使って、行政ニーズに合わせた気象データセットの構築を行っています。

2.興味をもったきっかけは?

学生時代に、本やインターネットで色々な研究を調べるうちに、自然現象をコンピューター上で再現するモデルシミュレーションに少しずつ興味を持っていきました。現在もモデルシミュレーションを使った研究を続けているためか、大学は自分が関わりたい仕事を見つけ出す良い場所だった、と振り返ることがあります。

3.メッセージ

青葉山に来てまだ日が浅いですが、自然が豊富で研究しやすい環境だと感じます。熊が出没するのに、多くの人が行き来する場所であることにはやや驚きましたが、少し歩けば都会が広がる距離感は、研究者や学生さんにとって一層の魅力かと推測します。私もこの青葉山で研究に集中し、時には都会で息抜きをしながら、良い研究に取り組み、良い思い出を作りたいと思います。