12月、キャンパスライフ支援室主催の就職セミナーと個別就職相談会が開催されました。
はじめは個別就職相談会のみ開催予定でしたが「多くの学生に参加してもらえるような機会をつくってほしい」との要望を受け、キャリア支援センターとの合同企画としてセミナーを行うことになりました。
会場の様子
12日(水)、講師に
東北大学高等教育開発推進センターの千葉政典先生をお迎えし、理学研究科合同A棟にて「就職セミナー」が開催されました。
今回のテーマは「エントリーシートを書くために必要な視点と思考」、エントリーシートでは何が見られ、そしてどのように評価されているか、わかるようで実はわかりにくい部分に焦点を当てたセミナーとなりました。
千葉先生は、学生たちに「企業がエントリーシート1枚を読む時間ってどれくらいだと思う?」など質問を投げかけ、エントリーシートを書く上で重要な相手側の視点について説明しながら、自己PRでのエピソード構成やテーマのしぼり方など具体的な対策についてもお話してくださいました。参加した学生からは「就職活動に成績はどのくらい影響するのか?」「TOEICの点数は書いたほうがいいのか?」など多くの質問が寄せられました。
参加者は45名(内訳:化学8名、地学16名、物理11名、数学7名、他研究科3名)、そのうち学部生は7人でした。
つづいて13日(木)、同じく理学研究科合同A棟にて個別就職相談会が行われました。
講師の千葉先生と1対1のひとり30分の相談会では、参加者が作成してきたエントリーシートの添削や就職活動へのアドバイスが行われました。
参加者は8名(内訳:化学3名、物理2名、地球物理1名、地学2名)でした。
<就職セミナー:アンケートより>
■開催してほしい企画や講演会について■
今後も理系学生のための就職セミナーを実施して欲しい / 面接の練習会 / 就職の進め方 / 院生のみのディスカッション / 企業で仕事をしている先輩とお話をする会
<個別就職相談会:参加者の感想(抜粋)>
「研究することが好きなので企業の研究職を考えています。昨日の就職セミナーにも参加しましたが、あのセミナーを学部生の時、もしくは修士1年の早い段階で受けたかったと思いました。」
「学部卒での就職を考えています。千葉先生には自信を持つこと、そのための準備をしっかりしておくことなどのアドバイスを受けました。」
*参考*
東北大学キャリア支援センター