今年で5年目を迎える、高校生向けのイベント「もしも君が杜の都で天文学者になったら。。。」を、12月20日(日)〜12月26日(土)に開催致しました。
このイベント「もし天」は、東北大学天文学教室と仙台市天文台が共同で開催する、高校生向け天文学者職業体験実習です。全国から集った高校生達が、1週間合宿をし、高校生自らが研究テーマと研究計画を立案して天文台の望遠鏡で観測し、そのデータを解析して宇宙の謎の解明をするプログラムです。
今年は、全国から12名の高校生が集まり、宇宙の謎に挑みました。高校生と(高校生の数よりも多い)TAらは、日を追う毎にチーム内が団結し強い絆が生まれて行くのを感じます。日夜の観測とデータ解析で睡眠不足で過酷な状況ではありましたが、得るものも大きかったはずです。
最終日の12月26日(土)には、1週間かけて研究した成果をまとめ、一般市民の皆様に解りやすく伝える、研究成果発表会をせんだいメディアテーク7階スタジオシアターで行いました。
発表は、次の通りです。
【宇宙論班】 チーム名「ダークマター(は)あるマゲドン」
銀河および銀河団のスケールとダークマター量との関係を探る
【銀河班】 チーム名「スパイラル☆パラダイス」
銀河の形態分類(ハッブル分類)とは異なる新しい銀河分類の探索
【恒星・星雲班】チーム名「SNS(star Nebula Searchers)」
星雲の観測により、星の死から生を調べる
リンク
今回集まった高校生の中には、下記の団体に所属している方々も参加しており、今回のもし天の様子をホームページ内で紹介して頂きました。
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「科学者の卵養成講座」活動ブログ
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「高校生・大学生による宇宙団体SPICA」報告ページ
12月20日(日)開校式
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合宿中(12月20〜25日)
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12月26日(土)研究発表会
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