東北大学 大学院 理学研究科・理学部|アウトリーチ支援室

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2013年4月 9日取材

久利美和先生「地球深部探査船「ちきゅう」でさぐる巨大地震の不思議」

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会場の様子

 3月10日(日)、仙台市科学館にてアウトリーチ支援室の久利美和先生による講演会「地球深部探査船「ちきゅう」でさぐる巨大地震の不思議」が開催されました。
 この講演会は、仙台市科学館が展開する震災復興プロジェクト「るねっサイエンス事業」の一環として企画されました。
 久利先生は、2012年5月5日より12日までの間、「東北地方太平洋沖地震調査掘削」を行っていた地球深部探査船「ちきゅう」に乗船し、下船後、その体験をもとに高校への出前授業など様々な場所で「ちきゅう」についての講演を行ってきました。
 「ちきゅう」はどんな船なの?誰が乗っているの?どんなことをしているの?そんな素朴な疑問から、地震発生を解明するには何を調査しなければならないのか?といった具体的な研究活動まで、幅広いテーマで「ちきゅう」についてお話いただきました。
 今回は、会場が仙台市科学館ということもあり、分かりやすいようにと地層ねんど(小麦粉から作った久利先生の手作り!)や「ちきゅう」の模型を使った実験タイムが設けられ、楽しそうに実験する子供たちが多くみられました。

 


久利美和
IMG_1431.JPG筑波大学大学院地球科学研究科修了。博士(理学)。マントル対流や火山の研究、および質量分析計を用いた仕事に従事。2012年5月5日より12日まで、地球深部探査船「ちきゅう」による東北地方太平洋沖地震の断層掘削調査への同行取材を実施。(*2013年4月より東北大学災害科学国際研究所 講師)

*参考リンク*
仙台市科学館
地球深部探査船「ちきゅう」取材
「東北地方太平洋沖地震調査掘削」特別ページ


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