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*本websiteに掲載している写真・文章等の無断でのコピー、転載を禁じます。
8月3日(金)、17:30〜19:30 理薬食堂前松林広場にて、理学部・理学研究科自修会主催 の第2回ビアガーデンが開催されました。今年は、芝生広場が化学棟改修工事に伴って通り抜け難くなっていることと百周年記念で整備された松林広場のこけら落しをするため、松林広場での開催となりました。
8月3日、理薬食堂前の松林広場で、昨年度に続き2回目のビアガーデンを開催しました。今回は150人以上の方に来場していただきました。ビール、ジャズを楽しみつつ、学科、学年、学生・教職員の枠を越えた交流をしていただけたなら幸いです。
次回の活動は秋のスポーツ大会です。今後とも、理学部・理学研究科自修会に対する理解と協力をお願い致します。
*自修会のホームページはこちら
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■今年は会場を松林広場に移して開催。学友会モダンジャズ研究会による演奏で会場は盛り上がりました。 | ||
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■ブルーシートを持ってきて一席設けるグループなどあり、思い思いのスタイルで楽しむ光景が見られました。 |
8月27日、東北大学100周年記念式典において「100周年記念文化貢献賞」の贈呈が行われました。
贈呈された記念品は、理学研究科の硝子機器開発研修室で制作された物です。ひとつひとつ、手作業で作られていました。「ガラスの記念品ができるまで」数日間の仕事の一部をご紹介します。
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■カットしたガラス。これが柱部分に。 |
■側面を削って面取りをしてきます。 | ■角度と深さを見ながら少しずつ。何度も繰り返し。 |
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■より細かい研磨剤で整えているところ。 | ■ 微小の粒で擦れると、ガラスに傷がついてしまうそうです。すすぎも慎重に。 | ■キラリ。角の面取りにより、光が屈折して輝きが増します。1本につき1時間は要します。これを50本ほど・・。 |
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■ガラスを円板にカットして洗い、特殊なシートでを貼り付けます。シートに覆われていない部分が模様になります。 | ■サンドブラスト作業中。研磨剤を吹き付け、模様と文字をなぞると摺りガラス状になります。 | ■取り出して微調整。確認しながら繰り返していきます。 50枚以上作ります。 |
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■シートをはがしてすすいでいます。このあとシートの粘着面の汚れを、傷つけないように洗っていきます。 | ■機械の風圧で、細かい部分が吹き飛んでしまうこともあるようで・・・やり直す物も何枚か。 | ■台座になるガラス板。ここにも受賞者の名前を施していきます。 |
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■ 作っておいたガラスの筒。この両面に、さきほどの円板を接着して、太鼓状にします。 | ■接着剤を塗布。量は多すぎても少なすぎてもOUT。塗る位置にも気をつけるそうです。神経戦。 | ■円板を貼り付け中・・息を飲む瞬間。成功?! このあとは自然の重みで接着していくのを見守ります。 |
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■ガラスの表面を有機溶剤で磨いていきます。手袋を着用し、ガーゼで丁寧に拭きます。 | ■こちらは2本1セットで作った柱の接着剤を熱ではがしているところ。 | ■ついに、スクールカラー注入。 腐らない特殊な液体は、化学の梶原先生より。 |
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■接着剤で台座に柱や丸をつけていきます。 慎重に・・ |
■完成です!!長い道のりでした。 中のスクールカラーがゆるやかに波打ち、ガラスがキラキラ輝いています。 ちなみに仕上げにはコーティング液を塗ってあるので汚れもつきにくい。 |
■職人技の作業と根気の賜物ですね。 |
百周年記念事業室からの制作依頼が二ヶ月前でしたので、出来るか出来ないか分からない状況で始めました。
市販されているクリスタルの盾に表題と氏名を入れる方法が一番早いのですが、それよりも「東北大らしい記念品を」ということで・・・参りました。台座には受賞者の氏名を入れ、円板にはロゴマークと受賞名を、中にはスクールカラーの液体を入れ、左右には正門をモチーフにした柱をあしらい、オリジナルの記念品になりました。スタッフには大変苦労をかけました。なんとか間に合い、安心しました。
*技術部(硝子機器開発・研修室)のページはこちら
今年も仙台市の催し「せんだい職人塾・親子ふれあい探検隊」の一環として、20組の親子が硝子工場にやってきました。
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■左から、柴崎さん、澤田さん、扇さん。 |
■ガラスの概要についての説明 | ■この硝子機器研修開発室では、化学の実験に使用する複雑な装置をオーダーメイドで作っています。 |
■実際に見てみよう | ■ガラスの性質を利用していろいろな形のものを作ることができます |
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■バーナーの炎と轟音がすごい | ■じゃあ作ってみようか | |
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■「ふーっ」空気を入れます | ■お、丸くなった | ■ガラスって柔らかいんです |
■作業姿がなかなか決まっていますね | ■親御さんも熱心に見入っていました。体験してみてどうでしたでしょうか? | ■記念にマドラーを進呈しました。 |
*昨年の様子はこちら
*技術部(硝子機器開発・研修室)のページはこちら
8月1日(水)、数理科学記念館(川井ホール)にて「物理産学連携フォーラム2007」が開催されました。
近年、科学技術の高度な知識と技能を持った人材が求められるようになりました。しかし、企業が求める人材育成が、大学教育の現場で反映されているとは必ずしも言えず、企業においても、潜在能力のある物理学専攻修了生の価値が十分認知されていないという現状があります。
企業の人事担当者の方をパネリストとしてお招きし、「博士課程教育の現状」、「博士課程の採用」、「企業における博士の活躍」について、パネルディスカッションを行い、企業と大学が互いのニーズと存在意義を認識し合い、大学が学生及び企業にとってよりよい、キャリアパスを提供することを目指すことを目的として産学連携フォーラム実行委員会が企画したものです。
<産学連携フォーラム実行委員会>
平成18年度物理教室会議議長団(柴田尚和、三井唯夫、木村憲彰)
平成19年度物理教室会議議長団(遊佐剛、古賀真之、泉田渉)
◆何故このような企画を考えたのですか?◆
おもに2つの理由があります。まず、
1. 博士課程進学か就職かという悩みを抱いている大学院生や就職について不安を感じている学生に、企業側採用責任者からの博士取得者に対する評価や企業側が望む人材についての情報をできるだけ提供したかったことと、
2. 企業と大学で共通の視点をもって優れた人材の育成と活用ができないか、基盤教育を行う物理学専攻と企業との連携を中心に意見交換をしたいと考えたためです。
◆企業の選択はどのようなことを基準にしたのですか?◆
博士取得者に対する評価を知りたかったので、既に博士取得者の採用実績がある企業を選びました。
◆フォーラムの準備で大変だったことは何ですか?◆
「人材を通した産学連携」というこれまでにない新しい企画を理解して頂くために、物理教室での趣旨説明を繰り返し行なう必要があったこと。また今回初めて企業の方をお招きすることになったため、企業側への対応に気を使ったことです。
◆無事に終了しての感想をお願いします◆
博士採用実績のある企業では、博士取得者に対して修士取得者より一般的に高い評価していること、また、博士取得者に対して以下のような要望があることを企業側の採用担当部門のトップの方から直接聞けたことが、大変有意義でした。
[企業を希望する博士取得者に対する要望]
●一つの専門分野だけでなく関連する分野にも関心を持って欲しい。
●博士取得者にはすぐにグループのリーダー的役割が与えられるので仲間をまとめ、リーダーシップを発揮できる人になって欲しい。
●自分の専門分野だけしか研究したくないという希望は持たないで欲しい。
◆学生・教員合わせて何人の参加があったのですか?◆
企業側パネリスト6名 + 企業側参加者3名。物理教員37名、その他46名。計92名です。
<アンケートの集計結果(回答数は46)>
●有意義であったか?
YES⇒ 40 無回答⇒ 6
●続けた方がいいか?
YES⇒ 38 注文つきYES⇒ 3 NO⇒ 2 無回答⇒ 3
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■フォーラムの趣旨を司会の石原先生が説明 | ■約90名の教員・学生の参加があり会場は満席状態。このフォーラムは大学の先生もビジネス的見地を認識してもらうためFDになっております。 | |
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■6つの企業が参加(富士通株式会社、株式会社東芝、日本電気株式会社、株式会社ニューフレアテクノロジー、株式会社ルネサステクノロジ、ローム株式会社)自己紹介と会社の概要説明。 |
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■大学側:小野寺先生は物性と就職担当、田村先生は素核の立場からパネリストとして参加 | ■産学連携フォーラム実行委員会の先生 | |
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■田村先生が大学院博士課程教育に焦点をあてて物理学専攻の紹介 | ■小野寺先生が博士課程の就職状況を説明 | ■休憩時間 |
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■パネルディスカッション:企業側の採用基準、社内教育制度、大学教育に望むことなど。 | ■質疑応答 |
昨年から始めた理学部進学説明会は、今年度はオープンキャンパスの初日7月30日(月)に開催されました。県内外から百名余りの参加者がありました。なかには大学院入試の相談に来場された方もいました。オープンキャンパスの全体説明会の終了後、同じ会場(大講義室)で理学部の教育・研究とAO入試、各学科(系)の進路状況、留学制度などについて説明しました(10:40〜11:20)。その後、参加者を相談希望の系にグループ分けして,各系の建物内に設営された相談会場に案内し、そこで個別相談会を実施しました(11:20〜13:20)。各系のAO入試の実施方法、研究活動、進路などについての質問が多かったようです。その後、会場を数理記念館に移し、懇談会を開催しました(13:30〜14:30)。参加者は10名と少なかったですが、参加者(生徒・教員)から積極的な質問があり、進学説明会実行委員会の先生方が系を代表して各質問に丁寧に返答するなど、内容の濃い意見交換となりました。委員の先生方に経歴を尋ねる質問があり、先生方は少々照れくさそうでしたが、大学院時代から現在までの経路を正直に紹介されていました。
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■進学説明会実行委員会委員長日野先生の挨拶 | ■森田先生が理学部の教育・研究とAO入試の説明、各学科(系)について説明 | |
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■国際交流推進室の渡会さんが留学制度について説明 |
■系に分かれて個別相談会場へ |
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■「AO入試の面接・筆記試験で求められる学力、専門知識はどれくらいなのか」、「卒業後の進路」、「大学のカリキュラムについて」などの質問がありました | ■懇親会 |
最先端の物理の話題を、お茶を飲みながら気楽に聞いてみようという企画です。講師の先生のお話30分、質問タイム15分。
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■ニュートリノとカムランドの成果についてわかりやすく講演していただきました | ||
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■疑問に思ったことを気軽に質問できます |
■質問してくれた方には、記念品プレゼント! |
■コーヒーブレイク |
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■未来のコンピューター「量子コンピューター」は、量子力学の現象を利用する計算機で、膨大な演算を一度に処理できることなど、講演していただきました |
東北大学と惑星探査のかかわりなどを年代毎に紹介。
Kaguya,Nozomi,Hayabusa など。
身の回りの物質は、電気を流したり流さなかったり、磁石になったりならなかったりなど様々な性質を持っています。 「物性」のほとんどは、物質中にある電子の働きによって決まっていて、その電子をじっくり見ると大きな庭に規則正しく咲く美しい花のように見えます。
第1部は、平井雅代さん(生命科学研究科)と今井由佳さん(農学研究科)の講演。第2部は、8つに分かれてグループトーク。
県内外の約60人が参加してくださいました。
「大学・大学院でどのようなことをしているのか、進路を決めるまでについて、など気軽に楽しく話ができたのですごく楽しかった」などの意見が多数よせられました。
7月30日(月)、31日(火)、2007東北大学理学部オープンキャンパスが開催されました。様々な展示・体験授業があり、その中からいくつか取り上げます。
目に見えない素粒子・原子核をたくさんの実験装置を使って目で見えるように工夫を凝らした企画です。「霧箱でアルファ線を見る」「シンチレーション・ファイバーで宇宙線を見る」など。
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■霧箱で見た原子核。放射状の霧みたいなのがアルファ線(ヘリウム原子核)です | ■紫外線に反応してシンチレーターが光っています | ■チェフレンコフ検出器に用いた水と光電子増倍管 |
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■直線型加速器(LINAC)の模型。核理研の直線型電子加速器と円形シンクロトロンが
説明されています |
■日本初のシンクロトロンに使われたガラスドーナツ(50年前にこの中を電子が光の速さでまわりました) |
■霧箱をつくってみよう |
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■完成した霧箱を液体窒素で冷やします | ■ウラン、トリウムなどの自然放射性元素を含有している物質 | ■GMサーベイメーターとゲルマニウム検出器で放射線を計測します |
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■シンチレーション・カウンターで宇宙線を検出します | ■シンチレーション・ファイバーで宇宙線を見る | ■霧箱内でアルファ線が飛んだ瞬間 |
7月14日、15日、岐阜県飛騨市神岡鉱山茂住坑内の坑道、地下1000 mを探検する「ジオ・スペース・アドベンチャー(GSA)2007」が開催されました。GSAは今年14回目を迎え、北は岩手県、南は福岡県の全国から約1000人の参加者がありました。このイベントは、例年定員の4〜5倍の申込がある程の人気で、今年は神岡鉄道の廃止にも関わらず2〜3倍の応募がありました。地底空間を再利用して町おこしに活用しようと、神岡町住民でつくる実行委員会が主催しています。
坑道内には、鉱石を採掘する大型重機の実演・見学や、普段なかなか見ることができない東京大学宇宙線研究施設スーパーカミオカンデの見学、神岡鉱山の歴史を紹介するコーナーが設けられていました。今回カムランドは液体シンチレーターの純化中で見学ができないため、M1の学生によるミニセミナーが開催されました。
ニュートリノ科学研究センターでは、教員1名、修士1名を毎回GSAにボランティアとして派遣しています。今年は、丸藤祐仁先生を中心に寺島亜寿紗さん 、仲村未生さん、渡辺寛子さんが交代で「カムランドができるまでの様子」、「ニュートリノや地球内部の放射性物質から生じるニュートリノの観測に世界で初めて成功したこと」などについて講演しました。
当日は子供からお年寄りまで幅広い年齢層の方々に来て頂きました。
ニュートリノ研究のような基礎科学は説明をするのが難しいのですが、観客の皆さんが反応してくれたところも多々あり、
参加してよかったと思います。今回、修士1年の三人に実験の説明を担当してもらいましたが、それぞれ工夫を凝らして分かりやすいように説明をしてくれました。教育上も大きな収穫だったと思います。
また、神岡鉱業株式会社の方々をはじめ、神岡町の方々には大変よくして頂きました。GSAは、いつも私達を支え、見守ってくれている地元の方々と交流出来る数少ない機会ですので、また来年以降も積極的に参加していきたいと思います。
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■1組約50人のグループ | ■坑道入口にある名札 | ■坑道 |
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■地下1000mの屋台 |
■パネル展示コーナー |
■セミナーの準備 |
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■坑道内はヘルメット着用 | ■液体シンチレーターが紫外線で光る様子 | ■質問中 |
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■カムランドの紹介 | ■小さな子から大人まで、たくさんの参加がありました | |
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■難問には丸藤先生が替わって答えます。 | ■反省会 | ■皆さんお疲れ様でした |
「ピアノ開きコンサート・最終回」の出演は、東北大学ピアノサークルと青葉城址男声合唱団のみなさんでした。
ピアノサークルは実動は40〜50名位、全体では80名ほどもいるそうです。今回演奏してくれた5名のみなさんはみな理学研究科・理学部の学生さんです。レベルの高い美しいメロディを奏でてくれました。選曲は、一般の人もよく知っている親しみやすい曲を選んでくれました。
青葉城址男声合唱団は、学生や社会人で構成されていて、ふだんは定期演奏会のほかに様々なジョイントコンサートなどで活躍しているそうです。どうしたら歌がうまくなるのかお聞きすると、頭の上から突き抜けるように「響かせる」のがポイントということでした。また「声量を増やす」ことと「ピッチ」が大切なのだそうです。ちなみにパート分けは、入ったときに指揮者の審査(?)によって振り分けられるそうです。入団資格は「男であること」。懐の深い合唱団ですね。
■ピアノサークルの学生さん方による演奏 | ■雨降る夜にピアノの音色が沁み入ります | |
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■パチパチパチ | ■演奏者の「横顔」ポスター展示 | ■青葉城址男声合唱団のみなさん |
■トークで空気が和らぎます | ||
■響き渡る歌声が大迫力 | ||
■花束贈呈 | ||
すてきな演奏、すてきな歌声をありがとうございました |
*「これからもコンサートをしてほしい」という声が多数聞かれましたが、世話人の本堂先生に伺ったところ今後の企画はまだ未定ということです。
☆詳しいコンサート情報はこちら
☆エントランスホールでは毎週木曜日の朝8:30から、ラジオ体操も開催されています。参加者募集中です。
「育児のための短時間勤務制度」の導入については、平成13年度から本学に設置された「男女共同参画委員会」で検討課題としてあげられ、「杜の都女性科学者ハードリング支援事業」の「育児・介護支援プログラム(育児と研究の両立支援)」で育児と研究の両立支援の観点から検討されてきました。今年4月1日より試行が開始、その具体的な利用の仕方などを久利先生に説明をしていただきました。あわせて、「サイエンス・エンジェル制度」について小谷先生にご講演頂きました。
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■今回の幹事は薬学研究科です | ■進行役の岩渕先生 | ■開会の挨拶は土佐先生 |
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■約40名の参加がありました |
■久利先生の紹介をする小谷先生 |
■制度について説明をする久利先生 |
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■質疑応答 | ■小谷先生 | |
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■サイエンス・エンジェルたちです | ■講演者の先生に拍手 | ■懇親会 |
100周年を期して、総長を始め、北青葉山地域7部局の代表によるご挨拶を頂き、松林憩いの広場(仮名)の整備状況等の報告、また、この地域の将来像等についての紹介も行われました。
2007年6月10日(日)、「物理チャレンジ2007」の第1チャレンジ理論問題コンテストが物理B棟305号室にて開催されました。県内外より5名の参加がありました。「物理チャレンジ」は、20歳未満の高等教育機関入学前の青少年を対象とする全国規模の物理のコンテストで、世界物理年を記念して2005年8月に岡山で開催されたのが始まりです。全国一斉の「理論問題コンテスト」と自宅等で行う「実験リポート」からなる第1チャレンジ、夏休みに3泊4日の合宿形式で行われる第2チャレンジから構成されています。第1チャレンジで選抜された約100名が、7月29日〜8月1日までつくば市で開催される第2チャレンジに進みます。また、この大会は、2008年7月に開催される「第39回国際物理オリンピックIPh02008ベトナム大会」に派遣される日本代表選手の選考を兼ねています。
実験リポートの課題は、「身の回りにある材料を使って、1オクターブの音階(ド、レ、ミ、ファ、ソ、ラ、シ、ド)を奏でることのできる楽器を作ってみよう。音程(音の高さ)は何によってきまるかを調べてみよう。」でした。
理論問題は、90分間で必ずしも現行高等学校学習指導要領の範囲内での出題とは限らず、1冊だけ参考図書を持ち込むことができます。
<出題された理論問題の一例>
月までの距離は38万km,月の直径は地球の直径の1/4であるとする。月の視直径(見かけの大きさを角度で表したもの)はいくらか。最も適当なものを,次の1〜6の中から1つ選びなさい。
1.0.01° 2.0.02° 3.0.04° 4.0.1° 5.0.5° 6.1.0°
◆何故応募したのですか?◆
・物理が好きだからです。
・先生に勧められました。
◆物理の面白いところは?◆
・身近な現象について詳しく知ることができて面白いです。
・自然現象を実験しなくても理論だけで導けてしまうところがすばらしい。
◆参加しての感想◆
・実験もできたし、物理の知識も深められたので良かったです。
・前回の問題など勉強してきたけれど、難しかったです。
今回のコンサートは、自修会会員である理学部の学生が中心となって開かれました。
新しい試みとして、演奏者にまつわる情報や、研究内容などのポスター展示が行われていました。コンサートを楽しみながら、ここで行われている研究に気軽に触れられるというのは参加者にとっても大変有意義な企画だと思います。「直近にすばらしい演奏が聴けて感動しました。」「学びと音楽の両立が素晴らしい。また聞きにきたいです。」(アンケートより)、理学研究科に初めて来た方からは「場所も雰囲気もすごくいい所だと思った。」との声も聞かれました。
■世話人の本堂先生。 | ■リコーダーアンサンブルの皆さん | |
■リコーダーってたくさん種類があるんですね | ■満員御礼。応援団(?)も登場 | |
■心地よい笛のリズム | ■休憩時間のポスター発表も大盛況 | |
■杉原謙光さんのピアノ独奏 | ||
■プロ並みの演奏に圧倒されました | ||
■アンコールに応えて | ■笛とピアノのハーモニー | ■演奏者のみなさん、お疲れ様でした! |
☆ピアノ開き演奏会シリーズIII(最終回)は、7月4日(水)18時開演です。
☆詳しいコンサート情報はこちら
☆エントランスホールでは毎週木曜日の朝8:30から、ラジオ体操も開催されています。参加者募集中です。
・日 時:2007年6月1日(金) 17:00〜18:30
・場 所:物理B棟301号室
・講 師:岩佐義宏 教授(東北大学 金属材料研究所)
・題 目:有機物のデバイス物理
「物理科学の最前線」は、物理学専攻が主催する最も公式のセミナーで、年6回 (前期3回、後期3回) 開催しています。系統的な授業の枠組みや学習の達成度を超えて、物理科学の最前線を学ぶことができます。講師の先生は内外の著名な物理学者で、その内容は一般的な紹介が主であり、 特に学部学生が理解できるようにと工夫しています。物理の研究で非常にアクティブな先生が、何故この研究を選んだのか?を知ることによって、学部生が自分の進路を決める判断材料のひとつになるようにと企画しています。6月1日の岩佐先生は「有機物を使ってトランジスターのような素子はできないか?」ということを研究している先生です。
ソニーの中鉢社長は、年内発売予定の有機ELテレビを「『技術のソニー』復活の象徴にしたい」と語っていますが、その有機ELと「カーボンナノチューブ」を結びつけて考えていなかった私にはとても興味深い講演でした。
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■岩佐先生を囲んでの懇親会 | ■教職員から学生まで多くの参加者 | ■2007年の担当委員齋藤先生 |
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■岩佐先生の紹介 |
■金属材料研究所の紹介などを |
■「物理学が扱う物質は時代と共に複雑化しています」 |
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■質問タイム—自由に質問ができるのが最前線の特徴— | ■ありがとうございました |
2007年5月26日(土)〜27日(日)、第58回春季海上運動会が名取市北釜 貞山運河にて開催されました。理学研究科と教育研究科のチーム「Scientia」が今年も教職員の部に出場し、3位に入賞しました。メンバーは以下の通り(敬称略)。
村上洋一(理学研究科)、岩崎俊樹(理学研究科)、早川美徳(理学研究科)、石垣正(教育研究科)、志田博(理学研究科)。
去年敗れた流体科学研究所のチーム「林家5号」に今年もまた敗れてしまい、「来年こそは」と闘志を燃やす面々でした。
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■練習日。あいにくの雨で船には乗れず室内練習です | ■「漕ぎ方はこんな感じで」 | ||
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■5月26日快晴です |
■優勝盾 |
■開会式に臨む「Scientia」 |
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■選手宣誓 | ■さあ、いよいよ試合です | ■少し練習 | |
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■バウサイドの人漕いでくださーい | ■息ぴったり? | ■スタート地点 | |
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■「林家5号」と2艇身くらい差が・・・ | ■試合終了後「あー、やれやれ」 | ■優勝した「林家5号」の皆さん | |
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■試合結果 | ■「うーん、惜しかったな」 | ■「来年は絶対勝つぞ」「おー」 |
ピアノ開きコンサートの余韻が冷めやらぬ頃に、第一回ランチタイムコンサートが開催されました。
後藤悠仁さん。 | バッハ無伴奏チェロ組曲第3番より | |
「ヴィオラはオーケストラではあまり目立ちませんが、ブラームスやドボルザークなどヴィオラを愛する作曲家は多くいます。」 | 杉原 謙光さん到着。 | |
ありがとうございました。 |
杉原さんの伴奏について
「すごく上手で気持ちよく演奏できた。」「僕よりいい感性をしているのでは。」
ご感想
「ホールの響きがすごくいい。今回は第一回ランチタイムコンサートということですが、これからも続いてできるといいですね。是非また呼んでください。」
後藤さんは、一昨日まで青森、当日ここでの演奏のあとはすぐに大宮でのコンサートという多忙なスケジュールなかお越し下さいました。室内楽を含むと年間200回以上もの演奏会をしているそうです。大変朗らかで謙虚な方という印象でした。 ヴィオラのソロのCDについて聞いたところ「バルトーク」「ウォルトン」「今井 信子」「バシュメット」などが代表的ということでした。
一方、物理系2年制の杉原さんは川内での試験を終えて駆け付け、演奏が終わるとそのまま慌ただしく午後の授業へと戻っていきました。お疲れ様でした。
ランチタイムコンサートも大盛況に終わり、大変好評でした。
自修会では,自修会活動のさらなる発展のためグランドピアノ(ヤマハ・C3LA)を購入しました.
設置場所の理学総合棟エントランスホールは,演奏者の繊細かつダイナミックな表現を聴衆が一体となって共有できる,極めて音響に優れたホールです.
そこで,仙台を代表する音楽家を招き,ピアノ開きコンサートが開催されました.
250名以上もの聴衆でホールは満員。中には研究や仕事の合間を縫って聴きにきていた人もいました。
満員の会場 | 上の階も満員 | 福原佳三さん。事故によりあらゆる機能の感覚が失われつつも、驚異的なリハビリによって07年演奏活動に復帰した方です。 |
伝田 正秀さん | ||
皆聴き入っています | ||
懇親会の様子。生協の特設売店で軽食が用意されていました。 | 福原さん・伝田さん・本堂先生。ありがとうございました。 |
―演奏してみてどうでしたか
福原さん「理学部にこのような空間があることが素晴らしい。どんどん活用されるといいのでは。」
伝田さん「雰囲気もあるしホールの響きがよくて演奏していても気持ち良かったです。」
おふたりの共演は今回がはじめてなのだそうです。また、世話人である物理の本堂先生と福原さんは10年来のお付き合いで、その関係で招かれたということでした。今回の曲目は「普段よく弾いている曲」(伝田さん)から選んだそうです。福原さんも伝田さんも大変気さくで楽しい方でした。是非またこのホールで演奏をお願いします。
「ヴァイオリンの音色に惚れました。」(物理系1年生)
「すごかった。感動しました。」(物理系1年生)
「気軽に、しかも仕事帰りにプロの演奏が聴けて良かったです。これからも是非続けて下さい。」
「仕事の合間に来てみたけど、このあとの仕事も頑張ろうという気になりました。」
労働安全衛生規則第35条にもとづき、教職員の着任時における安全衛生教育をおこないました。
対象は平成2006年9月1日から2007年5月1日までの間に採用された教職員で、参加者は24名でした。内容は「安全衛生指針」、「理学研究科等事業場の責任体制」「安全衛生に関する一般的注意事項」などについて。講師は、理学研究科等事業場 安全衛生管理室 副室長の寺田眞浩教授。
4月23日(月)、18時20分から理学総合棟2階共通講義室205号室で、東北大学職員組合理学部支部・お花見企画「春風亭一朝独演会」が開催されました。
演目は、天狗裁き:春風亭一之輔、転失気(てんしき):春風亭一朝、蛙茶番(かわずちゃばん):春風亭一朝 でした。
職員組合理学部支部では、毎年1回くらいのペースでピクニックなど企画を行っていました。今回はなるべくみんなが参加できるものをということを考え落語に決定しました。講義室で落語ということでどうなるかと思いましたが、レンタル会社に依頼して高座などをくんでもらい、ああいう形になりました。 今回約110名という予想以上の来場で、大変好評でした。委員長の山下正廣先生の開催の挨拶にあったように組合員というよりも職員の交流のために良い企画だったと思います。
◆一朝師匠を指名した理由を教えてください◆
1.東京の寄席で何回も聴かせていただいていて、その噺のうまさに魅了されていたこと。(江戸前の心地よいリズム感等、数年前、新宿・末広亭で聴いた「抜け雀」の名演はいまでも鮮烈に覚えています)
2.幅広い聴衆層を考え、(新作ではなく)古典落語の名手であること。
3.(歌舞伎座で囃子方を務めていた程の)横笛の名手で、そちらも聴かせていただきたかったこと。
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■委員長山下正廣先生の挨拶 | ■満員御礼 | ■春風亭一之輔さん |
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■講義室なのに高座が意外とマッチしています。 |
■春風亭一朝師匠 | |
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■これぞ江戸前の古典 | ■横笛も披露してくださいました | ■日本フィルハーモニー交響楽団のヴィオラ奏者山田智子さん |
「研究と仕事の合間のリフレッシュ」「自修会構成員の親睦を深める」という目的で、花見茶会が開催されました。当日の天気は快晴。うららかな陽気の中、みな心地よさそうにお茶をいただいていました。
大盛況の中庭 | 点てていただくお茶は格別 | |
「時計回りに回して正面の絵柄を横にずらすんですよね」 | 老舗・売茶翁のお菓子。宝石のようです。 | |
「食べるのがもったいない」なんて声もちらほら | 尺八の音が風流に | 裏では一生懸命に陰点てをしてくれていました |
のどかなひととき | リフレッシュ | ありがとうございました。 |
日時:2007年3月27日(火)13:00〜15:00
場所:理薬食堂
◆各専攻長・学科長より学位記交付
◆成績証明書等の発行
◆教員免許状交付
◆AOSIS歓談コーナー
3月27日(火)、仙台市体育館において全学の学位記授与式が午前中に開催され、午後1時からは理学研究科厚生会館にて学位記の授与が行われました。
■お世話をした大槻先生■
今までは学位記は教室での受け渡しでしたが、厚生会館を会場に先生からの手渡しのかたちで行うのは昨年が初めてでした。堅苦しい式ではなく、学位記を受け取ったり、しゃべったり、食べたり、写真を撮ったり・・・卒業生たちが好きなように動いて楽しめるようにしたいと思っていました。同級生でも学科や専攻が違うから会えないなんて残念なことがないように、2階に軽食コーナーを設けて自由に交流できるようにしました。今年は昨年の経験を生かして、行列の解消のため証明書の発行をできるだけスムーズにするよう工夫してもらったり、会場にBGMとしてピアノの生演奏をお願いして雰囲気を盛り上げたりして、ますますいい式になりました。生協の大友さんをはじめ多くの皆さんにご協力をいただいたおかげです。
受付にて評価分析室よりアンケート用紙などの配布。 | 各学科・専攻の先生からひとりひとりに学位記が授与されました。 | パチパチパチ |
今年もたくさんのアンケートへのご協力をありがとうございました。 | ||
わいわい | 先生方も嬉しそう | 会場が華やかに |
紅一点。 | ピアノの生演奏が雰囲気を盛り上げてくれました。 | 化学同窓会の窓口では記念品の贈呈 |
厚生会館2FのAOSISには軽食や飲み物が用意されています。 | みなさん、ご卒業おめでとうございます。 |
3月9日・13日に化学の最終講義が盛大に行われました。
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藤村教授 | 甲教授 | 吉良教授 |
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全員集合。パチリ! |
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長谷川助教授 | 賑々しく・・ |
2007年2月24日(土)、仙台市科学館3階 エントランスホールにて「来て、見て、触って、感じる科学 with サイエンス・エンジェル」が開催されました。
この催しは、東北大学杜の都女性科学者ハードリング支援事業が主催したもので、東北大学の自然科学系部局に所属する女子大学院生のサイエンス・エンジェルがそれぞれの研究をわかりやすく紹介し、科学の面白さ、親しみやすさを伝えようと企画されました。
「ものの見え方の不思議」、「血圧測定大会」、「ウシの解剖学」、「脳のできあがっていく様子を見よう」、「歯の誕生物語」の5つのブースに分かれていて、各コーナーのスタンプをひとつひとつ集めるという子供が参加して楽しめるような形式でした。
来場された方にお話を伺ってみると、最初からこの企画を知っていたという訳ではなく、仙台市科学館にきてみたら、こういう催しが開催されていたので寄ってみたという人が多かったように思います。思いがけず楽しい企画があってよかったという感想をいただきました。
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科学館にはフライトシミュレーションを体験しにきました。
鮫の歯のブースが面白かった。
東北大学も法人化でかわり、社会活動をするようになったとかんじますね。人間はわからないものの反発するけれど、こうした試みを実施してわくわくすることをアピールすることで大学を削減しろという声がなくなるのでは。
ものの見え方の不思議が面白かった。
お姉さんがわかりやすく説明してくれてよかった。
今度は車の仕組みをやって欲しい。
この催しはインターネットで知りました。面白かったのはものの見え方の不思議です。
今度は星の話とかやってくれるといいですね。
クイズに挑戦しましたが難しかったです。
平成19年2月17日(土)、片平さくらホールにて「ヤングブレインズによる先端科学シンポジウム(大学院GPおよび理学研究科3COEによる合同シンポジウム)」が開催され、
土曜日にもかかわらず130名を超える参加者がありました。
理学研究科は、「魅力ある大学院教育」イニシアティブ(通称大学院GP)の実施拠点として採択され、「ヤングブレインズ(若き頭脳集団)」をキーワードに、大学院学生を経済的に支援などの活動をしてきました。このシンポジウムは、そうしたヤングブレインズを主体に研究発表をして、異分野間の交流を図ってもらおうと企画したものです。
参加者の投票により、以下の6名の方が優秀口頭発表賞、優秀ポスター発表賞を受賞されました。
口頭発表の部
1.Yoshihiro Furukawa (古川 喜博)
2.Lee Nayoung
3.Koichi Ichimura (市村 晃一)
ポスターの部
1.Jun Nozawa (野澤 純)
2.Yasufumi Takahashi (高橋 康史)
3.Takashi Fukumoto (福元 貴志)
もともとこのシンポジウムの計画はありませんでしたが、去年、運営委員会で吉田武義先生が「どの専攻がどういうことを研究しているのか、知る機会を作りましょう」と提案して大学院GPで開催することになりました。 COEという枠でいくつかの専攻でまとまってはいても互いにどんな事をしているかはわからない。分野間を越えて、まずは隣で何をやっているのかを、1日通してシンポジウムに参加するとわかるようにと考えました。これをきっかけに交流の芽が少しでもでてくれれば大成功です。 大学院GPは一年半と期間が決められていましたが、残したものは大きかったと思います。例えば、「科学基礎論」。これは、大変好評だったので今後理学研究科が自前で行うことになります。また、「TOEFL-ITP」の実施も引き続き行うことになりました。 学会などに出席するための旅費を修士に支援できたのも大学院GPならではでした。その院生が学会で発表をしてポスター賞を受賞したりと、成果が形となっていることは大変うれしいことです。いろいろな人の実力をかさあげしようという他にはない理学研究科独自の試みでした。今後はそれぞれ専攻に特化した特色のある大学院GPが採択されるといいですね。 余談ですが、17の講義室に液晶プロジェクターを入れたのも、キャンパス無線LAN設備も大学院GPの一環です。
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■受付 | ■花輪教授による開会の挨拶、趣旨説明 | ■地球科学系COEの説明をする大谷教授 |
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■口頭発表一人20分 | ■質疑応答 | ■口頭発表の部で受賞した古川さん |
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■ポスターセッションの模様
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■化学系COEの説明をする板谷教授 | ■「生物現象をコントロールする天然有機分子の科学」 | ■コーヒーブレーク中 |
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■物理学・数学・天文学系COEの説明をする橋本教授 | ■「Navier-Stokes方程式の数理解析」 | ■福村教授による開会の挨拶 |
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■懇親会の模様/橋本研究科長より感想など | ■竹内峯名誉教授 | ■乾杯の前に一言 |
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■歓談中 |
■授賞式
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理学研究科および3COEに関連した工学系若手研究者が一同に会する機会を得た意義は非常に大きいと思います。ほとんどの参加者が「Scienceは面白い」「こんな研究もあるのか」と思ったに違いありません。今回のシンポジウムが成功に終わったことは関係者各位のご尽力によるところが多く、新めて感謝の意を表したいと思います。 さて欧米では、歴史的にScienceの「サロン」のような環境があり、分野外の研究者と議論・激論を交わす事は日常茶飯事で、数多くの革新的な研究がそうした「サロン」から生まれてきています。隔離的閉鎖社会を好む日本文化の中で、こうした「サロン」は根付かないかもしれませんが、これから理学研究科が大きなScienceを目指そうとするなら「サロン」を根付かせることが欠かせないと思います。今回のシンポジウムがその第一歩になっていただければ幸いです。
同じ日に3つのCOEの講演を聴くことができて、企画としては非常に面白かったと思います。同じ分野同士だとスライド一枚で事足りてしまうので、他の分野の人の意見を再認識する良い機会だったと思います。学生は、他分野の人にわかりやすくしようとがんばっていたと思います。
普段聴くことができない他分野の話を聴けて良かったです。みんなできるだけわかりすくということを心がけて発表してくれました。この企画で一番大変だったのはスケジュールを決めることでした。しかし、ここしかないと決めた日程は「物質階層融合科学の構築」シンポジウム、成績評価、入学試験と重なってしまい大変忙しかったです。
すごく新鮮な企画でした。もっとこういう企画があるといいですね。
久しぶりだったので緊張しましたが、言いたいことがいえたので良かったです。発表は感覚でわかるようにと心がけました。(市村さんは口頭発表の部で受賞されました)
今回のシンポジウムの会場準備や進行をお手伝いさせていただきました。シンポジウム中は受付、計時、会場でのマイクの受け渡しなどいそがしく走り回っていましたが、大きな混乱もなく会を進行することができました。 シンポジウム実行委員会の先生方の配慮で、自分の分野の発表のときは会場内での仕事をまわしていただき、発表を見ることができました。また、普段では滅多に触れることのない他分野の研究の最先端を知ることができ、大変刺激的でした。中には有名な科学雑誌に掲載さ れているものや、最先端過ぎて自分には理解できなかったものもありました。シンポジウム後の懇親会にも参加させていただきました。そこでは様々な分野の先生や先輩方から研究の内容や裏話など、普段聞くことのできないような話を聞くことができ、とても楽しかったです。 機会があればまた参加したいと思います。(石田章純さん)
まず手伝いとして参加した感想です。今回はアルバイトとして参加したのですが、会場内で様々な内容の発表を聞くことができ、とても勉強になりました。特に、自分の所属している分野とは異なる分野の話は新鮮でした。また、私の所属している研究室でもゼミを行うのですが、その分野の専門家にさえ自分の言いたいことがなかなか伝わらず、研究発表ではいつも苦労しています。それを異なる分野の人に伝えることの難しさや、分かりやすい説明の仕方などを学ぶ事ができました。今後の参考にしていきたいと思います。 次に苦労した点、嬉しかった事についてです。苦労した点は、特にありませんでした。手伝いとして参加した感想にも書きましたが、色々な分野の話を聞く事ができ、非常に有意義なアルバイトでした。また、シンポジウム後の懇親会でも、他分野の方と交流する事ができ、自分の見識が少しだけ広がったような気がします。 (齋藤雅広さん)
昨年より開催されてきたFPGA講習会のシリーズ全5回が終了しました。最終日は大雪にも関わらず、他大学から参加に来られた方もいました。
−講習を受けて良かった点は?
・FPGAは初めてでしたがどんなものか分かって有益でした。
大変だったり難しかったところは?
・演習が順序立ててあったのと、資料がしっかりしていたので分かりやすかったです。
・一番はじめの説明は難しかったが、実習をしていて理解することができた。
FPGAは何に利用しますか?
・研究センターでの測定に使えるかもしれないと受講しました。 ・大学で回路の研究をしているので何かの役に立てばいいと思います。
普段は企業向けに講習をしているので実践的なことを教えることが多いが、大学では基礎からきっちりと教えるので新鮮でした。自分も勉強になりました。
来年度も是非参加して楽しんでいって下さい。
-感想、苦労された点
FPGA講習会は、もともとは私自身が覚えたいということもあり、2年ほど前に始めました。参加者は学生さんや工学部の技術部の人が多かったが、理学部の技術部の人たちにももっと興味を持ってもらえたら良かったと思う。
-今後の予定は?
今年度は2ケ月に1回の開催でしたが、来年度は短期集中でステップアップをするカリキュラムを検討中です。
-メッセージ
FPGAは表面からは見えないですが、さまざまな実験・測定装置に使われています。量産ではない特殊な回路なので、プログラムを変えれば自由自在に使える利点があります。デジタルに関してはすべての分野に使われているので、今後もますます用途が増えてくるでしょう。是非、講習会に参加して技術を身につけてみて下さい。
みなさんお疲れ様でした。来年度の開催日は未定ですが、より充実したカリキュラムを計画しているそうです。決まり次第、技術部のHPに掲載される予定なのででチェックしてみてください。