主旨

(記 2012年6月)

原発の稼働の可否,地球温暖化への対処など,科学技術の問題は科学が答えを決めるのでしょうか.専門家の判断は絶対なのでしょうか.
学校では「正解のある科学」が教えられます.しかし,先端技術の評価や環境予測など,現実社会の中で科学は正解を用意できません(科学の不定性).では,主権者たる市民,行政,そして司法は,このような本質を持つ科学,これを用いる専門家とどう向き合えば,主体的判断に活かせるのでしょうか.
このシンポジウムでは「不定性」が端的に現れる法廷を例に日本の制度的問題を明らかにし,世界最先端の「コンカレント・エヴィデンス方式」(マクレラン判事),「専門知の不定性」(スターリング教授)の知見を踏まえることで,科学の不定性を直視した社会制度のあり方を議論します.




*シンポジウムでは、一般の方にも理解できる内容となるよう講演者に依頼しています.
同時通訳(日本語、英語)あり。
社会と科学の関係に興味をお持ちのどなたでも,気軽にご参加ください。


注)シンポジウムは終了しました。


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