東北大学大学院理学研究科・理学部国際交流推進室

Division for International Research and Educational Cooperation
Graduate School of Science and Faculty of Science , Tohoku University

東北大学 大学院 理学研究科・理学部 国際交流推進室

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理学部からの留学【先輩たちの声】

「理学部から留学するのは難しい?」、「留年せずに長期留学が実現できる?」、「どうやって留学先を選べばいいの?」...留学に興味はあるけど、何をどう始めればいいのでしょう?

いろいろな疑問でいっぱいの皆さんへ、理学から長期の派遣交換留学に参加した先輩たちの状況をお知らせします。

理学部からの交換留学参加状況  *2013年度~2019年度帰国分

Q1:留学先をどう選んだ? ( )内は所属学科・留学先国


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・その大学から交換留学で来ていた留学生に勧められた。オーロラの研究にも興味があり選んだ。(地球物理・フィンランド)
・中国語を学びたかったので中華圏を、また他国の優秀な学生と交流できるその国トップの大学を選んだ。(物理・台湾)
・英語の講義が豊富で、同学科の先輩の留学先でもあり専門分野を深く学ぶことができると考えた。(化学・スイス)
・英語力を向上させたかったので英語圏。そのうち「TOEFLスコアが応募に利用できる」「少規模な講義がある」「自然科学分野の研究が充実している」大学を選んだ。(物理・アメリカ)
・その大学では脳科学分野の講義を受講し、実りある研究ができると思った。国連本部のある都市に近いことにも興味を惹かれた。(生物・スイス)

Q2:留学時期をどう決めた?  ( )内は所属学科・留学時期

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・募集を知り、留学への強い気持ちが湧いた。自分の学科ではその時期の留学が留年につながることは理解したが応募を決断した。(数学・3年後期)
・最も必修科目が少なく、単位互換の可能性も高いことから留年をせずに済むと思えたから。(物理・3年後期)
・留年を回避するため、自分の学科では3年前期までの「学生実験」を終えてから留学することが一般的。(化学・3年後期)
・留学先できちんと研究をしたかったので、学科の実習で必要な技術を身に着けてから行くべきと考えた。(生物・3年後期)
・大学入学前から留学を希望していて、できるだけ早く行きたかった。留学先では専門教育ではなく、リベラルアーツ系の科目を学んだ。(地球物理・2年後期)
・TOEFLスコアの有効期間内に、また、思い立ったらとにかく早く行きたくなった。(生物・2年後期)

*応募から実際の派遣まで、半年~1年程度を要します。上記( )内の「後期」は7~10月派遣開始のもので、この場合は前年秋の「第一次募集」に応募する必要があります。

参照】国際交流ガイドブック(留学生課) pp.9-10 "留学までのロードマップ" study_abroad_guide_2020.jpgのサムネイル画像

Q3:留年した?しない?  ( )内は留学時期

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<留年しなかった>
・大学入学前に浪人していたので、留年せずに4年で学部を終えたかった。(3年後期)
・留年せずに済むように、必修科目や単位の読み替えを視野に入れて留学時期を考えた。(3年後期)
・留年も覚悟の上で、できるだけ早い時期に行きたい気持ちに従った。結果的に留年は回避できた。(2年後期)

<留年した>

・帰国後、以前の同級生より学年が下になってしまったので、研究室配属に向けた情報交換が難しくなるなど、多少孤独感を感じた。(3年後期)
・留年は想定の上で応募した。留学中は専門だけでなく関連分野を学び視野を広げた。また、課外活動やボランティアを楽しんだ。(3年後期)
・以前から留学を志していて、留年は問題にしなかった。単位互換も行わなかった。留学先では、幅広く興味ある分野の教科を受講した。(2年後期)

Q4:留学を考えている後輩に一言!  ( )内は留学地域

現地の言葉を覚えてから行こう!英語が通じる国でも、現地の言葉で話すと気持ちが通う。(欧州)
日本食を作れると友達作りに役立つ。親子丼・スキヤキ・日本風カレーが喜ばれた!(北米)
・迷っているなら留学すべき!お金や時間を心配しすぎないで。失敗からも学びがある。(欧州)
奨学金は申込期限厳守(常に締切をチェック)。申込書は留学経験者のアドバイスが有効。(欧州)
・自分が思っている以上に留学している人は多く、蓄積された情報を基に助言をもらえると知った。理学のスタッフやグローバルラーニングセンターにも遠慮せず相談しよう。(欧州)
・日頃の勉強を頑張って、よい成績を取る。留学に送り出してもらいやすい環境作りも大切。(欧州)
・自分で「無理だ」と思ったことも、スタッフや先生に相談すると意外と「何とかなった」。考えたことはまず相談してみよう。(アジア)
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理学のグローバルキャンパスサポーターが留学を語る!

東北大学グローバルラーニングセンターで後輩の留学を後押しすべく活動する「グローバルキャンパスサポーター(GCS)」。2020年度、理学から参加するメンバー3人の動画を紹介します!


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2020年5月更新