とことん“自分らしく”生きること

青葉山の面々 - Message from Aobayama.

高岸 直生さん
化学科
4年

1.
現在、どんな研究をしていますか?

リチウム原子が内包されたフラーレンを用いた錯体を合成し、触媒への応用を試みています。これは東北大学発祥の、登場して間もない新しいテーマで、自分の研究成果がこの分野の大きな発展に繋がっていくという醍醐味をもって日々実験に取り組んでいます。

2.
興味をもったきっかけは?

高校の化学は暗記重視で「なぜそうなるか?」という部分については普通勉強しません。しかしある時、先生が「これは教えないことになってるけど」と言いながら、芳香環のπ結合、σ結合および配向性について電子軌道などを用いて説明してくれました。すると、それまで暗記するしかなく、四苦八苦していた内容が驚くほどスムーズに理解できました。このときの感動から、もっと詳しく化学を学びたいと思うようになり、化学科を志すようになりました。最初は有機化学に興味を持っていましたが、無機化学の講義を受けたときに金属錯体の新奇性、有用性に感銘を受けました。そのため有機・無機両方を学べる当研究室を選びました。

3.
メッセージ

大学というフィールドは恐らく人生で最も自由な場所です。勿論その分、周囲が気になったり、情報が溢れてどうすればいいかわからないことも増えてきますが、その中でもとことん“自分らしく”生きることを大切にして欲しいです。研究、サークル、留学、バイト、趣味,何でもいいので没頭できることを見つけてほしいですね。私の場合、大学から始めた応援団に夢中になりました。沢山の仲間と活動を共にしていく中で、自分が今まで知らなかった世界・価値観に出会い、成長することが出来ました。何事も本気で取り組めば無駄になるようなことはありませんし、かけがえのない学びをもたらしてくれると思います。

名前:
高岸 直生(たかぎし なおき)
所属:
化学科4年
研究室:
無機化学研究室
出身地:
愛媛県新居浜市
最近読んでいる本:
「竜馬がゆく」司馬遼太郎 著
研究分野:
有機金属錯体化学
掲載日:
2017.9.29
JAEN