生命科学研究科主催の西平守孝名誉教授「日本学士院エジンバラ公賞」受賞、大類洋名誉教授「日本学士院賞」受賞記念講演会が、7月5日、生命科学プロジェクト総合研究棟にて開催されました。日本学士院賞は1910年に創設され、今回で100回目、日本学士院エジンバラ公賞は1987年に創設され、今回で12回目。授賞式は、6月21日に、天皇皇后両陛下も出席されて日本学士院会館にて行われました。
自然保護の研究業績に与えられる日本学士院エジンバラ公賞を受賞された西平守孝名誉教授は、ご退職時は生命科学研究科ではありますが、理学部・理学研究科に長く在職されております。1967年に理学研究科で博士課程を修了し、助手・助教授として務められた後、琉球大学と京都大学で助教授を、さらに琉球大学教授を歴任されました。1991年から10年間、生命科学研究科に移られるまで理学部教授でご活躍されました。受賞理由である「棲み込み連鎖」は、生物分析科学と生物保全学の学術的基礎科学の発展に貢献しています。