東北大学 大学院 理学研究科・理学部|アウトリーチ支援室

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2017年9月21日レポート

9月16日(土)東北大学大学院理学研究科・公開サイエンス講座「地震はなぜ起きるのか?」

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 最先端のサイエンスを分かりやすく紹介する東北大学大学院理学研究科の公開サイエンス講座は昨年度より開始し、今年で2度目の開催となります。
 今回のテーマは「地震」。このテーマでの開催は、2017年3月に長谷川 昭 東北大学名誉教授が永年にわたる地震学研究の功績により、恩賜賞・日本学士院賞受賞の栄誉に浴されたことによるものです。当日は、73名の聴講者にご来場いただきました。たくさんのご来場ありがとうございました。


20170916.jpg 2017年9月16日(土) 13:30-15:00
合同C棟2F 青葉サイエンスホールにて
司会:小原隆博(広報・アウトリーチ室長、教授)


プログラム

  • [研究科長] 挨拶
      寺田眞浩(東北大学大学院理学研究科長)
  • [講演] 地震って何?
      松澤 暢(地震・噴火予知研究観測センター長、教授)
  • [講演] 地震発生のメカニズムー地震の発生は水がコントロールする?
      長谷川 昭(東北大学名誉教授)

広報・アウトリーチ室長:小原隆博 先生のコメント
 広報・アウトリーチ室長の小原隆博です。主催者を代表して、第2回東北大学公開サイエンス講座にご参加いただきました皆様に、厚く御礼を申し上げます。
 今回は、地震はなぜ起きるのか?をテーマに、地震の基礎をわかりやすく、かつ、最新の研究結果を含めてご紹介する事を目的にしました。
 我が国における地震研究の第1人者である、長谷川昭名誉教授は、水の働きの重要性を指摘した最初の研究者で、2017年3月、恩賜賞・日本学士院賞の受賞者です。日本列島とその周辺で発生する種々の地震において、共通して、水が重要な働きをすることを示されました。長谷川先生の50分間のご講演で、その仕組みが、詳しく語られました。
 長谷川先生のご講演に先立って、松澤暢教授から、地震発生のしくみについて、基礎的なお話をいただきました。
 サイエンス講座の冒頭での、寺田眞浩理学研究科長のご挨拶では、6年前の東日本大震災における東北大学理学研究科の状況や、会場になった建物が、震災後できた免震棟であることがご紹介されました。
 天候が心配なだったことにも関わらず、73名の参加を頂き、活発なご質問が多数寄せられました。中学生から大人の方と広い年齢層からご質問をいただきました。そして、活気のある中、公開サイエンス講座は、終了になりました。
 来年も、東北大学公開サイエンス講座を企画して、市民の皆様に、旬なサイエンスをお届け致しますので、引き続き、どうかよろしくお願い致します。

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