7月29日、30日のオープンキャンパスにて、化学専攻の河野裕彦教授と修士1年の菱沼直樹さんが、「飛び出すデジタル3D映像を体感しよう!DNA鎖切断動画公開」と題し、X線自由電子レーザーによって瞬時に電子がはぎ取られた炭素同素体C60フラーレンの爆発の様子やDNA鎖切断の様子を三次元可視化システムで公開しました。
DNAがダメージを受け、鎖が切れてしまうとどうなるか...新しい細胞にDNAの情報が正しく伝達されず、健康を害する可能性もあります。今回は、DNAの鎖が切れたときに何が起こっているかをコンピュータサイエンスの観点から調査し、シミュレーションを行いました。
教科書ではわかりづらかったDNAのらせん構造が3D眼鏡を使って立体で見ることができ、迫力のある映像に、体験した高校生は興味津々でした。
この三次元可視化システムを使ったDNA二重らせんの切断過程シミュレーションは、9月の理学部キャンパスツアーで体験することができます!詳細は、理学研究科ホームページをご覧ください。(近日公開)
化学専攻 河野裕彦先生
修士1年 菱沼直樹さん
3D眼鏡を装着します。
DNA鎖切断の様子が3D映像で見られます!(画像ではお伝えできません...)