2月12日(水)、合同A棟203号室にて、物理学専攻 山本均教授の最終講義「電子陽電子衝突器とCP対称性の破れ」が行われました。本講義では、山本先生は「四方山話です。」と仰いながら、これまでの研究成果など、様々なエピソードが紹介されました。アメリカで長い期間研究されていた山本先生より「今後は国際化が不可欠で、カリキュラムはもちろん、教員と学生の『契約関係』が良い研究成果を生み出す。」とのメッセージが送られました。
山本先生の最終講義が、2月12日にありました。最終講義では、山本先生の研究歴の中にある興味深いトピックについて、その背景を含めたお話ししてくださりました。海外での研究や教育の豊富なご経験をお持ちですので、なかなか経験できないようなお話ばかりで、聴講していた学生にとってもスタッフにとっても興味深い内容だったことと思います。最終講義の中では、大変なことが多かったとお話しになっていたILC計画の実現へ向け、山本先生の意志を継いで私どもも精一杯頑張りたいと思います。 山本先生は学生の指導にも非常に熱心で、これからも本学の学生のためにインターネット経由でセミナーをされるとのことです。春からはスペインに本拠地を移されるとのことですが、距離は離れてもこれまでとあまり変わらないものと想像しています。これまでよりは自由な時間が増えて、より一層研究に集中されることと思います。益々のご健康とご活躍をお祈りいたします。