東北大学 大学院 理学研究科・理学部|アウトリーチ支援室

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2016年12月13日レポート

12月10日(土)東北大学大学院理学研究科・公開サイエンス講座「日本で発見!113番新元素−ニホニウム−」を開催しました

 理学研究科の新しい企画として、東北大学大学院理学研究科・公開サイエンス講座をスタートさせました。第一回目は「日本で発見!113番新元素ーニホニウム−」と題し、アジアで初めて元素命名権を獲得した113番新元素について理化学研究所仁科加速器研究センター超重元素分析装置チームの森本幸司チームリーダー、本学理学研究科の萩野浩一准教授にわかりやすく説明して頂きました。
 公開サイエンス講座では、今後も科学にまつわるホットな話題を市民の皆様に提供していきます。
乞うご期待!!

2016年12月10日(土) 13:30-16:00 東北大学文科系総合講義棟2階大講義室にて

  • 開 会 (東北大学大学院理学研究科長 教授 早坂忠裕)
  • [講演] ニホニウムみたいなとても重たい元素の話
      (東北大学大学院理学研究科 准教授 萩野浩一)
  • [講演] ニホニウム発見物語 
      (仁科加速器研究センター超重元素分析装置チーム チームリーダー 森本幸司)
  • 質疑応答
  • 閉 会 (東北大学電子光理学研究センター長 教授 濱広幸)

  須田利美 先生のコメント  
 12月10日(土)に公開サイエンス講座「日本で発見!113番新元素ーニホニウム−」を開催しました。一週間前(11月30日)には、113番新元素の元素名が「ニホニウム」、元素記号は「Nh」に決定というビッグニュースが入り、また前日には来年度の理科の教科書にニホニウム記載が間に合うという知らせも飛び込む大変タイムリーな講演会となりました。
 あいにく雪のちらつく寒い日でしたが、会場となった川内の東北大学文科系総合講義棟には遠方(青森、秋田、山形、茨城)からの参加者、また多数の小中高校生を含む150名の方に参加していただきました。
 新しい元素名が付いたばかりの113番新元素に関するわくわくする話をその発見者である理化学研究所の森本幸司先生から、そしてそもそも元素とは何か、またどのように作られてきたのか、について本学の萩野浩一先生にお話しいただき、参加者の皆さんは大変熱心にお二人の先生の話しに聞き入っていました。講演会終了後も多くの中高生達が質問の列をつくり、皆さんが大変高い関心を持っていることがうかがえました。

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