本年は周期表発見から150年にあたり、UNESCOから国際周期表年と宣言され、世界各地でイベントが行われています。

国際周期表年2019 https://iypt.jp/

12月5日に東京で開催される閉会式( https://iypt.jp/en/program.html )において化学教室初代教授である小川正孝先生の業績がとりあげられます。

新元素発見の歴史のなかで、小川正孝先生がニッポニウム発見で大きな業績を残しました。当時ニッポニウムは新元素と認定されませんでしたが、その後、実はレニウムを発見していたことが判明したという経緯があります。

プログラム中の
14:50-15:10
Prof. José Ramón Bertomeu-Sánchez (Institute "López Piñero" for the History of Medicine and Science, University of Valencia, Spain) [Video Presentation] "Periodic Classifications in Action: Arranging and Discovering Elements during the 19th and Early 20th Century"
の講演にて、20世紀前半の研究者の努力をご説明いただく中で、小川正孝先生のご業績をご紹介いただきます。

閉会式の様子は、YouTube （https://iypt.jp/en.html ※当日までに掲載予定）にてリアルタイムでご覧いただくことが可能です。

リンク：理学部開講100周年フォトギャラリー