東北大学 大学院 理学研究科・理学部|アウトリーチ支援室

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2016年7月20日レポート

7月6日(水)東北大学サイエンスカフェ「取説「カガクブッシツ」~正しく知ろう化学物質~」

 7月6日(水)、せんだいメディアテーク1階オープンスクエアにて、第130回東北大学サイエンスカフェ「取説「カガクブッシツ」~正しく知ろう化学物質~」が開催されました。講師は理学研究科化学専攻の寺田 眞浩 教授。当日は、サイエンスカフェ始まって以来の初の水曜開催、そしてあいにくの大雨の中、大勢の方々にご参加いただきました。
 化学物質(カガクブッシツ)は、分野や文脈に応じて様々な意味で用いられている言葉ですが、メディアで扱われる場合は「人工的(工業的)に合成した物質。天然物に相対する概念として用いられる」ことが多く、得てして悪者扱いです。寺田先生のご講演の中で、化学物質の本来の姿を読み解いていきます。講演後は、各テーブル毎にディスカッションです。寺田研の学生達がファシリテータとなり、皆さんのご意見をまとめ、最後に各テーブル毎に寺田先生に質問を投げかけます。
 参加者からは「難しい課題については、分かりやすく具体的に説明があり、また、参加者の意見、ファシリテータのまとめ、引き出し方もよかった」「講演をとても楽しむことが出来ました。ありがとうございました。」などの感想をいただきました。

↑ 写真をクリックするとスライドショーになります


  理学研究科化学専攻反応有機化学研究室 M1 赤平史織さん  
 一般の市民の方々に対して自分の研究分野の専門的な知識をお伝えするという機会は初めてだったので、分かりやすく、興味を持てるような構成を考える事がとても新鮮でした。本番では、市民の方々が一つ一つの話に頷いたり驚いたりといった生のリアクションを見ることができ、やりがいを感じました。ディスカッションでは同じテーブルで互いに意見を積極的に交し合いながら、非常に近い距離で問題に向き合うことで、普段は思いつかないような鋭いご意見をいただけたりと、貴重な経験になりました。

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