現在行われている「評価」にはいろいろな背景があります。大学が法人化することによって「大学の品質保証」が必要になりました。これが2004年度より始まった認証評価制度です。これは「独立行政法人大学評価・学位授与機構」により最低レベルを満たす事を要件としていますので、必ずパスしなければなりません。一方、人類全体に残された限りある資源とエネルギーを使う以上、研究者は社会に対する説明責任があるとする考えもあります。これが、国費は有効に使われているかという「業務実績の評価」という形で「文部科学省・国立大学法人評価委員会」により行われている「中期計画期間評価」です。これらの評価の嵐に対して、理学研究科の教育と研究、社会貢献などの状況を把握し実績を報告書にまとめていくのが、この室が主として行っている業務です。これに関連して理学研究科の中で独自に進めている議論もあります。学問分野が違えば、論文の数、引用のされ方など、簡単に数量化できる指標は使えない場合が多いでしょう。一つの指標を決めることによって、部局全体の研究分野、研究スタイルのシフトが起こることさえあり得ます。時間のかかる新しい課題に挑む研究教育者を、一層励ます事の可能な評価システムを確立し、また援助していかなければなりません。このような流れの中で、理学研究科独自の評価・支援制度の構築にも取り組んでいます。

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 Last modified 17/10/13

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