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  今年度文部科学省の新しい大学院GPとして大学院教育改革支援プログラムの公募があり、理学研究科は6専攻が一体となって標記プログラム「理学の実践と応用を志す先端的科学者の養成」を申請し、採択となりました。まずは、関係の方々、特に大学院教務係事務の方に厚く御礼申し上げます。同プログラムは平成17〜18年度に採択された魅力ある大学院院イニシアティブ「国際的若手研究者(ヤングブレインズ21)養成プログラム」を継承するものです。プログラム期間は平成19年〜21年度の3年間です。前回のヤングブレインズ21においては、国際的に活躍する高度な研究者養成に力点が置かれ、大学を始め研究所などで理学に従事する世界トップクラスのリーダーを育成することが主たる目的でした。新GPプログラムでは、その理念や成果を継承しつつ、更に、社会に広く理学を展開し、大学院で学んだ高度な専門性をおのおのの現場で実践できる先端的科学者を養成することにも力点を置いています、例えば、「理学キャリアパス講座」を開講しています。同講座は、産・学・官の様々な分野で理学を基礎に活躍する研究者・技術者を講師として招聘し、社会の最前線で活躍する方々の生の講義を聞くことにより、大学院で理学を学ぶ動機付けをより強めること目的としています。「国際化」、「グローバル化」は21世紀のキーワードです。そのためには、まずは英語力の強化は欠かせません。新プログラムでは、前回と同様にTOEFL等の英語試験の受験を奨励しています。また、海外での研究成果発表、サマースクールへの参加、海外インターンシップに対して派遣費を援助しています。新GP委員会ではこれらの企画を「実践的研究能力養成プログラム」と位置付け、院生諸君の積極的な応募を期待しています。
  更に「異分野融合」も重要な課題です。理学研究科では6専攻すべてが3つの21世紀COEプログラムに従事し、国際的な研究拠点の形成を進めてきました。その成果を、新たな学問分野や急速な科学技術に対応できる幅広い応用力をもったフロンティア・サイエンティストへと発展させるためには、専攻間の学生、教員の学問的交流が欠かせないでしょう。例えば「専攻横断型合同研究集会」を開催し、まずは理学研究科内の垣根を取り外したく思います。従来のアドバイザリー・ボード制を強化し、副指導教員を所属専攻外からお願いすることも視野に入れています。その他、院生自らの企画によるセミナーやスクール開催を支援し,マネッジメント能力開発も事業の一環です。
新GPプログラムでは、世界トップクラスの若手研究者を養成する「エリート教育」を推進しつつ、理学を志す若手の裾野を広げる「ボトムアップ教育」にも力を入れることにより、大学院教育の一層の実質化を図りたく思います。皆様のご協力をお願い申し上げます。

取り組み実施担当者(代表者) 小薗英雄


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