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2020年3月16日レポート

2月21日(金)物理学専攻 谷垣 勝己 教授(AIMR) 最終講義

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2月21日(金)、青葉サイエンスホールにて、谷垣勝己教授の最終講義「All for one, one for all」が行われました。当日は晴天に恵まれ、学生をはじめ、大学関係者、卒業生等多くの方々が聴講に訪れました。
本講義では、生い立ちや学生時代のエピソード、ご家族や海外での思い出などたくさんの写真とともにお話されました。谷垣先生は、子どもの頃から運動が大好きで、卓球や陸上、野球など様々な種目をご経験されたそうです。会場は終始和やかな雰囲気で、あっという間の90分でした。講義後には花束贈呈が行われ、谷垣先生の長年にわたる研究・教育に対する敬意と感謝の思いを込めて、聴衆から惜しみない拍手が送られました。


  谷垣研究室の下谷秀和先生より
谷垣先生へのメッセージをいただきました  

谷垣先生は2003年に東北大学で研究室を構えてからフラーレン化合物、クラスレート化合物、鉄系超伝導体、トポロジカル絶縁体等の電子物性・フォノン物性からグラフェン素子や有機半導体素子まで幅広い分野で精力的に研究を行ってこられました。私は2011年に准教授として先生の研究室に合流しました。学生時代にフラーレンの研究を行っていたこともあり、先生のことはフラーレン化合物の超伝導研究の第一人者として存じていましたが、実際にご一緒させていただくと多方面において同様にご活躍されていたと知り、驚いたのを覚えています。身近で見させていただいたところ、これは様々な分野への好奇心もさることながら、研究室の誰よりも朝早くから夜遅くまで仕事をされ、国内外を問わず学会を飛び回っての情報交換をするバイタリティーによって支えられているように思われます。なかなか同じようにはできませんが、私も少しでも近づけるように頑張らなければと思わされます。先生は今後、日中を股にかけて研究活動を継続されるとのことですので、これまで以上にエネルギッシュに活躍されるのではないかと楽しみにしています。最後になりましたが、先生のご健勝とますますのご活躍をお祈り申し上げます。

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▲2018年2月の研究室旅行にて。


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