東北大学 大学院 理学研究科・理学部|アウトリーチ支援室

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2020年2月26日レポート

2月14日(金)理学・生命科学研究科 合同シンポジウム2020 -学生・若手研究者の連携による学術的研究の創出-

2月14日(金)、理学研究科合同C棟2階にて、東北大学大学院理学研究科・生命科学研究科 理学・生命科学研究科 合同シンポジウム2020 -学生・若手研究者の連携による学術的研究の創出-が開催されました。

東北大学大学院 理学研究科では、新学術領域における学生・若手研究者の連携による学際的研究の創出・創生・創造・展開を目標に、教育研究活動の一環として、異分野間の交流を図るため、2007年度から東北大学大学院理学研究科の6つの専攻(数学専攻、物理学専攻、天文学専攻、地球物理学専攻、化学専攻、地学専攻)、2016年度には新たに生命科学研究科を加え合同シンポジウムを開催してまいりました。この合同シンポジウムでは、大学院生が主体になり企画・運営を行い、教員がサポートしています。

聴講者は優秀な口頭発表、及びポスター発表に投票。その結果「優秀講演賞4名」「優秀ポスター賞11名」が授賞されました。なお、今年度から副賞として青葉理学振興会より図書カードが送られました。


*リンク:理学・生命科学研究科 合同シンポジウム2020 優秀講演賞、優秀ポスター賞

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  学生企画委員長 丸岡奈津美(生命科学研究科 博士課程後期1年)  
理学・生命科学研究科合同シンポジウム2020におきまして、学生企画委員長を務めました丸岡奈津美です。昨年11月より学生企画委員、教員委員の皆様と準備を進めて参りましたが、まずは無事にシンポジウムが終了したことに安堵しております。発表者ならびに参加者の皆様には多大なるご協力をいただきましたことを御礼申し上げます。
今回の合同シンポジウムでは、前回と異なり、学生の優秀賞においてポスター賞だけでなく口頭発表賞の選出も行いました。受賞者の研究発表は、研究内容の充実や、体裁の美しさはもちろんのこと、「自分の研究は面白いぞ!」という気持ちが言葉や態度に現れていたという点も共通していたように感じます。普段は実験や論文作成等、忙しい日々のうちに忘れがちになってしまいますが、本シンポジウムを通して、研究や科学の面白さを再認識し、それを多様なバックグラウンドの人と共有できるということを非常に有意義だと感じました。さらに、共同研究のきっかけ作りや、研究発信能力の向上といった学術的な観点でのメリットだけでなく、新たな人脈を作るという点も本シンポジウムの醍醐味と言えます。学生同士で新たな仲間を作ったり、他専攻の先生方に自分の研究を聞いていただくことを、ぜひ楽しんでもらえばと思います。
本シンポジウムも今年で第13回目となり、時代に合わせた変化が求められるようになってきたかと思います。今後もより良い形で本シンポジウムが発展し、続いていくことに期待しています。最後になりますが、実行委員長の高橋先生を始め、運営に携わってくださった皆様に感謝申し上げます。ありがとうございました。

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