東北大学大学院理学研究科附属大気海洋変動観測研究センター・衛星海洋学分野では下記の要領で教員を募集します。大学における研究と教育に強い熱意を持つ人材を希望します。
1 公募人員 | 教授1名 |
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2 研究分野等 | 本センター衛星海洋学分野においては、衛星観測データの活用を中心に海洋物理学研究を推進してきました。観測手法の多様化と高度化、また計算機技術の進展により、海洋物理に関する研究は大きく発展し、現在では気候変動における海洋および大気海洋相互作用の役割や、海洋における生物地球化学的循環に関する研究も大きく注目されています。研究手法も、理論、観測、データ解析、数値シミュレーションなどが独立ではなく互いに連携し、新たな知見を生み出す時代になりつつあります。これらの背景の下、今回の公募では次の観点から広く人材を募集します。 ・本センターのこれまでの衛星観測による海洋研究の実績を活かし、他の観測手法、数値モデルなどを組み合わせた海洋および大気海洋相互作用に関する研究を発展させること。 ・本センターの他の分野、本学理学研究科地球物理学専攻および学内外の関連する分野の研究者との連携協力による新たな研究の創出をめざすこと。 ・環境・地球科学国際共同大学院および本学の国際連携の推進に貢献すること。 |
3 教育研究指導 | 理学部宇宙地球物理学科および大学院理学研究科地球物理学専攻における教育と研究指導を担当する。 |
4 応募資格 | 博士の学位を有し、上記専門分野の研究と教育に熱意がある方。 |
5 着任時期 | 2021年6月1日以降のできるだけ早い時期 |
6 提出書類等 | (1) 履歴書(写真貼付、学歴、職歴) (2) 研究業績リスト(査読付き原著論文、著書、総説・解説、その他特筆すべき業績) (3) 主要論文別刷り5編の別刷り(コピー可) (4) 研究教育実績リスト(学生・大学院生の指導実績、学会活動、プロジェクト研究推進、国際共同研究、科研費等競争的研究資金の獲得状況、受賞など) (5) これまでの研究の概要(A4用紙2枚以内) (6) 着任後の研究・教育の計画と抱負(研究と教育、それぞれA4用紙2枚以内) (7) 応募者について意見を伺える2名の方の氏名と連絡先 (8) 応募者の連絡先(住所、電話、E-mail アドレス) *なお、必要に応じて面接を実施します。 |
7 応募締切 | 2021年1月31日(日)必着 |
8 応募書類送付先 | 東北大学 大学院理学研究科地球物理学専攻 専攻長 教授 寺田直樹 送付先:koubo-caos[at]grp.tohoku.ac.jp ([at] を @ に変換してご連絡ください) Eメールにて送付してください。提出書類を1つのpdfファイルにまとめて添付してください。ただし、ファイルサイズが大きい場合は適宜分割してください(25MB以上のメールは受け取ることができません)。件名は「大気海洋センター 教授応募」としてください。 本Eメールアドレスに送付された書類は、地球物理学専攻長 寺田直樹と大気海洋変動観測研究センター長 早坂忠裕へ届きます。 なお、Eメールによる提出が難しい場合には、下記問い合わせ先までご連絡ください。 |
9 問い合せ先 | 東北大学 大学院理学研究科附属大気海洋変動観測研究センター センター長 教授 早坂忠裕 Tel: 022-795-6741 Fax: 022-795-5797 e-mail : tadahiro.hayasaka.b4[at]tohoku.ac.jp ([at] を @ に変換してご連絡ください) |
10 参考 | (大気海洋変動観測研究センターの概要等) 本センターは、大気海洋変動の実態と機構の解明および関連する応用研究を行い、その変動に関する学理を究明するとともに、学生への大気海洋物理学の教育を行うことを目的として、1990年に設立されました。物質循環学分野、気候物理学分野、および衛星海洋学分野により構成されており、大気と海洋の変動の実態とそのメカニズムを観測・解析に基づいて明らかにし、人間活動に伴う気候変動や海洋環境変動の理解に寄与することを目的としています。また、本研究センターの教員は理学部宇宙地球物理学科および理学研究科地球物理学専攻の構成員であり、学部・大学院生の教育に携わるとともに、環境・地球科学国際共同大学院を通じて、この分野における創造性に富んだ若手研究者の養成にも力を注いでいます。詳しくは下記のホームページをご覧ください。 ・大気海洋変動観測研究センター ・地球物理学専攻 ・環境・地球科学国際共同大学院 (給与、福利厚生等について) 給与、赴任旅費、通勤手当、各種保険、宿舎、休日及び休暇(土日祝祭日・年末年始・年次有給休暇・特別有給休暇・介護休業・育児休業等)については、本学の規定に従います。 (男女共同参画について) 東北大学は、男女共同参画を推進しています。子育て支援の詳細等、男女共同参画の取り組みについては下記ホームページをご覧ください。 http://www.bureau.tohoku.ac.jp/danjyo/ |