東北大学 大学院理学研究科・理学部

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【イベント】11月16日(金) 物理科学の最前線 「動的構造科学は新しい物質科学につながるのか?−非平衡機能物性開拓を目指して−」

「物質の構造」と「性質(物性)」の関連の解明、ならびにその研究のために用いる技術開拓は、固体物理は言うに及ばず、広範な物質科学に共通する最も基本的テーマです。しかしながら、光励起状態のような高いエネルギー状態にある凝縮系物質、ましてや動的に構造が変化したり揺らいだりしているものの研究は、技術的困難によって今日に至までほとんど皆無でした。しかし、昨今のレーザー光源科学、各種加速器科学の進展とその協力によって、物質の動的な構造変化の観測、それも10兆分の1秒以下という(固体中の主たる素励起のエネルギーの逆数に相当します)時間分解能を持って観測することが可能となってきました。そこで本講演では、時間分解構造解析技術の動向ならびにその物質科学的意味合いを実例に基づきながら解説します。そして、物理、化学、生物、材料科学全体を包含する新分野の未来を皆さんと考えたいと思います。


■日時:11月16日(金)17:00~18:00
■場所:理学研究科 物理系講義棟3階 第1講義室(キャンパスMAP
■講師:腰原 伸也 氏(東京工業大学大学院理工学研究科)
■⼊入場無料
物理学専攻WEBサイト

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※講演に先立ち、4:30 pm より講師を囲んだお茶の時間を講義室の前で楽しみます。学内の方はマイコップを歓迎します。茶菓子を頂きながらリラックスした雰囲気の中、講師の先生とのお話しが可能です。

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