東北大学 大学院 理学研究科・理学部|広報・アウトリーチ支援室

2019年1月22日レポート

2018年度 もしも君が杜の都で天文学者になったら

今年で8年目を迎える、高校生向けのイベント「もしも君が杜の都で天文学者になったら(以下、もし天)」を、12月23日(日)〜12月29日(土)に開催致しました。これは、東北大学理学部天文学教室が、学際科学フロンティア研究所、仙台市天文台および宮城教育大学との共催、宮城県教育委員会からの後援という形で、アウトリーチ活動の一環として行なっているものです。全国から集った高校生達が、1週間合宿をし、高校生自らが研究テーマと研究計画を立案して天文台の望遠鏡で観測し、そのデータを解析して宇宙の謎の解明します。
今年は、全国から12名の高校生が集まり、宇宙の謎に挑みました。もし天に参加した高校生は通称「もしチル」と呼ばれ、昨年度までで102名を輩出しています。最終日には、1週間かけて研究した成果をまとめ、一般市民の皆様に解りやすく伝える研究成果発表会を理学研究科青葉サイエンスホールで行いました。たくさんの方々のご来場、有難うございました。

発表は、次の通りです。

【チーム名】 あずき組
「銀河の腕の巻き込み具合の数値化による形態進化の考察」

【チーム名】 4K
「惑星状星雲の細分化〜太陽の最期の姿について〜」

【チーム名】 M877(バナナ銀河)
「系外惑星と小惑星の観測による人類の他惑星への移住可能性の検討」

備考
日本学術振興会平成30年度 ひらめき☆ときめきサイエンス 採択事業
天文学振興財団平成30年度第1回 天文学普及・啓発支援事業 採択事業

リンク
*「もしも君が杜の都で天文学者になったら」ウェブサイト
*Tohoku Space Community Facebook
東北にゆかりのある人が参加し、地域に根差したコミュニティとして東北でのイベントの共有や交流を図るグループです。SLAとして もし天に参加した反保雄介さん(宇宙地球物理学科天文コース学部4年)が、所属する Tohoku Space Community の一員としてレポートしています。

開校式〜実習の様子

↑ 写真をクリックするとスライドショーになります
写真:反保雄介(宇宙地球物理学科天文コース学部4年)

研究発表会

↑ 写真をクリックするとスライドショーになります
写真:反保雄介(宇宙地球物理学科天文コース学部4年)

2019年1月21日レポート

1月20日(日)仙台市天文台×東北大学大学院理学研究科 公開サイエンス講座 第3回 はやぶさ2で探る 太陽系と生命誕生の秘密

2017年7月1日に東北大学大学院理学研究科と仙台市天文台は連携協力協定を締結し、今年度のコラボレーション企画として全4回の公開サイエンス講座を行います。 「はやぶさ2で探る 太陽系と生命誕生の秘密」が、1月20日に仙台市天文台加藤・小坂ホールで開催されました。講師は本学の大谷 栄治 名誉教授、中村 智樹 教授(理学研究科地学専攻)です。会場には54名の来場者にお越しいただき、様々な世代の方々に、科学や宇宙の面白さを知っていただく良い機会となりました。


IMG_0080-2.jpg


IMG_0099-2.jpg

大谷 栄治 名誉教授

はやぶさ2が目指しているC型小惑星。この小惑星に存在が予想される有機物とその生命誕生との関連などについてご紹介いただきました。また、最終目的であるサンプルリターンのミッションに備えて、現在どのような準備が進んでいるのか、試料を回収するための装置、初期分析のスケジュール、分析の方法など、多岐にわたってお話いただきました。


IMG_0116-2.jpg

中村 智樹 教授

2018年6月下旬にC型小惑星リュウグウに到着した小惑星探査機はやぶさ2は高度20㎞からリモートセンシング観測を開始しました。リュウグウはたいへん暗く、そろばんの玉のような形状をしていたそうです。 今回の講演会では、観測結果を(公開できる範囲で)簡潔にご紹介いただき、今後の小惑星における活動予定などもお話いただきました。


IMG_0100-2.jpg

多くの質問に丁寧に答えていただきました


IMG_0128-2.jpg

最年少参加者の方は絵を描いてきてくださいました

2019年1月17日レポート

1月16日(水)「原子をつくる ~人工元素物語~」

 1月16日(水)理学研究科合同C棟青葉サイエンスホールにて、一般雑誌会講演会が開催されました。講師は、本学名誉教授の工藤博司先生。2005年まで化学専攻放射化学研究室を主宰されました。
 本講演会では「原子をつくる~人工元素物語~」と題し、東北帝国大学理科大学初代学長を務められた小川正孝先生のニッポニウムの発見や近年日本初の元素名となったニホニウムを始めとする様々な超ウラン元素の合成の経緯をご紹介いただきました。特に本年が「国際周期表年」であることを踏まえて、元素発見の背景にある科学の発展の歴史から素粒子理論までをとてもわかりやすく解説していただきました。さらに最近の動向もご紹介いただき、幅広い分野の学生・教員にとって、工藤先生の放射化学に対する色あせない情熱のこもった講演を伺える貴重な機会となりました。


IMG_0045-2.gif
IMG_0038-2.gif
2018年12月12日レポート

12月8日(土)数学の魅力

12月8日(土)、数理科学記念館にて、学部生向け特別講座「数学の魅力」が開催されました。「数学の魅力」は、最先端数学の一端に触れることによって勉強する上での新たな動機を与えること、また、研究に対するそれぞれの先生方の姿勢、考え方、情熱を肌身で感じてもらい、同時に数学の躍動感を味わってもらうことを目的に企画されたものです。
今回は、寺嶋郁二先生、安田健彦先生、岩渕司先生がそれぞれの研究内容を紹介しながら「数学の魅力」をお話されました。また、座談会も行われ、これから研究室に配属される学部生が気になっていることや疑問点に先生方の過去の経験談も交えながら詳しく答える場面もみられました。


2018120801.jpg
寺嶋 郁二 教授「ミューテーションとトポロジー」

2018120802.jpg
安田 健彦 教授「特異点と整数論の新しい関係」

2018120803.jpg
岩渕 司 准教授「非線形放物型方程式-不適切な解-」

2018120804.jpg
座談会の様子

2018年12月11日レポート

12月1日(土)オンライン公開講座MOOC 東北大学サイエンスシリーズ1 「解明:オーロラの謎」対面学習コース

2018年12月1日(土)に理学研究科合同C棟多目的ホールにて、オンライン公開講座MOOC 東北大学サイエンスシリーズ1 「解明:オーロラの謎」対面学習コースが開催されました。
講師は小原 隆博 教授(惑星プラズマ・大気研究センター)です。寒い地域の夜空を彩るオーロラについて、光る仕組み、出現の特性、突然爆発する様子、そして、オーロラのエネルギーの流れなどについて講義されました。

↑ 写真をクリックするとスライドショーになります


 MOOC(Massive Open Online Course:大規模公開オンライン講座)とは、世界中に登録者を持つ、新しいオンライン学習サービスです。

2018年12月11日レポート

12月1日(土)一般講演会「加速する宇宙とダーク成分」

2018年12月1日(土)に理学研究科青葉サイエンスホールにて、一般講演会「加速する宇宙とダーク成分」が開催されました。
加速膨張する宇宙とすばる望遠鏡で探る宇宙の研究について、高橋 史宜 教授(東北大学大学院理学研究科)と高田 昌広 教授(東京大学カブリ数物連携宇宙研究機構)がわかりやすく講演されました。会場には幅広い層の方々にご来場いただき、講演後は講師を囲んでのティータイムが設けられ、和やかな雰囲気の中、会が進められました。


↑ 写真をクリックするとスライドショーになります


  高橋 史宜 教授のコメント  
今回の一般講演会では東京大学Kavli IPMUの高田昌広先生と一緒に「加速する宇宙とダーク成分」に関してお話をいたしました。宇宙は身近な興味の対象である一方、日常生活の感覚では理解しがたいような現象が起こっています。そのなかでも加速膨張と減速膨張の違いについて、なるべく直感的にかつごまかさずに伝えるように腐心いたしました。
講演後のティータイムは、参加者の方々が宇宙に関して疑問に思っていらっしゃることを直接伺う貴重な機会でした。これから宇宙がどのように進化するのか、再び減速膨張に転じて最終的には潰れてしまうことがあるのかなど、とても鋭い質問が多くありました。
最後には、高田先生の周りに興味深くお話を聞く人の輪が自然とできていました。
今回の講演会を通じ、身近で不思議な宇宙とその謎に関して興味を持っていただけたのであれば幸甚です。

2018年11月27日レポート

11月18日(日)科学で東北を盛り上げ隊!@石巻

2018年11月18日(日)、石巻市の遊学館にて「科学で東北を盛り上げ隊!@石巻」が開催されました。このイベントは、やまがた『科学の花咲く』プロジェクト(山形大学)が、子どもたちに科学に親しんでもらおうと企画した科学実験イベントで、今回、理学研究科からは「広報サポーター」と「天文学専攻」の2団体が参加させて頂きました。今回は13団体が参加し、4団体によるサイエンスショーも行われました。スタッフは総勢120名を超え、開催以来最多の数となります。会場は市街地からは少し離れた場所となりますが1日を通してたくさんのご来場者がありました。来場者数(延べ人数)は約2,300名でした。また次回をおたのしみに!

【広報サポーター「じょうずに鳴るかな?ストロー笛」】
プラスチックストローの先っぽをハサミで細く切り息を吹き込むと笛になります。パンチで穴を開けて、いろいろな音を出し音階を作ってみたり。長く繋げてみたり。たくさんのアレンジ作品が出来ました。

【天文学専攻「アンドロメダファイト~宇宙に触れるカードバトル~」】
様々な天体の姿やそれらの進化について学べる、オリジナルのカードゲーム「アンドロメダファイト」。ゲーム中は「アンドロメダ〜 ファイッ(ト)!」の掛け声が飛び交い、楽しみながら天文を学びました。

↑ 写真をクリックするとスライドショーになります


2018年11月27日レポート

10月13日(土)サイエンスリンク in 山形

2018年10月13日(土)、山形大学体育館にて「サイエンスリンク in 山形」が山形大学SCITAセンターが主催となり、開催されました。今回は8団体が参加し、ワークショップとサイエンスショーが行われました。東北大学からは、広報サポーターが参加しました。たくさんのご来場者があり、どのブースも盛況でした。子どもたちや地域のみなさんに科学のおもしろさをお伝えできたと思います。


【広報サポーター「ストロー笛」】
プラスチックストローの先っぽをハサミで細く切り息を吹き込むと笛になります。パンチで穴を開けて、いろいろな音を出し音階を作ってみたり。長く繋げてみたり。たくさんのアレンジ作品が出来ました。

↑ 写真をクリックするとスライドショーになります

2018年11月14日レポート

11月11日(日)ナノチューブの世界的権威 飯島澄夫先生 講演会

2018年11月11日(日)に東北大学片平さくらホールにて、ナノチューブの世界的権威 飯島澄男先生 講演会「私の研究遍歴とカーボンナノチューブの発見」が開催されました。
多数の受賞歴をお持ちで、ノーベル化学賞・物理学賞の受賞候補者とも目される飯島先生の講演を伺える貴重な機会となりました。

20181111_01.jpg 20181111_02.jpg

2018年10月23日レポート

9月21日(金)東北大学サイエンスカフェ「数学はお医者さんになれるか?~がんのある治療法と数学の関わり~」

9月21日(金)、せんだいメディアテーク1階オープンスクエアにて、第156回東北大学サイエンスカフェ「数学はお医者さんになれるか?~がんのある治療法と数学の関わり~」が開催されました。講師は理学研究科 数学専攻の 岡部 真也 准教授。当日は84名の方々にご参加いただきました。たくさんのご来場ありがとうございました。
日本人の二人から三人に一人はがんになると言われるほど、がんは私たちにとって厄介な病気の一つです。今回の講演では前立腺がんのある治療法に関する数学的取り組みの一端を紹介しました。「何の役に立つの?」と言われがちな数学ですが、皆さんが知らない数学の一面を体験してもらえたと思います。
参加者からは「少々難しかったが、数式のかみくだいた説明で十分理解できた。」「数学の先生がお医者さんのような視点で、数学だけでなく様々な面から研究していることに希望のようなものを感じ嬉しく思いました。」などの感想をいただきました。

↑ 写真をクリックするとスライドショーになります。


  理学部 数学科4年 佐藤光汰朗  
本講演では数学の重要な道具の一つである微分方程式を使って、前立腺がんの治療計画を作成するアクティビティが行われました。参加者の皆様は数学が医療の現場に活用される例を体験して、学生時代の辛い印象とのギャップに新鮮さを覚えられているようでした。ディスカッションでは「数学を使った治療計画の臨床実験はどのように行われるのか」など実践的な質問が多く挙がり、数学の将来性に期待しておられる方が多いようで嬉しく思いました。医療だけでなく、近年は人工知能の進歩など数学が世界的に注目されつつあります。そういったなかで参加者の皆様と共に数学と深く向き合うことが出来たのは貴重な機会でした。
1  2  3  4  5  6  7  8  9  10  11

カテゴリー

広報・アウトリーチ支援室

〒980-8578
仙台市青葉区荒巻字青葉6-3
理学研究科合同A棟3階 302号室
月曜日~金曜日 AM9:00~PM15:30
TEL:022-795-6708
mail:sci-koho[at]mail.sci.tohoku.ac.jp
※[at]を@に置き換えてください

今までの広報室ページ

広報日記


最新の記事

アーカイヴ

ページの先頭へ