[ Event ] 2010/02/12
◆１月１６日（土）１７：００～１７：４５
◆仙台市天文台
◆宇宙を創った素粒子の対象性の破れ
～２００８年ノーベル物理学賞と日本の美の心～
トワイライトサロン
仙台市天文台では毎週土曜日の夜にサタデー・スター・フェスタ、通称“サタ☆スタ”を開催しています。宇宙を身近に感じてほしいという願いから生まれた「トワイライトサロン」は、お茶やコーヒーなどを飲みながら気軽に参加できる人気のイベントです。１月１６日は、理学研究科名誉教授の山口晃先生による「宇宙を創った素粒子の対象性の破れ～２００８年ノーベル物理学賞と日本の美の心～」でした。
山口晃先生
宇宙が誕生したとき、同じ数量の物質と反物質が生まれました。しかし、現在の宇宙に反物質はほとんど存在していません。どうして反物質は無くなってしまったのでしょうか？この疑問を解明するための大きな発見がありました。それが２００８年ノーベル物理学賞を受賞した「対称性の破れ」の研究でした。山口先生は宇宙がどのように創られたか、またその研究がどのように発展してきたのかを順を追って解説してくださいました。
２００８年ノーベル物理学賞
南部陽一郎先生「自発的対称の破れの発見」
小林誠先生・益川敏英先生「ＣＰ対称性の破れの紀元の発見」
＊関連リンク＊
東北大学ニュートリノ科学研究センター
