東北大学 大学院理学研究科・理学部

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【ワークショップ】12月20日-21日 量子ビームを用いた 物質・生命科学の新展開(Ⅰ)—東北大とKEKの連携を礎として—

東北大学における研究、教育は、多岐にわたるサイエンス分野を網羅し、その活動は学外にも広がっています。全国大学共同利用研究施設や、放射光・中性子・ミュオンなどいわゆる量子ビーム大型施設では、東北大学は主たるユーザー機関の一つとして、これら施設の積極的な利用を行い、研究者が手がけた物質・材料による研究が幅広く行われています。最近では、物質・生命科学の多様化と高度化により、これら量子ビームのニーズがますます高まっています。東北大学の物質・生命科学をさらに推進させるためには、これら大型施設への大学としての積極的な参画が重要で、それを推し進めるためのワークショップを企画いたしました。

第一回は、東北大学の研究者による、幅広い分野の物質・材料・生命科学や学際科学の紹介と、全国大学共同利用研究機関である高エネルギー加速器研究機構(KEK)の研究者を中心とする、量子ビームの新しい利用法の紹介、さらには両者のマッチングを議論し、大学として量子ビーム利用をさらに活性化させるための、量子ビームプラットフォームの拠点形成などについての議論も行います。全国大学共同利用研究機関である高エネルギー加速器研究機構(KEK)と東北大学の連携は、KEK設立当初から、個々の研究者レベルでは、素粒子・原子核分野から物質科学・生命科学まで幅広くかつ継続的に行われてきました。また平成22年には、東北大学とKEKの間に包括的連携協定が結ばれ、正式な連携がスタートしました。

これら両機関が、今後一層連携・協力し、新たな学際科学の地平を開くことは、両機関の今後の発展に重要であるばかりでなく、21世紀に相応しい大学共同利用のあり方を実践的に探る上でも大変大きな意味を持っていると考えます。ご興味をお持ちの方々の積極的なご参加をよろしくお願いいたします。



◆日時:12月20日(火)13時00分~、21日(水)9時00~13時30分

◆場所:金属材料研究所 講堂

※詳細はこちら | ポスター

主催:WPI-AIMR・理学研究科・金属材料研究所・多元物質科学研究所

世話人:小谷元子、山田和芳(WPI-AIMR)

事務局:岩佐和晃(理学研究科)、大山研司(金属材料研究所)

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