2023年6月24日開催
分子の世界への誘い ―2021年度ノーベル化学賞の紹介とその関連研究―
我々の身の回りには、多くの有機分子があります。
例えば、我々の健康になくてはならない医薬品も有機分子です。
このような有機分子は、簡単に手に入る有機分子から、化学者が化学反応を何段階も行って作っています。
最近、分子の世界にも、廃棄物を出さない環境調和型な分子作りが求められています。これまでは金属化合物を触媒として用いる手法が主でしたが、有機化合物自身が触媒(有機触媒)となり、有機分子を作り出す手法が新たに見いだされ、有機触媒の領域に2021年度のノーベル化学賞が授与されました。
今回、有機触媒を用いた分子の世界の「もの作り」について説明し、その応用として、インフルエンザ治療薬「タミフル」の簡便な合成について紹介します。
[日時] 2023年6月24日(土)13:00-14:30
[会場] 理学研究科 合同C棟 2階 青葉サイエンスホール
キャンパスマップ「H-04」の建物です。
地下鉄東西線仙台駅より「八木山動物公園行き」にて9分。青葉山駅にて下車、北1出口から徒歩3分です。
できるだけ公共交通機関でお越しください。やむを得ずお車でお越しの方は、理学研究科事務棟1階(「H-11」の建物)1階警務員室にて一時入構手続きを行ってください。
[対象] 高校生以上
[参加費] 無料
[定員] 50名(先着)
*定員に達し次第締切。
[講師] 化学専攻 教授 林 雄二郎(はやし ゆうじろう)
理学博士。東京大学理学部助手、ハーバード大学博士研究員、東京理科大学助教授、東京理科大学教授を経て、2012年より現職。専門は有機化学。
[お申込み]
ぶらりがく参加規約をよくお読みになり、ご同意いただいた上で
下記URLのGoogleフォームよりお申込ください。
https://forms.gle/ZZANDz3WfJ9LL6HB8
<ご登録いただいたメールアドレス宛に、自動返信メールが届きます>
メールアドレスに入力間違いなどがございますと、自動返信メールやこちらからのご案内がお届けできませんので、お間違えのないようご確認をお願いいたします。また、「@tohoku.ac.jp」からのメールが受信できるように設定をお願いいたします。
お申込み後、返信メールが届かない場合は、迷惑メールの受信ボックスをご確認のうえ、広報・アウトリーチ支援室までお問合せください。
*定員に達してからのキャンセル待ち受付は行っておりませんので、お早めのお申込みをお勧めいたします。
*状況により、イベント内容が変更・中止となる可能性があります。その際は速やかにお知らせいたします。
下記の規約を必ずお読みになり、当規約に同意された上でお申込みください。
また、お申込みされた時点で、当規約に同意されたことになりますことを予めご承知おきください。