1月9日、16日の二週に渡り、仙台市天文台のトワイライトサロンで天文学専攻の先生方がゲスト講演を行いました。
9日は、田中幹人先生の「もしも君が杜の都で天文学者になったら。。。2015 ~バックステージ編~」。12月20日〜26日に開催された「もし天」を振り返りました。今回のもし天のレポートは、本ホームページの1月13日のレポート「
2015年度 もしも君が杜の都で天文学者になったら。。。」にも掲載していますが、本講演では、銀河班(チーム名:スパイラル☆パラダイス)にフォーカスしたドキュメンタリーを放映しました。放映後、銀河班のリーダーTAとしてもし天に関わった天文学専攻M1の新岡耕平さんが、もし天の感想を述べられました。
▲田中先生「もし天は、勉強ではなく自分で答えを見つける課題解決型のイベントです。」
▲参加者は、高校生の発表の様子をうなずきながら熱心に鑑賞していました。

▲新岡さん「もし天では、高校生とともに大学生TAも一緒になって成長することができたと思います!」
16日は、市川隆先生の「南極で探る第2の地球」。地球外生命の可能性を探るには、たくさんの星を探さなければなりません。「UFOは別にして、私たちはどうやって宇宙人を探すか」「惑星を直接撮像してみたら、生命の兆候が確認できるのではないか」「間接的に地球型の惑星を探す方法」など天文学者が第2の地球を探す研究をどのように進めているか、また発見した惑星の性質を調べる方法をわかりやすく説明してくださいました。さらに、南極で計画している研究のお話もされ、参加者はとても興味深そうに聴講していました。
▲講演をする市川先生。参加者へのお土産に南極の氷を持ってきてくれました!
▲国立天文台の四次元デジタルシアターを使って、138億光年の宇宙を見ることができました。