東北大学 大学院理学研究科・理学部

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【特別セミナー】12月20日(金)「科学の不定性と巨大科学-高エネルギー加速器を例に」

科学の言葉で問うことはできても、科学によって答えることができない問題はトランスサイエンスと呼ばれている。非常に低レベルの放射能による人体影響などがその典型例である。このような問題は科学の問題としては時間をかけて少しでも解明できれば良い。しかし、技術の問題となると、疑問が解明されるまでものを作らない、というわけにはいかない。

ヒッグス粒子を発見したヨーロッパ原子核研究所(CERN)の加速器LHCなど 大型で最先端の装置を作る場合には、 トランスサイエンス的な不定性が現れることが多い。日本で建設され、小林、益川のノーベル賞受賞に貢献したKEKB加速器を例として、設計の段階で現れる不定性と、それへの対処法について考える。


◯ 日時:2013年12月20日(金)16:30~18:30
◯ 会場:東北大学理学研究科合同A棟3F第4共通講義室303号室※キャンパスマップ H-02
◯ 講演者:平田光司(総合研究大学院大学 学融合推進センター教授・センター長)
◯ タイトル:科学の不定性と巨大科学-高エネルギー加速器を例に
◯ ポスター
◯ 科学と社会website



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