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宇宙地球物理学科の紹介
〜物理学を基礎に、地球内部から宇宙の彼方までの自然を明らかにする〜
■この学科は,密接につながりのある天文学コースと地球物理学コースからなります。
■天文学という学問
天文学は宇宙の森羅万象を研究する学問であり、人類最古の学問でありながら、現在も目覚しく発展しつつある分野です。現在の天文学は物理学など他の学問分野とも連携しつつ、宇宙の起源と進化の解明を目指しています。
■地球物理学という学問
地球物理学は、地球内部の構造や地震、火山から海洋や大気、さらに超高層の電離圏や磁気圏までの広い範囲の領域の自然現象を、物理学に基づいて理解しようとする学問です。太陽系空間や惑星も地球物理学の対象であり、太陽系天体の自然現象を理解することで地球についての理解をさらに深めることができます。
■天文学コース
全国でも数少ない天文学(宇宙物理学)の総合的な教育・研究が行われている学科の一つで、恒星、星間物質、銀河、宇宙論などの研究及び独創的な観測装置の開発が行われています。 理論的研究では、恒星の進化と安定性、恒星風や周囲のガス円盤など、さらに星間ガスや星間塵の物理、銀河系・銀河の構造や形成と進化、ダークマターや銀河団の研究が行われています。宇宙論分野では、宇宙の構造と進化のモデルや観測的宇宙論に関わる理論的研究が行われています。観測的研究では、星間物質の観測、銀河の構造や活動性に関する観測、銀河団や重力レンズ効果の検出、原始銀河の探査などが行われています。これらの観測は、国立天文台などの共同利用施設をはじめ、自ら開発した観測装置や海外の天文台の装置を使い、可視、赤外、電波、X線など全波長域にわたっています。
■地球物理学コース
地球物理学コースは1945年に3講座で発足した地球物理学科から発展し、現在では固体地球物理学講座(地震学分野)、流体地球物理学講座(気象学分野、大気力学分野)、太陽惑星空間物理学講座(宇宙地球電磁気学分野、惑星大気物理学分野)地球環境物理学講座(海洋物理学分野)の4講座6分野に加え、関連附属施設として地震・噴火予知研究観測センター、大気海洋変動観測研究センター、惑星プラズマ・大気研究センター(P○○参照)を擁する日本でも最大規模の地球物理学研究の拠点となっています。本コースの特徴は自分たちで行う観測・実験に基づいて、データ解析、計算機シミュレーションなどをバランスよく組み合わせ、自然の真理に迫ろうとしていることです。
■卒業後の進路
天文学コース、地球物理学コースともに学部卒業生の大部分はそれぞれ大学院天文学専攻と地球物理学専攻へ進学しますが、就職を希望する学生には技術系企業を中心に求人が多く、専門知識をもちながら、柔軟性に富んだ人材として期待されています。大学院進学者の約半数は博士課程に進学し、博士の学位を得ています。多くの大学院出身者が、天文学コースでは大学や国立天文台、あるいは内外の研究機関で研究者として活躍しており、地球物理学コースでは大学や共同利用研究所、また各省庁の国立研究機関において第一線で活躍しています。また、大学院出身者に対しても企業からの求人は多く、各方面で活躍しています。
▼宇宙地球物理学科の案内(PDF/314KB) *パンフレット「理学部2007」より抜粋









