東北大学 大学院 理学研究科・理学部|アウトリーチ支援室

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2022年3月 7日レポート

2月18日(金)理学・生命科学2研究科合同オンラインシンポジウム2022

2月18日(金)、理学・生命科学2研究科合同オンラインシンポジウム2022が開催されました。本年度も昨年に引き続き、新型コロナウイルスの感染状況等を踏まえオンライン(Zoom)での開催となりました。

東北大学大学院 理学研究科では、教育研究活動の一環として、異分野間の交流を図るため、理学研究科が関係する3つの21世紀COEプログラムによる合同シンポジウムが2006年度に開催されました。この合同シンポジウムが非常に有意義であったことから、これを毎年継続すべきという機運が高まり、2007年度から新学術領域における学生・若手研究者の連携による学際的研究の創出・創生・創造・展開を目標に、東北大学大学院理学研究科の6つの専攻(数学専攻、物理学専攻、天文学専攻、地球物理学専攻、化学専攻、地学専攻)、2016年度からは生命科学研究科も加わった合同シンポジウムを開催してまいりました。この合同シンポジウムでは、大学院生が主体になり企画・運営を行い、教員がサポートしています。

聴講者は優秀な口頭発表、及びポスター発表に投票し、その結果「優秀口頭発表賞3名」「優秀ポスター賞12名」が授賞されました。また副賞として青葉理学振興会より図書カードが送られました。


*リンク:理学・生命科学2研究科合同オンラインシンポジウム2022 優秀口頭発表賞、優秀ポスター賞

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  学生企画委員長 松本倖汰(化学専攻 博士後期課程2年)  

理学・生命科学2研究科合同オンラインシンポジウム2022において、学生企画委員長を務めた松本倖汰です。本シンポジウムは今回で15回目の開催となりました。昨年と同様にオンラインでの開催となり、口頭・ポスター合わせて50件の発表がありました。参加登録者数は240名程度となり、多くの方にご参加いただきました。発表者と参加者の皆様、ありがとうございます。

今回のシンポジウムでは、ポスター発表セッションにおいて、参加者をランダムにポスター発表会場に割り振る試みを初めて行いました。発表者にとっては、専門外の参加者にわかりやすく説明するにはどうすればよいか苦労したことと思います。一方、参加者にとっては、専門外の研究を聴講し、議論する貴重な機会になったと思います。多少の難しさはありましたが、皆様が柔軟に対応してくださり、活発な議論が行われました。シンポジウム後のアンケートでは、ポスター発表者の方から「多くの方に聞いてもらえた。」や「普段自分が思いつかないような視点から質問を受け、刺激になった。」というコメントをいただきました。本シンポジウムの目的である異なる分野間の研究者交流が促進されたと感じております。

私も運営に携わる傍ら、一人の参加者としてシンポジウムの発表を聴講いたしました。発表者の皆様が最先端の研究をわかりやすく紹介してくださったため、大変勉強になりました。私は化学専攻に所属しておりますが、地学専攻の発表でかなり私の研究内容と近い研究発表があったことが印象的で、深く議論させていただきました。私たちは同じ理学・生命科学研究科に所属していますが、他専攻の研究を聞ける機会は多くはありません。最先端の研究を学べるよい機会ですので、皆様、次回開催時もどうぞお気軽にご参加ください。

本シンポジウムの企画・運営にあたり、実行委員長の都築先生には大変お世話になりました。また、教員委員、大学院教務係、広報室、情報基盤室の皆様にも多くのサポートをいただきました。心より感謝申し上げます。

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