2017年7月1日に東北大学大学院理学研究科と仙台市天文台は連携協力協定を締結し、2023年度のコラボレーション企画として公開サイエンス講座を行います。
2023年度第3回目のイベントとして「地球って本当に丸いんですかね〜 解けると1億円もらえる算数の問題」を2月18日に仙台市天文台加藤・小坂ホールにて開催しました。講師は本研究科の本多 正平 教授(数学専攻)です。
「地球の形はどうなっているのか?」「新聞紙を折りたたんで行くとどの位の高さになるのか?」など、本多先生が投げかける質問に参加者が答える形で講義が進みます。膨大な「数」は遠い世界のことにように感じるけど、実は身近なところに色々と存在し、それらが計算で求められること、おおよその数の考え方などを体験いただきました。今回の対象は小学4-6年生ですが、講義には保護者の方にもご参加いただき、親子で楽しんでいただきました。
アンケートでは「身近な話題から、数学や科学に興味がわいてくるテーマでとても面白かったです。先生の話が上手で最後まで楽しく聞くことができました。とても良かったです。(小学生)」「こういったイベントは子どものみの参加が多く、終わってから子どもに感想や内容をきいても「?」なことが多かったのですが、親も一緒にお話を聞くことができると、その後家族での話題だったり、「じゃあ図書館や本屋に言って関係しそうな本を見てみよっか」ということもできるのでありがたいです。(保護者)」などの感想をいただきました。イベント参加者は小学生52名、その他保護者など58名。たくさんのご来場ありがとうございました。