3月1日(金)、理学部大講義室にて地学専攻 塚本勝男教授の最終講義「一枚の写真」が行われました。
塚本先生は、海外でも精力的に研究や教育を行っており、楽しそうにオランダや韓国での思い出話をされる様子が印象的でした。学生、教職員、そして卒業生が大勢参加し、塚本先生の最後の講義に聞き入っていました。
5月11日(土)、東北大学東京分室(サピアタワー10階)にて「東北大学大学院理学研究科 合同入試説明会2013」が開催されました。
今年で5回目となった合同入試説明会、東京はあいにく雨模様となってしまいましたが昨年より30名ほど多い、計76名の方に参加いただきました。中には関西地方から参加してくださった学生さんもいらっしゃいました。
理学研究科全体の紹介の後、各専攻にわかれて入学試験や研究分野の説明等が行われました。また、説明会には理学研究科の大学院生もサポーターとして参加しており、学部と大学院での研究の違いや仙台のこと、そして実際に他大学から東北大学大学院理学研究科に進学した時の体験談が紹介されました。
参加者は説明会終了後も、熱心に先生方や院生に質問しており、将来の進路について真剣に考えている姿が印象的でした。
東京会場は終了しましたが、5月から6月にかけて仙台で大学院入試説明会を開催している専攻もありますので、今回参加できなかったみなさんはそちらに出席してみてはいかがでしょうか?
| 準備中の会場 | 「南極の沖田くーん」うまくつながるかな? |
| 地球から10万光年離れると... | グループセッションスタート! |
| 市川先生もテーブルにまざります! | 講演後、参加者の質問に答える市川先生 |
第1回平間賞に以下の3名が決定しました。「平間賞」は、「第一歩」の持つ重みと無限の可能性を識る平間正博名誉教授の篤志により設立されました。「卒業生は、受賞者とともに、副賞のベンゼンに託された思いを感じて欲しい。現代の物質科学のを支えているベンゼンの構造式は、ケクレの見た『夢』で始まったとも言う。未来のロールモデルたる卒業生たちが、これから見るであろう「夢」には、果てる事の無い可能性が秘められている。」という化学教室一同の思いが込められています。化学の3系から1名ずつ、計3名の学生が平間名誉教授から直接記念品を授与されました。なお、3名の受賞者は、今年度の文科省「サイエンスインカレ」で発表もしました。
■有機化学第二研究室 岡田 滉太 「自然免疫活性化剤を標的とした環状二量化核酸の開発」
■量子化学研究室 遠藤 寛也 「ジエチルエーテル正イオンの赤外分光:イオン化による CH 結合の酸性度の増大」
■機能分子化学研究室 廣川 翔麻 「アザポルフィリノイドの合成と物性」
↑写真をクリックするとスライドショーになります
「平間賞」は東北大学理学部化学科を卒業する4年生が、卒業研究を終えることで「第一歩」を標し、自らの研究人生の基盤を形作り始めたことを記念するために設けた賞である。「第一歩」のなかから甲乙をつけるのは難しい。だから、惜しくも受賞を逃したとしても、卒業生全員が、自分の卒業研究を通じて勝ち取った「基盤」を称え、これから先の成長を期して欲しい。それが平間正博名誉教授の願いである。
科学も人間の営みで有り、人類が大切に継承し続けてている文化としての一面があることも忘れないで欲しい。人間が成長を遂げ文化を継承相手行こうとするとき、「お手本」となるロールモデルの存在が、その手助けをしてくれる。だからこそ科学の発展に欠かせない「基盤」には「知識」のみではなく、「人物」や、それにまつわる「伝説」も含まれるのある。
11月22日(木)、WPI-AIMR本館 5F交流スペースにて、物理学専攻 素粒子実験グループ 山本均先生のサイエンスカフェ・スペシャル「ヒッグス粒子とお茶の夕べ」が開催されました。山本先生とスタッフが点てたお薄をいただきながら、ヒッグス粒子の講演を聴くという初めての試みでした。会場がWPI-AIMR本館で外国の研究者が大勢いること、素粒子実験グループが、以前「宇宙」をテーマにお茶席を設けたことがある、などの理由からこういうスタイルになりました。「Higgs場が宇宙をビッシリと満たしている状態が宇宙の真空」とはまさに「色即是空、空即是色」で、まさにHiggsの概念ということらしいです。掛け軸「無」も、その趣向で選ばれたもの。
7月4日、CERNがヒッグス粒子とみられる新素粒子を発見したと発表してから「ヒッグス粒子」は大きな関心を集めましたが、そもそも素粒子とはどんなものなのか?どのようにして誕生したのか?という話から、もしかして北上山地にできるかもしれない国際リニアコライダー(ILC)についてお話ししていただきました。また、表千家 講師である山本先生のお手前を拝見できるという貴重な機会でした。今回の開催に当たっては表千家の方々に多大なご協力いただきました。最先端科学と日本の伝統の融合を楽しんでいただけたのではないでしょうか?
11月16日(金)、福島理恵子さん(株式会社東芝 デザインセンター戦略デザイン推進部参事 )をお招きして、世界トップクラス研究リーダー養成セミナー「グラスレス 3DレグザTM商品化までの道のり」が開催されました。福島さんは、世界で初めて専用の眼鏡なしで3D映像が見られるテレビ(グラスレス3Dレグザ)の開発を担当された方です。当時、映画「アバター」が公開され、各メーカーが眼鏡式3Dテレビを発売していたさなかのことでした。この業績で全国発明表彰21世紀発明賞、日経WOMANウーマン・オブ・ザ・イヤー2011、科学技術分野文部科学大臣表彰科学技術賞など多くの賞を受賞しました。理学研究科化学専攻の出身で、第一線で活躍している企業研究者ということもあって、学生の参加者が多数ありました。自然で見やすい3D映像を実現するための技術開発や東芝でのキャリア形成・プロジェクト遂行、大学で学んだことなどざっくばらんにお話ししてくださいました。
11月24日(土)の仙台市天文台のトワイライトサロンはスペシャル版でした。「星の旋律 ~ドン・クルツ博士と聴く星の奏でるミュージック~」と題してセントラル・ランカシャー大学のドン・クルツ先生と天文学専攻の斉尾英行先生がお話をしてくださいました。
地震波の観測で地球の内部がわかるように星の微妙な震動を「聴く」ことで星の内部を推測することができます。ドン・クルツ先生はA型(星の型)の化学特異星Ap星に含まれるroAp星と呼ばれるグループの「HD 101065」を最初(1978年5月16日)に発見した方です。天文の啓蒙活動にとても熱心で、世界中で講演をされています。今回のこの企画も、東日本大震災の数日前、斉尾先生と蔵王にスキーに行った帰りに仙台市天文台を見て一般向けの話をしたいと思ったことがきっかけで実現しました。
11月7日(水)、機器開発・研修室と硝子機器開発・研修室主催の火伏せふいご祭が行われました。日頃、機器開発・研修室と硝子機器開発・研修室にお世話になっている研究室の方々も参加して無事故を祈願しました。このお祭りで振る舞われるつみれ汁を楽しみにしている人もたくさんいるのではないでしょうか?
| ■進行は萩野先生 | ■前田副専攻長「おもしろい話がきけると思います」 |
| ■会場の様子 | ■学科委員の小林先生 |
| ■修士時代について語る小野さん | ■来年から留学する杉原さん |
| ■山本先生 | ■会場の様子 |
| ■就職担当の倉本先生 | ■スケジュールについて説明する阿部さん |
| ■梶原さん | ■梶原さんに質問する倉本先生 |
2012年11月2日(金)、情報基盤室 千葉 淳さんによる講習会「CMSを利用したHPの構築」が行われました。対象は技術職員のWEBの初心者向けということだったのですが、ネットワークを担当していたり、ホームページを作成していたりする方も参加して、思ったより高度な講習会だったような気がします。代表的なCMSとして、Movable Typeと WordPress のウェブページを作成して、その違い、メリット、デメリットを体験しました。
◆日時: 2012年10月21日(日)13:30~16:00
◆場所: 東北大学マルチメディアホール
◆講演: 東京大学数物連携宇宙研究機構長 村山 斉
『宇宙の真空をびっしり満たすヒッグス粒子』
東北大学大学院理学研究科 教授 山本 均
『国際リニアコライダー計画(ILC)~新時代をリードし宇宙創成の謎に迫る~』
2012年7月4日、「ヒッグス粒子とみられる新粒子が発見された」というビッグニュースが欧州合同原子核研究所(CERN)より発表されました。ヒッグス粒子は、「標準理論」で予言されながら唯一見つかっていない最後のピースとされる素粒子です。講演の前半は、このヒッグス粒子について村山先生が宇宙のはじまりのところから丁寧に解説をしてくださいました。
後半は、ILC計画概要、装置、どんなことが解明されるかなどについて山本先生が解説をしてくださいました。その規模の大きさから、国際協力で世界にただひとつだけ作ることが研究者の間での合意となっており、東北地方の北上山地は、その有力な建設候補地の一つとされています。最近、新聞紙面にILCについての記事が掲載されることも多く、関心がある方が多く参加されたのではないでしょうか。
10月19日(金)、広報室企画 Tea Salon 市川隆先生の観望会が行われました。物理系研究棟屋上の51㎝反射望遠鏡を使って月や惑星を観測する予定だったのですが、あいにくの天気で思うように照準があわず観測できませんでした。仙台は昼間晴れていても、朝夕天気が悪いことが多く、観測が難しい所だそうです。そんな中、市川先生はなんとか星を見せようとチャレンジしてくださいました。
後半は大輪講室に場所を移し、市川先生が進めているプロジェクト"南極2㍍赤外線望遠鏡"と第53次南極地域観測隊(夏隊)に参加した時の体験についてお話していただきました。市川先生から南極の氷のお土産をもらい、参加者の皆さんも満足して帰宅されたのではないでしょうか。今度は土星を見たいものですね。
『南極の内陸部は天気が良く、大気の透過度が高い。そして、大気の温度が低いため大気からの赤外線放射の影響を受けにくいので、口径2㍍の望遠鏡が、8.2㍍もあるすばる望遠鏡と同じ赤外線性能持つことになります。現在、ドームふじ基地への望遠鏡設置を目指して、昭和基地にてテストを行っています。』
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| ▲開会の挨拶は大谷栄治 教授(拠点リーダー) | ▲松澤 暢 教授 |
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| ▲日野亮太 准教授 | ▲越村俊一 教授 |
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| ▲花輪公雄 教授 | ▲司会は中島淳一 准教授 |
| ▲総合討論の様子 |
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| ▲Seismic wave propagation and crustal heterogeneity | ▲質疑応答 |
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| ▲地球物理学専攻の中原 恒 准教授 | ▲Climate Change |
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| ▲ポスターセッション | ▲もちろん英語で発表します |
| ▲自らのポスターの前に立って解説! |
| 地震セッション | 地球物理学専攻博士課程2年 高木涼太さん 地球物理学専攻博士課程2年 吉田圭祐さん 地球物理学専攻修士課程2年 久保田達矢さん |
| 惑星進化セッション | 地球物理学専攻博士課程2年 栗田 怜さん 地学専攻博士課程1年 石田初美さん 地球物理学専攻修士課程2年 山本和幸さん |
| 気候変動セッション | 地球物理学専攻修士課程2年 山田恭平さん 地球物理学専攻修士課程1年 齊藤雅典さん 地球物理学専攻修士課程1年 柴田 優さん |
| 固体地球惑星セッション | 東北大学環境科学研究科博士課程3年 プトゥリ セティニさん 地学専攻博士課程1年 高橋 豪さん |
| 火山セッション | 地学専攻修士課程1年 松本恵子さん 地学専攻修士課程2年 中谷貴之さん |
| 生命起源セッション | 地学専攻博士課程1年 白井孝明さん |
9月8日(土)、仙台市天文台にてトワイライトサロン 二間瀬敏史先生の「ブラックホールのギモンに答えます!」が行われました。仙台市天文台のトワイライトサロンは、台長の土佐誠先生やゲストが、宇宙をテーマに語り合うトークイベントで、毎週土曜日17:00~17:45、仙台市天文台オープンスペースで開催しています。この日は、夏休み中に来館した皆さんから募集したブラックホールのアンケートに二間瀬先生が答えるという企画でした。
台長の土佐先生は「こう見えても二間瀬先生は、相対性理論、宇宙論、ブラックホールの研究で世界的に有名な科学者です(笑)。そんな先生に気軽にお話していただけて、天文台としてとてもうれしいです。皆さんもざっくばらんに質問してください。」と二間瀬先生を紹介していました。
質問は884名から寄せられ、その中から多かった質問ベスト5に解説を加えて二間瀬先生が次々と回答していきました。その一部を紹介。※二間瀬先生の回答は天文台に展示されることになっております。
☆1位:もしもたべられたら?
ブラックホールにたべられたらどうなるの?--->
・「ブラックホールには、とても大きなものから小さいものからあります。銀河がひとつつぶれたような大きさのブラックホールに入っても、しばらくはなんともないけれど、もし太陽がプチッとつぶれたようなブラックホールに入ればグチャッとつぶれてしまいます。」
なかにはいるとしんじゃうの?--->
・「中に入ると死んじゃいます。」
ブラックホールのおくにはなにがあるの?--->
・「『特異点』と呼ばれるものがあります。これについては今の物理学ではよくわかっていません。現状の物理学では空間のほころびとしか言い表わせません。
ブラックホールは天体ですがイメージと違って何もありません。ただの空間です。空間の中に落とし穴みたいのががあって、そこには何もない。ブラックホールの真中は、時間、空間、物質という概念が破綻しています。」
☆2位:なぜたべちゃうの?
ブラックホールはなぜなんでもすいこむの?・どうやってひっぱるちからをだしているの?--->
・「ブラックホールは極端に強い重力を持っています。だから、逃げるすべはありません。重力というのは、普通の力で特別な力ではありません。」
食べられるとき、パスタみたいに細くなるって本当ですか?--->
・「ギューッと引っ張られるのでそうなります。そういう力のことを潮汐力といいます。」
☆3位:どうやってできる?
どうやってブラックホールができる?--->
・「星は熱が外に出ていくことで自分の重さを支えています。燃料を使い果たした星は、自分の重さを支えきれなくてどんどんつぶれていきます。そうしてブラックホールになるのですが、太陽質量ぐらいの星だとブラックホールにはなりません。太陽質量の30倍前後の星がつぶれたときにブラックホールになります。南天に太陽質量の70倍の星と30倍の星がくるくる回っているイータ・カリーナという面白い連星があります。4等星から0等星になり、現在は7等星程の明るさです。もうすぐ超新星爆発すると考えられていてブラックホールになるといわれています。」
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| ▲分子模型を使って説明する柴田先生 | ▲その間に急いで実験準備! |
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| ▲午前中に自分たちでパセリから採取したクロロフィルaを... | ▲紫外線(ブラックライト)に照らすと赤くみえます |
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| ▲エノコログサの葉緑素を蛍光顕微鏡でみてみよう | ▲学生と実験の手順を確認する梶本先生 |
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| ▲お祭りでよく見かけるケミカルライトも化学発光のひとつ | ▲化学発光をつくってみよう |
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3月5日(月)、理学部大講義室にて地学専攻 藤巻宏和教授の最終講義「 私の研究で会った3人と、ICP-MSによる分析の危うさ」が行われました。
藤巻先生の最後の講義を受けようと学生、教職員、そして卒業生が大勢参加し、大講義室はほぼ満員となりました。
藤巻先生は岩石学・固体地球化学を研究、顕微鏡観察や化学分析、特に放射性同位体分析の方法を用いて世界中の様々な岩石を調査されてきました。また、岩石の調査による土壌や地下水の汚染といった環境についての研究も多くされました。
最終講義では、藤巻先生の記憶に残る印象的な3人と、そのエピソードについてお話してくださいました。
物理から物理教育へ分野を変えて
~教師の卵を育てる仕事へ~」
興治文子さん(新潟大学教育学部 准教授)
この道に進んだきっかけは「大学の先生は教育を知らないんじゃないか?」という疑問からでした。大学では「物理教育」と「物理教育に基づいた物理」の両方を扱っています。小学校の教員はほとんどが文系出身、しかし理科教育力は科学の基本あってこそです。教員の養成に関わる問題は流動的で見通しが難しいのが現状です。
「私のアカデミックキャリアパス」
横谷尚睦さん
(物性実験1997D:岡山大学教授)
学生の時、高橋隆先生から「論文を書きなさい、他人にアピールしなさい」とアドバイスを頂きました。ドクターへの進学は自分への投資、研究を通して経験を積もう、そして研究領域でいちばんを目指そうと考えました。また、自分の研究に関連する分野の勉強もしました。
2012年8月27日(月)から8月31日(金)まで、仙台国際交流センターにて、Turing Symposium on Morphogenesis -- Mathematical Approaches Sixty Years after Alan Turing -- が開催されました。
アラン・チューリングの論文"The Chemical Basis of Morphogenesis"が発表されたのが1952年でした。このシンポジウムは、その60周年を記念し、パターン形成と反応拡散系の研究者が最先端の知識を共有するのを目的として開催されました。参加者人数は78名(米国3名、ドイツ3名、英国1名、オランダ1名、仏1名、中国1名)。
理学部地球惑星物質科学 2年 中嶋灯奈さんは、大和日英基金東北スコラーシップ奨学金で、2月10日から4月4日までケンブリッジに短期留学しました。大和日英基金東北スコラーシップ奨学金とは、2011年3月11日の東日本大震災を受け、大和日英基金がブリティッシュ・カウンシルとの提携により、東日本大震災被災地域の学生支援のため設立したものです。
「イギリスでの留学は大変充実したものでした。ケンブリッジ大学の学生さんと一緒にリコーダーを演奏したり、化石採集や考古学の学会に参加するなど数々の貴重な体験ができ、興味を深められたとともに外国の視点から日本を見つめ直す良い機会になりました。」と留学の感想を語る。
8月24日(金)、東北大学理学研究科合同A棟205号室にて、『アルスタウンミーティング@仙台 福島原発事故の反省と「科学と社会」の在り方について』が開催されました。このタウンミーティングは学術文化同友会アルスの会と東北大学GCOE「物質階層を紡ぐ科学フロンティアの新展開」が開いたものです。参加者は26名。
アルスの会会長の中井浩二先生は、仙台のアルスタウンミーティングは、哲学者の参加を得られることが特徴でどんな意見がでるか楽しみにしていると述べられました。GCOE拠点リーダーの井上邦雄先生は、「市民感情に配慮して、福島原発事故について思っていることをなかなか言い切れないでいたけれど、1年半経ち、ある程度言いたいことを言える状況になってきました。今日の議論で、科学者の専門的知識をどのようにして社会に還元できるのか、深く掘り下げて論理だてて議論していければいいと思っています。」と挨拶しました。
第1部は、野家啓一先生による「3.11以後の科学技術と倫理」、直江清隆先生による「原発事故と科学技術倫理」、横山広美先生による「震災後の日本における科学の価値観」をご講演いただき、第2部は「国会事故調」による提言、「アルスの提言」(案) について討論会を行いました。講演会で横山先生が「信頼」が科学の価値を決めるひとつの指標になっていて、専門性との兼ね合いが難しいとおっしゃていたのが印象的でした。立ち位置次第でがらりとかわってしまうようなものが指標なんですね。野家先生と直江先生は、震災後、「科学技術の研究開発の方向性は専門家が決めるのがよい」という市民の意見が激減したことからはじめて、科学者の社会に対する倫理はどうあるべきか、高レベル廃棄物処分における世代間の倫理をどう考えるか、今後のエネルギー政策に対して専門知識のない市民はどう合意を得るべきなのか、といった困難な問題を議論しました。参加者からも学者の社会への発言・情報発信や、SNSの役割などについて活発な意見交換がありました。
アルスの会では、このようなタウンミーティングを東京、大阪、奈良で開催しており、討論された問題点等を発信しています。
8月12日(日)、せんだいメディアテーク7階スタジオシアターにて、「もしも君が杜の都で天文学者になったら。。。」に応募した高校生による研究発表会が行われました。「もし天」は、東北大学天文学教室と仙台市天文台が共同で開催する、高校生向け天文学者職業体験実習で、8月6日から12日まで一週間合宿し、高校生自らが研究テーマと研究計画を立案して天文台の望遠鏡で観測し、そのデータを解析して宇宙の謎の解明をするプログラムです。最終日は、一般の人達の前で、チームの研究成果を発表することになっています。発表はチームSKOTが「星雲の進化-星雲の形と年齢の関係」、チームSpiralが「渦状銀河の腕の謎に挑む」でした。日夜の観測とデータ解析で睡眠不足になりながら発表する高校生の姿を親のように見守るサポートの大学院生の姿が印象的でした。
※参考
・もし天ホームページ
8月1日(水)、物理系1・2年生を対象とした高エネルギー加速器研究機構(KEK)と大強度陽子加速器施設(J-PARC)見学会が行われました。物理学専攻の研究室には、これらの実験施設を用いて、素粒子・原子核物理学、物性物理学における様々な最先端の研究活動を行っているグループがあります。 そこで物理学科では、最先端の研究を行っている研究者達から直に説明していただきながら、施設を実地見学するツアーを毎年実施しています。今年も約50名の参加者がありました。1日で研究施設を2つも回るというハードなスケジュールでしたが、実際に加速器や検出器を見学して、最先端の科学が身近に感じられたのではないでしょうか。
7月13日(金)、AOSISにて理学部・理学研究科主催のビアガーデンが開催されました。今年は、飲み放題、食べ放題ということもあったせいなのか、約180人の参加がありました。第1回目についで2番目に多いとのことです。飲み物、食べ物が早々になくなってしまい申し訳なかったと実行委員の方はいっていましたが、下の生協から調達して楽しんでいるグループもあり、大盛況でした。
| ツアー参加研究室 | 場所 / 担当教員 |
|---|---|
| 素粒子・宇宙理論&原子核理論 | 合同B棟 / 石川洋准教授、小野章助教 |
| 素粒子実験(ニュートリノ) | ニュートリノ科学研究センター 白井淳平准教授 |
| 素粒子実験(加速器) | 物理・化学合同棟 / 山本均教授 |
| 原子核実験 | 合同B棟 / 田村裕和教授 |
| 物性理論 | 合同B棟 / 石原純夫教授 |
| 極低温量子物理 光電子固体物性 |
物理系研究棟 木村憲彰准教授、佐藤宇史准教授 |
| ソフトマター・生物物理 | 合同B棟 / 今井正幸教授 |
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| ▲見学会について説明する北野先生 | ▲物性実験チームの説明をする木村先生 |
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| ▲装置をアルミホイルで包むにはちゃんと理由があるのです | ▲リニアコライダーについて説明 |
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| ▲カムランドのリアルタイムデータにわくわく! | ▲宇宙の組成は90%以上が未知のもの |
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| ▲原子核は陽子と中性子からできています | ▲生物を物理で解明...はじめてきく分野に興味津々 |
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| ▲物性理論の計算機室を見学 | ▲実際に実験で使っていたドリフト・チェンバー |
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| ▲ツアーの後はお茶をのみつつ座談会 | ▲アンケートをチェックする北野先生と田村先生 |
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| ▲最後は自由見学、グラフェンについて質問中 | ▲グラフェン(注:黒い部分です) |
2012年5月12日(土)、東北大学片平キャンパスさくらホールにて東北大学大学院理学研究科化学専攻 理論化学研究室百周年記念行事が開催されました。
理論化学研究室は片山正夫先生を初代教授として、鮫島實三郎先生、箕作新六先生、富永斉先生、小泉正夫先生、中川一朗先生、國分泱先生、大野公一先生、現在の美齊津文典先生で9代目になります。理論化学研究室の卒業生、学生、元職員ら 約40名が参加し100周年を祝いました。
5月19日(土)、仙台での物理学専攻2012年度大学院説明会が行われました。物理学専攻では、学外者だけでなく学内者にも参加を勧めています。全体説明で物理専攻の概要、カリキュラム、研究分野、就職などについて説明を受けた後、研究室見学が行われました。研究室見学は80分ずつ2回に分けて行われ、研究分野、キャンパスごとに10コースの中から選択することができます。青葉山キャンパスだけでなく希望者には、金属材料研究所や多元物質科学研究所のある片平キャンパスや三神峯の研究施設へも案内されます。直に実験装置や研究室を見ることで、パワーポントでは説明しきれない物理学専攻の魅力を感じとっていただけたのではないでしょうか。参加者は昨年を上回る約70名で4割が学外者でした。
3月16日(金)、数理科学記念館にて数学専攻 西川青季先生の最終講義「複素フィンスラー計量と調和写像-数学や人との思いがけない出会い-」が行われました。始まる10分ほど前に伺った時には、すでに教職員や在学生、卒業生のみなさんで会場はあふれ、補助席を追加しましたがそれでも足りず立ち見が出るほどの超満員となりました。
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西川先生は幾何学的変分問題、測地線や面積最小曲面の一般化である「調和写像」の存在問題と応用を研究、また長年に渡り数学専攻が発行する欧文数学専門誌『東北数学雑誌(Tohoku Mathematical Journal)』の編集長を務められました。
最終講義は西川先生が手紙を読むところから始まり(手紙は、西川先生が東北大ではじめて持った演習を受けていた卒業生から届いたものでした)、ご自身の学生時代や研究テーマに巡り会うきっかけとなった、数学や人との思いがけない出会いにまつわるエピソードなどをお話してくださいました。
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西川先生は、間違いなく日本の数学を牽引されてきた中心的存在である。その西川先生に、「東北大学の幾何セミナーに話に来ませんか」と大学院生の時に声をかけていただいたことを今でもはっきりと覚えている。おそらく、アウェイでの始めての機会ではなかったか。
西川先生は、細やかな気遣いをされることでも有名で、「青葉山に来るバスの中には理学部キャンパスに来ないものもありますので、気を付けて乗ってください」と事前に忠告をいただいた。ところが、仙台駅より乗ったバスはどんどん山を登り始め、行けども行けども「理学部前」(自然標本館前)に着かない。理学部キャンパスが予想以上に自然に恵まれたロケーションにあったため、(今思えば)入試センターあたりで青くなっていたのである。ようやく辿り着いた私を西川先生始め、幾何グループの皆さんが優しく歓待してくれたおかげで、無事講演を終えた。西川先生の最終講義・祝賀会でのご挨拶、人生をセミになぞらえ、穏やかながら新たな決意を語られた素晴らしいものであった。
5月12日(土)、東北大学東京分室(サピアタワー10階)にて、東北大学大学院理学研究科 合同入試説明会2012が開催されました。東北大学理学研究科の紹介の後、各専攻にわかれて専攻概要、入学試験について、各研究室等を紹介しています。今年で4回目となり、以前この合同入試説明会の参加者だった院生が、研究室の紹介をするということなどもあり、だんだん根付いてきたのかもしれません。
参加者は45名。内訳は、化学専攻10名、地学専攻4名、地球物理学専攻10名(A領域3名、B領域7名)、天文学専攻9名、数学専攻2名、物理学専攻13名でした。昨年より少し減っているのは、数学専攻の参加者が少なかったためだと思われます。
東京会場に出席できなかった方は、仙台会場で説明会を実施している専攻もありますので、ホームページを確認してください。
| 2月24日(金)、物理学専攻の新博士講演会、専攻賞授賞式、祝賀会が開催されました。このイベントは、新博士の誕生をお祝いしようと2007年度より始まり、今年で5回目になります。まずはじめに、16時より総合棟745号室にて、新博士を代表して3名の講演が行われました。 |
4月6日(金)~7日(土)、国立岩手山青少年交流の家にて新入生オリエンテーションが行われ、新入生、引率の教員・学生など約400名が参加しました。
理学部では、カリキュラムの履修法法や時間割の組み方、学生生活を送る上での注意点などを1泊2日かけて行っています。泊まりがけのオリエンテーションを行っているのは東北大学では理学部のみだそうで、資料を調べてみるとおそらく平成8年度が最初だったようです(*中止となった年も有り)。理学部OBである引率の先生もこの旅を経験しており「懐かしいなあ」とお話されていました。
出発した初日は荒れ模様で一日中ほとんど吹雪でしたが、2日目は時折、晴れ間がのぞき雄大な岩手山を望むことができました。
先輩たちからは「オリエンテーションがきっかけで友人ができた」というお話をよく聞きます。入学式翌日に出発ということもあり最初は緊張していた様子の新入生も、次第に友人や先輩と時間割について相談したり、それぞれの出身地の話題で盛り上がったり雪合戦をしたり...1泊2日の旅を満喫できたのではないでしょうか。
【1日目】
【2日目】
3月15日(木)、せんだいメディアテークにて、東北大学理学部開講100周年記念公開シンポジウムが開催されました。
理学研究科では「ヤングブレインズ(若き頭脳集団)の連携による学際的研究の創出・創生・創造・展開」を目標に、教育研究活動の一環として、異分野間の交流を図るため6専攻合同シンポジウムを2007年度から開催しています。
6専攻合同シンポジウムでは、理学研究科のヤングブレインズが主体になり、研究成果を発表し意見交換を行うほか、広く学外に情報発信も行っています。
2011年9月、理学部は開講100周年を迎えました。理学部開講100周年記念行事の一環として、これまで行われていた6専攻合同シンポジウムを学外にて開催しました。
来場者数は、学内248人、学外129人でした。
1月21日(土)、TKPガーデンシティ仙台にて、有機分子触媒による未来型分子変換の第1回公開シンポジウムが開催されました。計画班の研究代表者全員による平成23年度の研究成果、今後の方向性についての発表、山本尚先生(シカゴ大)をお招きして「新しい有機触媒の開発を目指して」と題した特別講演などが行われました。
シンポジウムは180名を超える参加者、懇親会は58名の方が出席と大盛況のうちに閉会しました。寺田先生によると、公募班員がまだ決まっていない現時点では、かなり多くの方にご出席いただいたということです。
この領域研究は、「有機分子触媒」をキーワードとする研究グループを組織し、有益な知的基盤を共有・統合化することで有用物質合成(医薬品、農薬、機能性材料など)におけるトータル効率(低環境負荷、省エネルギー、収率、選択性、工程数など)に優れた方法論を開発し、革新的な科学技術の開拓に基づいた「モノづくり」の新たな未来像の創出を最終的な目標としており、有機分子触媒を基礎とする「A01班:触媒開発」、「A02班:反応開発」、「A03班:合成法開発」3つの研究項目を設定して「計画研究」により重点的に研究しています。領域代表を化学専攻 反応有機化学研究室の寺田眞浩先生が務めています。
◆日時:12月1日(木)9時30分~17時00分
◆場所:理学研究科大講義棟
◆主催:東北大学大学院理学研究科・理学部
12月1日(木)、理学研究科大講義棟にて、平成23年度東北大学大学院理学研究科・理学部技術研究会が開催されました。この技術研究会は、技術系職員が日常業務において創意工夫し努力する中から生まれた成果を発表し、また広い分野での日頃の経験を発表し合うことによって技術の交流と向上を図ることを目的として開催しています。
また、理学研究科技術賞の表彰と受賞講演も併せて行われました。今年度は、「ガンマ線プロファイル高速測定のためのFPGAを用いた汎用ロジックモジュールの開発」により東北大学電子光理学研究センターの南部健一さん、「東北地方太平洋沖地震発生後の緊急観測システムの構築」により地震・噴火予知研究観測センターの平原聡さん、中山貴史さん、鈴木秀市さん、出町知嗣さん、海田俊輝さんが受賞されました。
特別講演は、物理学専攻の小池武史先生『冷凍機冷却式ゲルマニウム検出器と福島第一原発事故への対応』でした。小池先生は、原発のある大熊町の依頼により警戒区域内での放射線量と土壌測定を行い、金沢大と協力して分析をされています。講演では、この測定にも使用されたゲルマニウム検出器のハイパー核カンマ線分光実験を紹介してくださいました。
►東北大学 理学研究科・理学部 技術部のHP
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9月22日(木)から24日(土)の3日間、2011年度 資源地質学会若手会 秋季巡検として、秋田県北鹿地域の黒鉱鉱床の見学会が行われました。この地域の黒鉱鉱山や周辺の岩石を観察することが
主な目的です。今回、「現場のフロンティアサイエンス」でお世話になっているGCOE研究員の山田亮一さんが、案内者に入っていることもあって、我々取材班も同行させていただきました。
資源地質学会若手会というのは、今回の巡検を企画された野崎さん(海洋研究開発機構)、実松さん(産業技術総合研究所)らが中心となって、資源地質を研究する若手が増えてきたこと、これからは学会の運営も若手が中心にならなければいけないとの考え方から、2009年度に発足しました。年に1回野外巡検を行っており、これまでに九州地方の四万十帯の地質巡検や、釜石鉱山で巡検を行っています。今年は、若手会のみなさんが秋田県北鹿地域の黒鉱や、黒鉱を含む地層に興味があるということで、この地域に長く勤務された山田亮一さんが案内するということになり、最終的に東京大学、九州大学、産総研、JAMSTEC、JOGMEC、秋田大学などから総勢25名の参加がありました。
黒鉱鉱床というのは、昭和30年代の初めに、それまでの常識を覆す品位、規模を持つ鉱床が次々と発見され、黒鉱ブームと呼ばれて、昭和40年代には盛んに研究されていましたが、オイルショックやプラザ合意に伴う円高や採鉱コストの上昇でほとんどの鉱山が閉山し、現在まで黒鉱の研究を続けている人は少なくなっていました。しかし、最近、海底で発見された熱水鉱床が黒鉱にそっくりであるこが知られてくると、若い研究者達が再び興味を持ちはじめ、今回の黒鉱巡検という流れになりました。
今回、最初に訪れた小坂鉱山は、日本で最初の黒鉱として露天掘りされた鉱山であり、黒鉱発祥の地です。黒鉱巡検する際には、まず、第一に押さえなければならない地です。次に訪れた松峰鉱山試料室には、現在は閉山して観察することができないたくさんの黒鉱試料が収蔵されています。鉱山会社の正確な地質情報を始めとして、地下の情報が立体的に集まっており研究資料として有効です。参加したみなさんは、今ではとても貴重な黒鉱や図面をさかんにカメラで撮影していました。
最後に、花岡鉱山の観音堂露頭を訪問しました。この場所は海底熱水鉱床と同じ黒鉱のチムニー(煙突)の構造を見ることができます。案内人の1人の本学の長谷川樹(M1)さんの研究対象になっている場所でもあります。みなさん、良い試料を採ろうと暗くなるまでハンマーをふるう姿があちこちで見られました。
東北大学では、分散しつつある黒鉱のデーターの集約に力をいれており、自然史標本館にもその一部が展示されています。これらの試料は実は大変貴重なものなのです(自然史標本館に行ったら只の黒い石と思わないでね)。日本近海には、多くの海底熱水鉱床が見つかっており、資源の少ない日本ではレアメタルを含んでいる海底熱水鉱床が今、大いに注目をあびています。黒鉱鉱床は、化石化した海底熱水鉱床であり、黒鉱を調べることで海底熱水鉱床の全体像やその成り立ちがわかると期待されているのです。
なお、今回の巡検は、環境科学研究科の小坂分室を宿泊施設として利用しました。ここは、学生や教職員のフィールドワークの拠点となっています。
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◆日時:9月16日(金)14時30分~17時00分(懇親会:17時15分~19時15分)
◆東北大学片平キャンパス さくらホール
◆共催:日本化学会東北支部、東北北大学理学研究科、国立大学協会
9月16日(金)、片平キャンパスさくらホール2階にて、防災・日本再生シンポジウム「東北地方の化学と教育:3.11から189日の歩み」が開催されました。このシンポジムは、当初、化学実験室のあり方について震災に耐えうる実験室の設計に役立てられないかと企画されたものでした。6名の先生のお話から、各々どんなことがきるか考えさせられたのではないでしょうか?
閉会の挨拶で美齊津先生は、復興はまだ道途中なので今後ともこのシンポジウムをシリーズ化したいと語られました。
尚、本シンポジウムの内容の一部は、雑誌「月刊化学」(化学同人)2011年12月号に掲載され、より広く化学教育・研究に携わる人々に公開される予定です。
►追記
月刊化学12月号に掲載されました。化学同人会のサイトでこの特集記事を無料閲覧できます。(電子ブックとして閲覧できるそうです)
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11月1日(火)、福島東高校のみなさん68名が理学研究科を訪れました。午前中地学専攻 掛川先生の講義を受けた後、掛川先生の案内でキャンパスの散策。午後から自然史標本館の見学というコースでした。生協の食堂でお昼を食べている最中に理学研究科の避難訓練があり、驚いたのではないでしょうか?自然史標本館では、大きなイワシクジラの標本を見上げる姿、人骨の前で写メと撮る姿、ステゴザウルスの真似をする姿などを見かけました。無邪気な高校生の様子に、掛川先生も笑顔で説明しておりました。
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11月1日(火)、平成23年度東北大学理学研究科防災訓練を実施しました。
本年3月11日に発生した東日本大震災の余震に備えて、被害を最小限に抑えるためには緊急地震警報システムを活用した実践的な避難訓練を実施し、システムの周知、防災行動力の向上を図っておくことが大切です。
今回の防災訓練では、災害発生時の各人のとるべき行動の確認、避難ルートおよび避難場所、備蓄品置き場の確認、安否確認の訓練、備蓄品の使用方法の確認を目的にしています。
11時55分、緊急地震警報発生のアナウンスをきっかけに、避難訓練開始。
各自、指定の避難場所へすみやかに移動。専攻ごとに安否確認をして、担当者が災害対策本部へ報告します。
この訓練をしていたおかげで、3月11日の地震にも落ち着いて対応ができたのではないでしょうか。
参加者は1,358名でした。みなさん、お疲れ様でした。
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