11月26日、数理科学記念館にて、平成22年度東北大学大学院理学研究科・理学部技術研究会が開催されました。この技術研究会は、技術系職員が日常業務において創意工夫し努力する中から生まれた成果を発表し、また分野での日頃の経験を発表しあうことによって技術の交流と向上を図ることを目的として開催しています。
　技術賞受賞者による講演、地学専攻中村智樹准教授による特別講演の他、10名による技術関連発表がありました。
　今年度の理学研究科技術賞は、旋盤加工、アーク溶接の熟練した技術を駆使し、さまざまな装置や測定器の製作で理学研究科の教育研究に多大な貢献をされた機器開発・研修室の津田隆さんが受賞されました。

花輪研究科長の挨拶

選考委員長の飛田先生より平成22年度理学研究科技術賞の講評

理学研究科技術賞表彰：津田隆さんに記念の楯を授与

受賞者講演「東北大学を支えた創意と工夫の44年間」

中村智樹先生の特別記念講演
「小惑星探査機『はやぶさ』の科学成果とサンプルカプセル解析の現状」

高橋重信さん「加速器冷却系を担当して30余年」

河野俊夫さん「地震観測42年」

＊技術部のホームページ