講演会の概要

 最先端のサイエンスをわかりやすく紹介する東北大学大学院理学研究科の公開サイエンス講座。今回のテーマは、アジアで初めて元素命名権を獲得した113番新元素です。
 元素は宇宙の重要な構成要素。日本の研究グループによる長年の研究で113番目の新元素が発見され、昨年大晦日には命名権獲得のビッグニュースが飛び込みました。「ニホニウム」と名付けられた113番新元素が、まもなく皆さんが使う教科書の元素周期表に書き込まれます。
 公開サイエンス講座では、この世紀の大発見についてみなさんにやさしく説明します。わくわくどきどきすること間違いありません。是非、公開サイエンス講座にお越し下さい!


開催情報

開催日時 2016年12月10日(土)13:30-16:00(開場13:00)
場  所 東北大学文科系総合講義棟 2階大講義室 (東北大学キャンパスマップ 川内キャンパス Cエリア C19)
仙台市地下鉄東西線「川内駅」または「国際センター駅」より徒歩5分
*会場に駐車場はありません。公共交通機関をご利用ください。
対  象 小・中・高校生、および一般、どなたでもご自由にご参加下さい。
参 加 費 無 料
お問合せ 東北大学大学院理学研究科・理学部 広報・アウトリーチ支援室
TEL:022-795-6708 FAX:022-795-5831
Email: sci-koho[at]mail.sci.tohoku.ac.jp
*[at]を@に置き換えてください。
主  催東北大学大学院理学研究科、東北大学電子光理学研究センター
共  催理化学研究所 仁科加速器研究センター
後  援宮城県教育委員会、仙台市教育委員会、青葉理学振興会

プログラムと講師の紹介

プログラム 司会:東北大学電子光理学研究センター 教授 須田利美
13:30 開 会 東北大学大学院理学研究科長 教授 早坂忠裕
13:40 [講演] ニホニウムみたいなとても重たい元素の話 東北大学大学院理学研究科 准教授 萩野浩一
14:20 休 憩
14:30 [講演] ニホニウム発見物語 仁科加速器研究センター超重元素分析装置チーム チームリーダー 森本幸司
15:20 質疑応答
16:00 閉 会 東北大学電子光理学研究センター長 教授 濱広幸

講 師

萩野 浩一(はぎの こういち)
1989年東北大学理学部入学、1998年3月東北大学大学院博士課程修了、博士(理学)取得。1998年10月~2000年11月ワシントン大学研究員、2000年12月~2004年4月京都大学基礎物理学研究所助手、2004年5月~2007年3月東北大学大学院理学研究科助教授、2007年4月~同准教授、現在に至る。専門は原子核理論、特に核融合反応及び中性子過剰核の構造。

森本 幸司(もりもと こうじ)
1991年大阪市立大学理学部物理学科卒業、1996年立教大学理学研究科原子物理学専攻後期博士課程修了、1996年立教大学博士(理学)取得、1996年東京大学宇宙線研究所教務補佐員、立教大学非常勤講師、1997年科学技術振興事業団研究員、1998年理化学研究所研究員(2007年より先任研究員、2008年より専任研究員)、2009年~仁科加速器研究センター超重元素分析装置チーム チームリーダー

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