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2017年10月30日レポート

【広報サポーターレポート】10月11日 (水) ぶらりがく「花の美しさのヒミツを探る-花は見かけが100%?-」

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今回は10月11日(水)開催「ぶらりがく」の様子を高野紗季(理学部物理学科3年)がお伝えします!

 10月11日(水)東北大学片平キャンパス生命科学プロジェクト総合研究棟にて、生物学科の経塚淳子教授によるぶらりがく「花の美しさのヒミツを探る-花は見かけが100%?-」が開催されました。当日は、小学1~6年生とその保護者合わせて20名程と一緒に、私たちの身の回りにある「花」について学びました。
 まず初めに、「なぜ花はきれいなの?」という問いかけのもと、講演が始まりました。赤い花、青い花、ピンクの花...私たちの身の回りにはたくさんのきれいな花があります。ではなぜ花々はそのようなきれいな色をしているのでしょうか。それは虫に花粉を運んでもらうためです。スライドに写されるきれいな花に子どもたちも保護者の方も見入っていました。


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講演の様子

 次に、私たちが普段、花だと思っているのはひとつの花ではなく、花の集まりであることを学びました。花は、がく、花びら、おしべ、めしべを一つの単位としています。これが何個も集まって一つの花のようか形をしているものもあります。
 講演の後は実際に花を分解して、自分の目で花の構造を確かめました。ダリア、ヒマワリ、カーネーション...自分のお気に入りの花を選んでピンセットで分解していき、おしべ・めしべはどれだろう?これはひとつの花か、それとも花の集まりだろうか、講演内容を踏まえながら子どもたちは真剣な表情で花の観察をしていました。そして最後に、花の観察を通して気づいたことをひとりずつ発表しました。


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観察の様子

  普段何気なく見ている花ですが、このぶらりがくを通して、今までとは違った視点で花を観察するきっかけになってくれると嬉しいです。


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