東北大学 大学院 理学研究科・理学部|アウトリーチ支援室

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2014年11月10日写真日記

第8回 地球気候系の診断に関わるバーチャルラボラトリーの形成 講演会「気候を変える二酸化炭素と大気粒子」が開催されました

9月18日(木)、19日(金)、第8回 地球気候系の診断に関わるバーチャルラボラトリーの形成 講演会「気候を変える二酸化炭素と大気粒子」が開催されました。「地球気候系の診断に関わるバーチャルラボラトリーの形成」は、地球温暖化などの地球環境と気候変動の問題を総合的に診断すること、基礎研究基盤の充実と次世代の育成を目的に、地球表層系の研究に関わる大学附置研究センターである東京大学大気海洋研究所、名古屋大学地球水循環研究センター、東北大学大気海洋変動観測研究センター、千葉大学環境リモートセンシング研究センターが連携して行っているプロジェクトです。気象予測、エアロゾルと微量気体の動態、雲と降水現象、古気候に関わるデータ取得と解析、モデル比較についての連携講習会を全国の学生に向けて開講しています。
今回の参加者は22名。森本真司先生と岩渕弘信先生の講義の後、CO2と関連要素(酸素濃度やCO2の炭素同位体比)の測定法の実習を行い、さらにこれまでに得られたデータを解析して大気中のCO2濃度増加の原因を推定すること、日射計、放射計、スカイラジオメーターの測定法を学び、地上観測データや衛星観測データを用いて日射・放射フラックスの収支を求めるとという2つのグループに分かれて、課題に取り組みました。私はCO2班に同行したのですが、皆さん慣れない手つきでサンプル採集や測定を行っていた中、発表ではAPOの算出データが最新のデータとほぼ合致するという、中澤先生も感心する分析内容でした。今後も、ここで習得した技術を使ってwebsiteに掲載されている様々なデータを解析して欲しいですね。



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