更新履歴2010-2014

2014/10/24(金)シンポジウム
「科学の専門知を法廷でどう扱うか? NSW土地環境裁判所長官Preston判事を迎えて」

10月24日(金) 10:00-12:30
@弁護士会館講堂「クレオ」(東京都千代田区霞が関)

1024シンポジウムポスター 裁判では法的判断に際し,多様な不定性を内在する科学技術・医療などの専門知を利用する必要が生じます.専門知活用のための新しい手法として世界的に注目される「コンカレント・エヴィデンス」を育んだオーストラリア・ニューサウスウェールズ(NSW)州土地環境裁判所長官として豊富な経験を持つブライアン・プレストン判事の来日を機に,日豪一線の実務法律家が具体的工夫・手法を互いに紹介し,法学者・科学者と共に今後の可能性と課題を明らかにしていきます.
  • 日時: 10月24日(金) 10:00-12:30
  • 場所: 弁護士会館講堂「クレオ」 東京都千代田区霞が関1丁目1番3号
  • 講演: オーストラリアNSW土地環境裁判所長官 Brian Preston 判事 、東京地方裁判所 岡崎克彦判事、 東北大学法科大学院 信濃孝一教授
  • パネルディスカッション: 講演者3名,岡山地家裁・寺田利彦判事,東大法・米村滋人准教授
  • 司会:  立命館大法 渡辺千原教授,東北大理 本堂 毅准教授 
  •   
  • 主催: 科学研究費補助金・基盤研究(A) 「科学技術の不確実性と法的規制―学際的観点からの包括的制度設計の試み 」
  • 共催:  科学研究費補助金・基盤研究(A) 「科学の多様な不定性と意思決定:当事者性から考えるトランスサイエンス」
  • 参加対象: 法律家,医学,工学等を含む広い意味での科学者,科学的専門知の利用に関心があるジャーナリストや研究者
  • 要事前申込です。 詳しくはこちらのサイトにてご確認ください。

白黒のポスター

2014/9/17

2014年度 大学院講義「科学と社会」-「法と科学」について

【注意】シラバスから日程が変更になっています。

10/31・11/1(予定)10/10(金)・10/11(土)

日程変更のお知らせポスター 2014年の大学院講義「科学と社会」では、「法と科学」をテーマに、法廷での科学的知識の活用を専門としている渡辺千原氏(立命館大学法学部教授)をお招きして講座を行います。

 

  • 日時:集中講義形式 10月10日(金)午後1時〜6時30分、10月11日(土)午前9時半〜12時
  • 場所:理学研究科 第三講義室(205)
    • 10/10(金)の4時30分〜6時30分は第二講義室(204)
  • 詳しくは2014科学と社会にてご確認下さい。

2014/2/13,日時は8/4に確定、場所は8/22に更新

2014/9/28(日)公開シンポジウム
科学研究の規制と法 〜〜「研究不正」をどう扱うべきか?〜〜

2014年9月28日(日) 13時00分〜17時30分 
@東京大学医学部 鉄門記念講堂

このシンポジウムでは、研究に対する規制を行う際にどのような原理・原則に立つべきか、法学、生命科学、科学技術社会論の立場からこの問題に取り組んできた第一人者とも言うべき専門家が一堂に会する形で議論を行います。

「科学の多様な不定性と意思決定」のメンバーでもある水野紀子先生が総合司会を、米村滋人先生が講演とパネルディスカッションで参加されます。

開催要項 印刷用PDF(会場地図入り)

【タイトル】公開シンポジウム 科学研究の規制と法 〜〜「研究不正」をどう扱うべきか?〜〜

【概要】「科学者の倫理とは?」「誰が『研究不正』を認定するか?」「『正しい』科学研究とはどういうものか?」
研究不正問題の背景に潜むこのような問いに答えつつ、科学研究に対する社会の向き合い方、法制度のあり方について考えます。

【会場】 東京大学医学部鉄門記念講堂(医学部教育研究棟14階)

【時間】13時00分〜17時30分

【プログラム】
第1部 講演
大隅典子・東北大学教授(発生発達神経科学)  「科学の健全性を保つために:生命科学の現場から」
藤垣裕子・東京大学教授(科学技術社会論) 「研究倫理と科学者集団の自律性」
中村征樹・大阪大学准教授(科学技術社会論/科学技術史) 「研究不正の規制と科学者コミュニティ:歴史的視点から」
米村滋人・東京大学准教授(民法・医事法) 「科学研究に対する法規制の基本思想」
第2部 パネルディスカッション
大隅典子・東北大学教授
藤垣裕子・東京大学教授
中村征樹・大阪大学准教授
米村滋人・東京大学准教授
長谷部恭男・早稲田大学教授(憲法)
町野朔・上智大学名誉教授(刑法・医事法)
総合司会
水野紀子・東北大学教授(民法・家族法)

【参加要領】参加無料・事前申込み不要です。ただし、報道関係者でテレビカメラ・動画の撮影を希望される場合は、事前に以下の連絡先までご連絡をお願いします。

【問い合わせ】 公開シンポジウム「科学研究の規制と法」事務局〔E-mail: science-law(at)g-mail.tohoku-university.jp〕 ※上記の“(at)”を半角の“@”に置き換えて送信して下さい。

【主催】東京大学・科学研究費補助金基盤研究(A)「生命科学研究の規制と支援の法制度に関する包括的研究」、東北大学・科学研究費補助金基盤研究(A)「科学技術の不確実性と法的規制―学際的観点からの包括的制度設計の試み」

2014/9/3

大学院講義 7/25・26 科学コミュニケーション

場所とテーマを掲載しました。

2014年の大学院講義「科学コミュニケーション」では、長年NHKのディレクターとして災害報道に従事され、現在、関西大学社会・安全学部に所属されている近藤誠司氏にお越しいただきます。

2014年7/25(金)、7/26(土)の二日間の集中講義形式で行います。7/25(金)午後4時半からは「リスク・コミュニケーションにおける社会的論争 〜災害報道の現場を例に考える〜 」というテーマで近藤先生にご講演いただきます。

2014年7月25日(金)午後1時〜4時 場所:第3講義室(理学研究科合同A棟2F 205)

  • 講義: 「リアリティの地平 〜情報と状報〜」
  • ワークショップ: 「リアリティを可視化する」

2014年 7月25日(金)午後4時半〜6時半 場所:第4講義室(理学研究科合同A棟3F 303)

  • 講演「リスク・コミュニケーションにおける社会的論争  〜災害報道の現場を例に考える〜 」

2014年 7月26日(土)午前9時半〜12時半 場所:第3講義室(理学研究科合同A棟2F 205)

  • 講義: 「リアリティの地平 〜正解と成解〜」
  • ワークショップ: 「羅生門プロブレム」

理学研究科合同A棟はAccessのページでご確認ください。

詳しくは2014科学コミュニケーションのページ

2014/6/19

2014年度の大学院講義の情報を掲載しました。

2日間の集中講義形式で行います。

7/25・26 科学コミュニケーション

7/25 午後4時30分〜 セミナー
「リスク・コミュニケーションにおける社会的論争
〜災害報道の現場を例に考える〜 」

2014年の大学院講義「科学コミュニケーション」では、ゲストに近藤誠司氏(前NHK大阪放送局報道部専任ディレクター)をお招きします。

「科学コミュニケーション」は2014年7/25(金)、7/26(土)の二日間の集中講義形式で行います。7/25(金)午後4時半からは「リスク・コミュニケーションにおける社会的論争 〜災害報道の現場を例に考える〜 」というテーマで近藤先生にご講演いただきます。

詳しくは2014科学コミュニケーションのページにてご確認下さい。

10/31・11/1(予定)「法と科学」

2014年の大学院講義「科学と社会」では、「法と科学」をテーマに、法廷での科学的知識の活用を専門としている渡辺千原氏(立命館大学法学部教授)をお招きして講座を行います。

  • 日時:集中講義形式 10月31日(金)午後から夜、11月1日(土)午前から正午
  • 詳しくは2014科学と社会にてご確認下さい。

2014/2/13

[セミナー]2014/6/17 (tue.) 10:40〜12:10
『科学の不定性と社会的意思決定プロセスへの科学者の関与』  
――イタリアの震災事例を中心に――

お茶の水女子大学の大学院全専攻共通科目「トランス・サイエンス論」 特別セミナー

学外・学内から、どなたでも自由にご参加いただけます。

  • タイトル:『科学の不定性と社会的意思決定プロセスへの科学者の関与』
    ――イタリアの震災事例を中心に――
  • 日時:2014年6月17日(火曜日) 10:40〜12:10
  • 場所:お茶の水女子大学 本館1階 103室(生活科学部大会議室)
  • ゲスト講師
    • 本堂 毅 准教授(東北大・物理学)
    • 纐纈(こうけつ) 一起 教授(東大地震研・地震学)
  • 問合せ先:小谷眞男 kotani.masao●ocha.ac.jp (●を@に)

お茶の水女子大学WEBサイトから一部を転載。

当日は、まず地震学者らの法的責任が追及されたイタリアの刑事裁判について、ゲスト講師の纐纈教授から批判的考察を述べてもらいます。これに対して、次に本学教員の小谷が意見を述べます。二人の相対立する意見を踏まえて、ゲストの本堂准教授からもコメントをいただきます。これらの議論を受けて、「トランス・サイエンス論」受講生の院生を含む、本セミナー参加者全員で科学の不定性と社会的意思決定プロセスへの科学者の関与についてディスカッションします。

このセミナーは一般公開としますので、学外・学内から、どなたでも自由にご参加いただけます。 なお、あらかじめ参加が確定している方には、以下の2文献を参考資料としてお送りします。当日は、この2文献をあらかじめ読んできていることを前提に討議をおこないます。

・纐纈一起・大木聖子「ラクイラ地震裁判」(『科学技術社会論研究』11号、掲載予定)
・小谷眞男「L'Aquila震災リスク裁判について」(近刊予定の共同論文集に掲載予定、未定稿)

詳細:お茶の水女子大学のWEBサイトへ

2014/5/22

[セミナー]2014/6/6 (fri.) 13:30〜15:30
「How useful physics is for study of biology?」

Prof. Albert J. Libchaber (The Rockefeller University)

Special seminar by the researcher invited by JSPS Short term S.
学振外国人招へい研究者(短期S)による特別セミナーです。

  • invited speaker: Prof. Albert J. Libchaber (The Rockefeller University)
  • 演題(Title): How useful physics is for study of biology?
  • 日時(Date): June 6 (Fri.) 2014, 13:30〜15:30
  • 場所(Place):理学合同A棟205号室 (Science Complex A, Room 205)
  • ポスターlink to PDF fot seminar poster by Prof. Albert

カオス的秩序の物理的存在をベナール対流系の実験で発見し,それらの業績で世界的に知られるLibchaber氏を,学振短期S(ノーベル賞級の研究者招聘)により,東北大学にお招きすることができました.今回の特別セミナーでは,氏が現在取り組んでいる生命現象への研究と物理学の関係についてお話しいただきます.大変貴重な機会ですので,奮ってご参加ください.

We invite Prof. Libchaber who is known worldwide for the experimental discovery of chaotic order. He will talk on the topic of his current interest “What is life”from physicist’s viewpoint.

2014/5/22

自然科学総合実験の担当日

2014年度の自然科学総合実験は4/15(火)、4/22(火)、5/13(火)を担当します。

2014/04/01

岩波講座「現代法の動態」(全6巻)の「科学者からみた法と法廷」を執筆。
5月に刊行予定

「岩波講座 現代法の動態」が2014年5月に刊行予定です.
([編集委員の先生方]長谷部恭男・佐伯仁志・荒木尚志・道垣内弘人・大村敦志・亀本 洋)

その中の「科学者からみた法と法廷」で一文を執筆しています。興味のある方は是非読んでみてください。

 
岩波書店「2014年の新企画から」
岩波講座「現代法の動態」全6巻〈5月刊〉について紹介されています。以下は転載です。

少子化・高齢化・国際化・情報化等の社会変動が突きつける課題に法が適切に応える方途は何か.法の生成から実現に至るまでのプロセスを追いながら,法学の従来の道具立てを問い直す.17年ぶりの法学講座.

2014/1/28

岩波ブックレット「原子力と理科教育」

「科学の多様な不定性と意思決定」のグループメンバー、香川大学教育学部教授の笠潤平さんの岩波ブックレット「原子力と理科教育」について、2014/1/21(水)の朝日新聞14面の記事に引用があります。

前論説委員で,現在オピニオン編集部の辻篤子さんによる記事「理科教育 自分で考える人を育てる」です.

 
朝日新聞
無料登録をすることで,全文が読めます.
岩波書店ブックレット「原子力と理科教育」
メッセージや目次を見ることができます

2014/1/22

レポート締切:12/31(火)

2013年「科学と社会」の提出物の締め切りは2013年12月31日(火)です。

2013/12/24

大学院講義2013年度「科学と社会」の日時・場所について掲載しました。

教室の場所は、すべて理学研究科・合同A棟ですが、時間により部屋の移動がありますのでご注意ください。

12/20・16:30〜の講演のポスター
特別講演『科学の不定性と巨大科学−高エネルギー加速器を例に』のPDFへリンク
PDF

png画像

12/20(金)
  • 13:00〜16:00
  • 合同A棟204号室
  • ワークショップ@『 トランスサイエンス入門』
  • 16:30〜18:30
  • 共通講義室4(合同A棟303号室)
  • ゲスト:平田光司さんの講演『科学の不定性と巨大科学−高エネルギー加速器を例に』
12/21 (土)
  • 9:30〜12:00
  • 合同A棟205号室
  • ワークショップA 『 さまざまなトランスサイエンス』

■合同A棟の場所は、アクセスページでご確認ください。

■内容について詳しくは「科学と社会」のページをご覧ください。

「科学と社会」ゲスト平田光司さん講演『科学の不定性と巨大科学 −高エネルギー加速器を例に』概要

科学の言葉で問うことはできても、科学によって答えることができない問題はトランスサイエンスと呼ばれている。非常に低レベルの放射能による人体影響などがその典型例である。このような問題は科学の問題としては時間をかけて少しでも解明できれば良い。しかし、技術の問題となると、疑問が解明されるまでものを作らない、というわけにはいかない。
ヒッグス粒子を発見したヨーロッパ原子核研究所(CERN)の加速器LHCなど 大型で最先端の装置を作る場合には、トランスサイエンス的な不定性が現れることが多い。日本で建設され、小林、益川のノーベル賞受賞に貢献したKEKB加速器を例として、設計の段階で現れる不定性と、それへの対処法について考える。

2013/12/05,2013/07/08

【テレビ放送のお知らせ】
11月24日(日)11:30〜12:00 BSフジ『ガリレオX』に出演

タイトル「静粛に! 法廷でぶつかる科学と法律」

BSフジの科学ドキュメンタリー番組「ガリレオX」(毎週日曜日 11:30〜12:00)に科学の多様な不定性プロジェクトメンバーの小林傳司,渡辺千原,本堂毅が出演します.ぜひご覧ください。

  • 放送日時:2013年11月24日(日)11:30〜12:00
  • チャンネル:BSフジ
  • 再放送:2013年12月 1日(日)11:30〜12:00
  • タイトル:「静粛に! 法廷でぶつかる科学と法律」
  • <主な取材先>
    • 小林傳司(大阪大学コミュニケーションデザイン・センター)
    • 本堂毅(東北大学大学院)
    • 渡辺千原(立命館大学)
    • 中村多美子(弁護士)
    • 村上祐子(東北大学大学院)
    • 立命館守山中学校・高等学校
  • 番組内容の詳しいページ(制作の株式会社ワックさん)ttp://web-wac.co.jp/program/galileo_x/
  • BSフジホームページ:http://www.bsfuji.tv/top/pub/galileox.html

3.11以降、科学のあり方が問われている。日本を先進国に押し上げ、 社会を豊かにしてきた科学技術が、事件や事故によって社会問題化したとき、私たちはその科学をどう扱ったらよいのか?例えば法廷では「科学」と「法律」の間の溝は深く、 科学者が証人として呼ばれる科学裁判では、科学者と弁護士の主張が平行線をたどることも多い。 それは科学の持つ不確実性が、リスクをともなう法的・社会的な意思決定を求められる状況で機能しないことにあるという。 最先端の科学技術が引き起こす問題に、科学者と法律家、そして私たちがどう協力してあたるべきかを考える。

2013/11/18

2013/11/17(日) 科学技術社会論学会総会・年次学術大会のワークショップで発表を行います.

研究プロジェクト「科学の多様な不定性と意思決定:当事者性から考えるトランスサイエンス」の一環として、2013年度 科学技術社会論学会総会・年次学術大会【11月16日(土)〜17日(日) 東京工業大学大岡山キャンパス】のワークショップで発表を行います.

学会には会員以外の方も参加可能です.

下記プログラム時間は暫定的なため、今後,変更の可能性が若干ありますのでご了承ください.

2013年11 月 17 日(日) 13:30〜15:00
A-2-3【ワークショップ】裁かれる科学者ー科学の不定性と専門家の責任

オーガナイザー:平田 光司(総合研究大学院大学)

  • 平田 光司(総合研究大学院大学)「はじめに」
  • 纐纈 一起(東京大学)「ラクイラ地震裁判」
  • 米村 滋人(東北大学) 「医療『過誤』訴訟」

ディスカッサント:藤垣 裕子(東京大学)

2013年11 月 17 日(日)15:10〜 16:40
A-2-4【ワークショップ】 科学の不定性と科学教育:判断力を育む理科教育の可能性と課題

オーガナイザー:関根 勉(東北大学)

  • 関根 勉(東北大学)「はじめに」
  • 大木 聖子(慶應義塾大学) 「科学の限界と情報発信:生き抜くための判断を育む防災教育を例に」
  • 笠 潤平(香川大学) 「考え・判断する力を育む理科教育の可能性と課題:英国の理科カリキュラム改革から」

ディスカッサント:小川 正賢(東京理科大学)

詳細

参加費やその他のプログラム
科学技術社会論学会ニュースブログに詳しい内容が掲載されています
2013/09/09

2013/11/12(火)“Biology of Hydra: Do not trust textbooks”

国立遺伝学研究所・発生遺伝研究室の清水 裕先生をお招きしてセミナーを開催いたします。

“Biology of Hydra: Do not trust textbooks”
Hydra, a member of class Hydrozoa of phylum Cnidaria, has been used as a model organism for a variety of research activities that include morphogenesis, positional information, regeneration, pattern formation based upon Turing mechanism, neuroscience. A basic and common concept in these activities is that diffusion or diffusive nature should play crucial roles in Hydra that is small in size (5 to 10 mm in length). In this seminar, such a view is harshly criticized based upon experimental analysis.

2013/10/29

セミナー「Dynamics of cellular materials : from cell mechanics to tissue shape」

  • 2013年10月15日(火)15:30〜17:00
  • 東北大学大学院理学研究科・理学合同B棟821号室
  • 講演者 Francois Graner
  • 所属 Matiere et Systemes Complexes, Universite Paris Diderot - CNRS
  • 講演題目 Dynamics of cellular materials : from cell mechanics to tissue shape

■概要■
During its metamorphosis, a fly changes from larval to adult shape within a few days. The morphogenesis of its tissues is determined by a coordinated collective cell behavior. In turn, the mechanics at the tissue scale feedbacks on the cell level dynamics. In close interaction between biologists and physicists, we have investigated how genetics can affect these different scales. A general set of quantitative tools has been developed and tested on a simple model system: soap froth. It links the sub-cell scale, the cell dynamics, the level of the group of cells, and the whole tissue. The tissue as a whole behaves as a continuous material; its mechanical properties, although complex, can be surprisingly well described by a physical model.

2013/10

「科学者に委ねてはいけないこと」が刊行されます

尾内隆之,調麻佐志 編著「科学者に委ねてはいけないこと」が2013年9月25日刊行予定(岩波書店)です。

2013年度から始まった新しいプロジェクト「科学の多様な不定性と意思決定」のグループメンバーの論考が多く含まれています

more information

岩波書店・編集部だより
「科学者に委ねてはいけないこと」の目次と、岩波書店の編集部の方による企画意図が掲載されています。
「科学の多様な不定性と意思決定:当事者性から考えるトランスサイエンス」
今年度から始動の科研費・基盤(A)による研究プロジェクト「科学の多様な不定性と意思決定」のサイトです。
公開シンポジウム「科学の不定性と社会 〜 いま,法廷では..? 〜」
2012年のシンポジウムの資料のページです。尾内隆之さんの講演のYOUTUBE画像や、研究者の講演スライドなど、科学の不定性に関する貴重な資料を掲載しています。

2013/08/19

大学院講義2013年度「科学コミュニケーション」

2013年7月5日、6日 ゲスト:大木聖子さん

履修者の学生さんは追記事項をご確認くだい。

2013/07/08

新しいプロジェクトについて

科学の不定性との関係で科学教育のあり方などを考えるプロジェクト「科学の多様な不定性と意思決定:当事者性から考えるトランスサイエンス」を今年度(2013年度)より実施します。

公開シンポジウムや研究会などを開催する予定です。>>プロジェクトのサイトへ

2013/04/04

大学院講義2013年度「科学コミュニケーション」

  • 2013年7月5日(金)13時—18時30分、7月6日(土)9時30分—12時30分
  • 1日目
    • 13時〜16時  『地震の科学の限界と情報発信』
    • 16時半〜18時半 セミナー『地震学入門と災害時シミュレーション』ポスターセミナー「地震学入門と災害時シュミレーション」のポスターへリンク
  • 2日目
    • 9時半〜12時半 『災害科学のコミュニケーション』
  • ゲスト:大木聖子さん(慶応義塾大学環境情報学部)
  • 場所:合同A棟2階 205号室(大学院第3講義室)
  • 内容詳細>>2013年度「科学コミュニケーション」のページへ

2013/06

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ワークショップ「科学の不定性と社会ー法、技術、教育」

2012年のシンポジウム「科学の不定性と社会 〜 いま,法廷では..? 〜」 のアフター企画です。

興味のある方はどなたでもご参加いただけます。(ただし定員があるので先着順。)
詳しくはワークショップ「科学の不定性と社会ー法、技術、教育」をご覧ください。

日時:2013年
2月16日(土):11時〜19時10分
2月17日(日):9時30分〜13時

場所:〒606-8501 京都市左京区吉田本町(京都大学本部構内正門正面) 京都大学 時計台記念館 会議室3

2012/02/07

大学院講義「科学と社会」

レポートについて
締切:1月25日(金)
提出先:合同A棟308号室本堂 または 306号室大石
メール提出も可 hondou[のあとにatマーク]mail.sci.tohoku.ac.jp
問い合わせ:内線5823

2013年
1月11日(金)13:00〜18:00
1月12日(土)10:00〜12:00
に行います。

ゲスト:中島貴子氏の講演は、1月11日 金曜日 16:30〜18:00に開催します。

詳しくは「科学と社会」

科学と社会  全体ポスター 中島貴子氏 1/11講演ポスター
科学と社会 全体の案内ポスター 講演 中島貴子さんのポスター 中島貴子さんポスターriceバージョン
  • 本セミナーは大学院生のみならず教職員も含めたすべての方を対象にしたものです。どなたでも聴講可能です。

2012/05/31

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2012年8月26日(日)国際シンポジウム「科学の不定性と社会 〜 いま,法廷では..? 〜」

2012年8月26日(日)
国際シンポジウム「科学の不定性と社会 〜 いま,法廷では..? 〜」
(International Symposium on Scientific Incertitude and Society: Lessons from Law Court) を開催。

詳しくは、シンポジウムのサイトへ

 

  • 海外から 英国Sussex大学SPRUの Andy Stirlingさん, オーストラリアNSW州最高裁判所判事の PeterMcClellanさんを招待します。
  • 一般公開,入場無料,同時通訳あり(収容:約500名) 10時〜18時(予定)
  • 開催地:東京・一橋記念講堂  (最寄駅〜会場の地図PDF
    • 東京メトロ半蔵門線、都営地下鉄三田線・新宿線「神保町」駅、A8出口、徒歩3分
    • 東京メトロ東西線「竹橋」駅、1B出口、徒歩4分
  • 講演者・パネリスト
    • 英国サセックス大 SPRU 教授 アンドリュー・スターリング
    • オーストラリアNSW州最高裁判所コモンロー首席判事 ピーター・マクレラン
    • 総合研究大学院大学学融合推進センター 平田光司
    • 大阪大学コミュニケーションデザインセンター 小林傳司
    • 国際基督教大学 中島貴子
    • 流通経済大学法学部  尾内隆之
    • 常磐大学 吉良貴之
    • 東北大学大学院法学研究科 米村滋人
    • 立命館大学法学部  渡辺千原
    • 東北大学大学院理学研究科  本堂 毅
  • 参加申し込み方法:1.氏名、フリガナ 2.所属(ご職業) 3.参加人数 4.連絡先をご記入の上、メールにてお申込み下さい。

事務局メール:sy826mail.sci.tohoku.ac.jp(画像の部分、sy826とアットマークは直接入力してください)

2012/04/05

2012年3月28日(水)国際ワークショップWorkshop on Environmental Science and Public Understanding (神戸大学発達科学部大会議室)に参加、発表。

Tsuyoshi Hondou, Tohoku University「Science Communication over Scientific Uncertainty: A Case Study in a Legal Court」

2012/02/15

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2012年3月25日(日)シンポジウム(日本物理学会・年会)
「科学者の役割とは何か:不確実性の中での科学と社会」

13時30分〜17時 関西学院大学上ケ原キャンパス

座長:佐野雅己(東大理)
13:30〜13:35
趣旨説明 佐野雅己(東大理)
13:35〜14:00
「科学者の社会的責任の現代的課題」 藤垣裕子(東大総合)
14:00〜14:25
「科学裁判における科学者の役割:専門家証人として考えたこと」 本堂 毅(東北大理)
14:25〜14:50
「医学と倫理と法」 米村滋人(東北大法)
休憩(14:50〜15:00)
座長:小林泰三(九大基盤セ)
15:00〜15:25
「社会が知りたい科学:科学の不定性」 平田光司(総研大先導)
15:25〜15:50
「社会の意思決定と専門家」 尾内隆之(流経大法)
15:50〜17:00
パネルディスカッション
内容説明:
大震災以降,社会の中での専門家のあり方が問われている. 物理学会員も,専門知識の生産者として,その 知識の発信者として,あるいは市民の科学観に関わる科学教育を担う者として,社会的な位置を占め,その責 任を負っている.
本シンポジウムでは,社会的意志決定における専門家のあり方について,社会との接点で実践と論考を重ねて きた物理学会員に加え,科学技術社会論の最前線で活躍している研究者,現役の医師の問題意識から科学と社 会の問題を問うている法学者,科学政策論をテーマとする政治学者を招き,社会的意志決定における科学や科 学者の位置・あり方を幅広い視点から議論したい.

2011/11/04

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2011年12月4日 科学技術社会論学会 第10回年次研究大会

9時-9時30分2012年3月25日(日) 京都大学

B-2-1【オーガナイズドセッション】不確実な科学的状況と社会的意思決定:科学の現場から考える

  • 久利 美和(東北大学) 「科学の現場から(1) 防災における科学と社会的意思決定」
  • 小林 泰三(九州大学)、平田 光司(総合研究大学院大学)
       「科学の現場から(2) 科学技術自身の決定不定性と巨大技術」
  • 本堂 毅(東北大学) 「科学の現場から(3) 科学の適用限界と専門家」
  • 尾内 隆之(流通経済大学) 「科学の不定性を前提とした民主的意思決定の可能性」

オーガナイザー:本堂 毅(東北大学)

裁判をはじめとする様々な社会的判断では,作動中の科学を含む不確実性の高い科学的知見を多くの場面で取り扱わねばならない.また,科学的妥当性(合理性)が確立されていると当該学界において見なされる場合であっても,その合理性が科学者集団(ジャーナル共同体)の「相場感覚」(小林,2007)に基づくものであることに注意を要する.相場感覚による科学的合理性は,社会的判断に十分な厳密性を常に有するとは言えないし,同じ対象を扱いながらも,手法の違いによって分かれている学会間では,その相場観が大きく異なることもありうる(久利氏の講演を参照).また,仮に社会的意思決定を科学者集団の妥当性判断により直接的に行うとするなら,それは価値判断を伴う社会的意思決定を科学者集団が行うという点で,科学からの踏み越え(科学技術に対するシビリアンコントロールからの逸脱)とも言える.

科学的不確実性にも,様々な階層がある.疫学的な記述が妥当性を持つような,すなわち狭義のリスク論が成り立つ領域においては,sound scienceの描像に基づく議論(たとえば,risk-benefit論)などが相応の妥当性を持つだろうけれど,Andrew Stirling の"Uncertainty Matrix"(Stirling 2007) における"uncertainty","ambiguity", "ignorance"に該当する場合に,科学の名の下に狭義のリスク論に基づく議論を行うことは,Stirlingも指摘するように非科学的で妥当性がなく,むしろ社会に混乱と科学不信をもたらすだけであろう. 非専門家が社会の側から科学技術の可否や対策などを適切に判断するためには,科学的合理性判断に潜入しがちな価値判断や,科学技術の決定不全性,科学の適用限界などを洗い直し,それらのメカニズムや問題を言語化する必要がある.これは,科学技術のシビリアンコントロールを行う非専門家のためばかりではない.科学者自身が,社会的意思決定の前提としての科学的知見の役割を十分理解せずに社会と関わると,その界面において様々な問題を生じてしまう(2011年にあっては説明を要しないだろう).社会が科学者に誤導されないと同時に,科学者が社会に誤導されないために,社会との界面における科学的専門知見の性質と役割について,科学と社会双方の視点による,より詳細な解析が必要とされている.

そのためには,科学論としてのメタな立場から出発するばかりではなく,「営みとしての科学」の現場からの考察も不可欠になるだろう.科学者がどのように研究を進め,仮説を立て,未来を予測し,それを検証しているのか,科学研究を進める上での葛藤,社会的意思決定に関わる情報発信で生ずる問題なども含めて,現場の科学研究者自身が,自らをメタに観察し記述することが,これまで見過ごされてきた問題を明らかにするために有用となろう.

2011/11/03

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2011年 12月 3日
市民講演会「身の周りの科学から震災まで:寺田寅彦とサイエンスの今」

主催: ISCS2011国際会議実行委員会

場所: 中央大学駿河台記念会館

2007/08/25

2007年9月22日 日本物理学会年会 領域13.領域1.領域2.領域10.領域12合同シンポジウム 「環境科学リテラシー確立の今日的意義」

講演「環境科学と基礎科学-物理学に出来ること,出来ないこと」

予稿講演「環境科学と基礎科学-物理学に出来ること,出来ないこと」予稿のPDFへリンクします

2012/03/22

ウェブサイトをリニューアル。

2012/02/22

ブログのページを更新。「きみにもできるごまかし」

2007/08/25

「自然法則の普遍性と文化の多様性: Evidence-Based Decision の基礎としての理科実験」「自然法則の普遍性と文化の多様性:
Evidence-Based Decision の基礎としての理科実験」講演予稿のPDFへリンク

2007年3月26日 日本物理学会 春の分科会での講演予稿「自然法則の普遍性と文化の多様性: Evidence-Based Decision の基礎としての理科実験」 を「科学について」の参考文献に追加

2010/02/01

「法廷における科学」 「法廷における科学」のPDFへリンク

「法廷における科学」本堂 毅が岩波書店「科学」2010年2月号に掲載されました。

(PDFは岩波書店さまからの許諾を得て掲載しております)

2008/7/11

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「マイクロ波環境と受動被曝:基礎物理の役割」「マイクロ波環境と受動被曝:基礎物理の役割」のPDFへリンク

日本物理学会誌 2008年7月号 >Vol.63,No.7, p.537-541に掲載。

詳しい内容を掲載しています>htm

電子情報通信学会長への質問書 (上記論文中の引用文献21,2007年5月7日〜)

2007/12/24

日本物理学会誌 2003年6月号「携帯電話による公衆被曝をめぐって」の全文をリンク
こちらから(国立情報学研究所の論文情報ナビゲータCiNiiより)

2007/10/25

Equation of state in a small system: Violation of an assumption of Maxwell’s demon" T. Hondou

Department of Physics, Tohoku University - Sendai 980-8578, Japan and
Institut Curie, Section Recherche, UMR168 - 26 rue d’Ulm, 75248 Paris Cedex 05, France EPL, 80 (2007) 50001

On-line publication page at EPL (Europhysics Letters)

doi: 10.1209/0295-5075/80/50001

Full text is avalable here (PDF version)

2006/07/25

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The Journal of the Physical Society of Japan (JPSJ)掲載論文

  • JPSJオンラインの該当ページはこちら
  • 論文全文のダウンロードはこちら
  • 日本語での要約はこちら
  • 英文での要約はこちら

論文より

数値シミュレーション結果(エレベーター内)

1) 反射がない場合(これまでの"公式"を用いた場合)  静止画(PDF) QuickTime形式, MPEG-4,  AVI

2) 反射がある場合(現実のエレベータの場合)  静止画(PDF)  QuickTime形式, MPEG-4, AVI (反射がある場合で,ホットスポットが分かりやすい3次元立体ムービーはこちら)

シミュレーションは,エレベータのドアが「全開」の場合です. ("an aperture of sliding door"と書いてある部分が開いているドアの箇所).

詳しい条件設定等は,論文のPDF版をご覧ください.

  • Windows ユーザーの方から,QuickTimeムービーの再生が出来ないと指摘がありました.
  • QuickTime版をご覧になる際は Window版QuickTime をダウンロードしてください.
  • 本シミュレーションは,Ansoft社のHFSSを用いています.
  • 論文の参考文献欄にあるproject file を用い,どなたでも再現が可能です.

これまでの「専門家」の認識

2002年5月1日の BBC News を参照ください.

英国保健省の調査委員会委員でもあるProf. Les Barclayは次のようにコメントしています:
"Signals from the antenna and mobile phone decrease very rapidly as you move away from the phone,"
(携帯電話から離れると,電波は大変急激に弱くなる)
"By the time a signal has been reflected by a distant wall it will be at a very low level."
(遠い壁で電波が反射されたときには,電波は大変低い強さである)

以上の考えは,日本の専門家によっても繰り返されてきました. (例えば,2002年6月3日,朝日新聞(東京版)夕刊第1面のコメントを参照).

筆者はエレベータ内における受動被曝の存在も,2002年の段階で既に指摘しています(JPSJ)

健康影響に関して

パリティ 2006年1月号 (丸善) クローズアップ「電磁場が引き起こすDNA損傷」PDF版htm版

web版はパリティ編集部, REFLEXプロジェクト(Prof. Adlkofer)より転載許諾済.

パリティで解説を行っている,EU7カ国12研究所によるREFLEXプロジェクト報告書はこちら.
科学研究に関する公開の原則から,詳細な実験データを含む報告書全文がダウンロード可能になっています.

反射の影響に関する旧来の議論と,学術的誤り

物性研究 2004年4月号(物性研究刊行会)
「マイクロ波の生体への相互作用:その議論の前提・枠組の妥当性と基礎物理学」PDF版htm版

上記原稿は,京都大学基礎物理学研究所研究会「電磁波と生体への影響」の報告書を兼ねます.

第1回研究会の全報告書はこちらです(「物性研究」オンライン公開ページ).

# 学術のあり方,学び方については,筆者が理学部2年生向けに開講している「電磁気学」の授業で学生に配布した 「授業の進め方」もご参照ください.

この問題に興味をお持ちの皆さんには,一次情報(オリジナルの情報)に触れて頂くことを強くオススメします.

不確かな情報を元に議論をしても,得るものはありません.科学的主張には,その根拠が明記されているはずです(参考文献等が伴わないもの,1次情報でないものは信頼度が高くありません).科学的に大事なことは,「権威者」の発言ではなく,その根拠となる事実(エビデンス)です(筆者の科学に対する考え方は,「科学について」を参照ください).

電磁場の生体影響に関する海外の調査報告書の多くは,公開の原則から,だれでも入手出来る形でインターネット公開されています.その研究の質と公平さに驚かれることでしょう.

本研究が明らかにした最も重要な点は,電磁波のリスクに関するアセスメントにおいて長年,大学初年度級の物理学にすら矛盾する,科学的合理性に欠ける議論が行われてきたことです.

予防原則は,現在の科学的知見では良く分からないことに適用される概念です.しかし,この問題においては,現在既に分かっている科学的知見さえ,それも理工系の基礎教育(入門)レベルの電磁気学にさえ矛盾する議論(ドグマ)が長年続いてきたのです.

議論の出発点(土台)が誤っていては,以降どのような議論をしたところで,結論は信頼出来ません.エレベータか,電車か,航空機か・・・を問わず,これまでの前提がそもそも科学的根拠を欠いていた,ということです.

学術的により正確に述べるなら,境界値問題としての電磁気学を無視した(理解しない)議論が続いてきた,ということです.大学2年生レベルの初歩的な誤りです.

論文のPDF版

関連資料(新しい順)

日本物理学会年会(2006年3月)講演予稿(環境物理,企画講演)
「電磁場の生体影響と基礎物理学」PDF版htm版
パリティ 2006年1月号(丸善)
クローズアップ「電磁場が引き起こすDNA損傷」(PDF版htm版)
web版はパリティ編集部, REFLEXプロジェクト(Prof. Adlkofer)より転載許諾済. パリティで解説を行っている,
EU7カ国12研究所によるREFLEXプロジェクト報告書はこちら.科学研究に関する公開の原則から,詳細な実験データを含む報告書全文がダウンロード可能になっています.
臨床環境医学 第14巻第2号 p.83〜87 (日本臨床環境医学会)
(特集:第14回日本臨床環境医学会総会シンポジウム「電磁波による健康障害」)
「電磁場の基礎概念と生体影響の関係」
電磁場の生体影響を議論した本,ホームページなどには,科学的に誤った議論が少なくありません.一般市民や市民団体が書いたものばかりでなく,専門家と呼ばれる人たちの解説にも,山のように例が見つかります.これらが様々な都市伝説を生み出し,議論を混乱させています.むしろ,研究者が都市伝説に何の疑問も持たず,オリジナルの資料にあたることもなく解説を行い,都市伝説をさらに増幅させている事実があります.この論文は,電磁場の生体影響を考える際に必要な物理学の基礎知識を復習し,その上で,典型的な誤りを正していきます.論文別刷がありますので,ご希望の方は下記アドレスまでご請求ください.
東北大学全学教育「自然科学総合実験」テキスト(科学と文化:弦の振動と音楽)
(2004年度版,2005年度版) (東北大学出版会)
物性研究 2004年4月号 (物性研究刊行会)
「マイクロ波の生体への相互作用:その議論の前提・枠組の妥当性と基礎物理学」(PDF版, htm版
上記原稿は,京都大学基礎物理学研究所研究会「電磁波と生体への影響」の報告書を兼ねます.
第1回研究会の全報告書こちら(「物性研究」オンライン公開ページ).
京都大学基礎物理学研究所研究会「環境物理学」(2006年6月)のページはこちら.
日本物理学会誌 2003年6月号 (日本物理学会)「携帯電話による公衆被曝をめぐって」
全文はこちらから(国立情報学研究所の論文情報ナビゲータCiNiiより)
科学 2002年8月号 (岩波書店)
「閉鎖的空間での携帯電話の利用と公衆被曝:反射と重複による電磁波エネルギー蓄積のメカニズム」
数理科学 2002年8月号 (サイエンス社)特集「熱力学の多彩な展開」
「確率論的熱力学:ゆらぐ過程のエネルギー論」

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旧WEBサイトhttp://web.sci.tohoku.ac.jp/hondou/page12/page12.html