東北大学理学部・理学研究科、生命科学研究科 合同開催 保護者交流会2024

2024年5月25日(土) 対面開催決定!!



東北大学理学部・理学研究科では、保護者の皆さまとの交流・親睦を図ることを目的とした「保護者交流会」を例年開催しております。
今年も「東北大学懇談会」と同日に、生命科学研究科と合同で対面方式(事前申込制)による保護者交流会を開催いたします!

当日は、会場での全体説明の後、案内役の教員と学生が参加者を引率し、各学科・専攻の教室等にて懇談会を開催するとともに、特色ある設備や場所、研究室等を見て回るキャンパスツアーを実施いたします。

今年も皆さまと青葉山キャンパスで直接お会いできますこと、教職員一同心より楽しみにしております。ぜひお気軽にお申込みください!


概 要

日  時
令和6年5月25日(土) 14:00~16:30予定(開場13:30~)

対  象
理学部・理学研究科、生命科学研究科の全学生の保護者、ご家族等

場  所
東北大学理学部・理学研究科 青葉山キャンパス大講義室(キャンパスマップ H-32
〒980-8578 宮城県仙台市青葉区荒巻字青葉6-3 東北大学青葉山キャンパス
仙台市地下鉄東西線「青葉山駅北1出入口」より徒歩7分(交通アクセス



※当日は公共交通機関のご利用にご協力ください。
※理薬食堂及び理薬購買店は土曜日は閉店となります。お食事でご利用いただくことはできませんのでご注意願います。
※青葉山北キャンパス合同C棟(キャンパスマップH-04)のセブンイレブンは営業しております。

主  催
東北大学理学部・理学研究科/生命科学研究科/青葉理学振興会/東北大学理学萩友会

【青葉山北キャンパスにて同日開催のイベントのご案内】   

〇女子大学生誕生111周年記念展示
■会場:附属図書館北青葉山分館3階イベントスペース(キャンパスマップ I-02)
■開催時間:10:00~17:30
日本で最初の女子大生が本学理学部で誕生してから111年となることを記念し、昨年リニューアルオープンした東北大学附属図書館北青葉山分館にて展示企画を開催いたします。
保護者交流会当日もご見学いただけます。ぜひご覧ください!

 

プログラム


1.開会・主催者挨拶(全体説明)14:00~14:50予定
都築 暢夫 理学部長・理学研究科長
彦坂 幸毅 生命科学研究科長
須藤 彰三 青葉理学振興会理事長

2.懇談会・キャンパスツアー 15:00~16:30予定
案内役の教員と学生の引率のもと、各学科・専攻別のグループに分かれて実施いたします。
普段学生が使う講義室やセミナー室にて懇談会を開催するとともに、特色ある設備や場所、研究室等を見て回るキャンパスツアーを行います。

グループ構成



①数学グループ(数学科・数学専攻 対象)
②物理系グループ(物理系・物理学科・宇宙地球物理学科・物理学専攻・天文学専攻・地球物理学専攻 対象)
③化学グループ(化学科・化学専攻 対象)
④地学グループ(地球科学系・地圏環境科学科・地球惑星物質科学科・地学専攻 対象)
⑤生物・生命グループ(生物学科・生命科学研究科 対象)


3.閉会(解散)16:30予定



お申込みについて



申し込み締切日:令和6年5月20日(月) まで



事前申し込み制(希望する学科・専攻のグループを選択)となっております。
下記よりお申し込みください。


お申込みはこちら


※ お申し込みいただいた方には、当日の参加案内メールを、本交流会の申し込み締め切り後の5月22日(水)までにお送りいたします。5月23日(木)以降もメールが届いていない場合は、お手数ですがメールにて下記お問い合わせ先にご連絡をお願いいたします。(必ず申込者様のお名前を明記ください。)

※ 本ページでは、『理学部・理学研究科、生命科学研究科』の保護者交流会についてご案内しております。同日5月25日の午前中に開催される「東北大学懇談会」(大学全体の保護者交流会)の参加を希望する方は、別途お申し込みが必要になりますのでご注意ください。



お問合せ


東北大学理学部・理学研究科 総務課総務企画係
(青葉理学振興会事務局・理学萩友会事務局)
電話:022-795-5590
E-mail: sci-syom[at]grp.tohoku.ac.jp
※[at]を@に置き換えてください。

保護者交流会レポート

これまでの保護者交流会の様子は以下よりご覧いただけます。

2023年度[(6月対面開催)レポート、 (9月オンライン開催)レポート] | 2022年度[(8月対面開催)レポート、(6月オンライン開催)レポートYouTube] | 2021年度[レポートYouTube] | 2020年度[レポートYouTube] | 2019年度[レポート] |



Q&A

2023年9月の保護者交流会への参加申込時に保護者の皆さまからお寄せいただいた質問への回答を掲載しております。

事前にお寄せいただいた質問 バックナンバー | 2021年度2022年度

進学・就職・経済支援に関すること

Q. 在学生への経済支援(奨学金等)について詳細を教えてください。

A. 理学部HPの「在学生の方」→「授業料・奨学金情報」及び「博士向け奨学金制度」の項で紹介していますので、ぜひご覧ください。
理学部HP 該当ページURL:
https://www.sci.tohoku.ac.jp/student/post-14.html
https://www.sci.tohoku.ac.jp/student/post-15.html

Q. 理学部・理学研究科の学生の就職先や就職活動、就職支援の体制が知りたいです。

A. 保護者交流会2023にあわせ新録したキャリア支援室 西村 君平先生の動画の中で詳しく紹介させていただきました。ぜひご覧ください。


Q. 学部生と大学院生の就職先に違いはありますか?

A. 学部→修士→博士と進むにつれて、専攻の特徴を生かした就職となります。
学部ではいわゆる文系就職(企業の事務職)も比較的多いですが、修士、博士に進むにつれてその人数が減り、企業で技術職として働く人が増えます。
博士の場合、大学や企業で研究者として働く方も多く、その割合はおよそ全体の4〜6割となります。また、一般的に、学部→修士→博士と進むに連れて生涯賃金は大きく向上します。

Q. 数学科は就職の選択肢が少ないと聞きますが、実際のところはどのような傾向でしょうか?

A. 就職の選択肢が少ないわけではありません。
学部、修士の段階では、専門分野よりも潜在能力が重視されるので、専攻による選択肢の違いはあまり気にしなくても大丈夫です。
学科・専攻の強みが生きる業界はありますが、それ以外の業界にもチャレンジできます。
数学の場合、プログラマ、データサイエンティスト関係への就職が強く、特に金融関係のデータサイエンティスト(アクチュアリーなど)は数学ならではの就職先となっています。また、高校の数学教員も人気の就職先です。

Q. 大学院への進学について詳細が知りたいです。

A. 理学部HPの「受験生の方」→「大学院入試方法」の項で紹介しています「東北大学大学院入試説明会総合サイト2023」をぜひご覧ください。
・ 東北大学大学院入試説明会総合サイト2023URL:
https://www.sci.tohoku.ac.jp/godo_setsumei/index.html

Q. 大学院入試について。東北大学大学院が第一志望のとき、他大学の大学院も受験したほうがよいのでしょうか?

A. 一般論として言えば、他の大学との併願の必要はほとんどありません。レアケースですが、分野や学生の状況によっては併願もありえます。どうしても気になる方は、指導教員に大学院進学についてご相談ください。

Q. 留学に関する制度や経済支援等、理学部の留学事情を教えてください。

A. 留学で利用できる制度は、短期海外研修(SAP)やショートプログラム、交換留学などさまざまなものがあり、その種類によって留学期間や費用も異なり、渡航先も多岐に渡ります。 費用に関しては、月10万円前後の奨学金や渡航費の援助が受けられるなどさまざまな経済支援があります。(東北大学の協定校への留学であれば、先方の授業料は免除になります)
これらの制度や支援を利用して、理学部学生も積極的に留学を目指しています。なお、協定校への交換留学や経済支援を申請する場合は、手続きに時間がかかるので、留学する遅くとも1年前に、理学部教務課学部教務係に申し出てください。
【参考HP】
・東北大学グローバルラーニングセンター「奨学金情報」
 https://www.insc.tohoku.ac.jp/japanese/preparing/scholarship/
・東北大学理学部国際交流推進室「理学部からの留学【先輩たちからの声】」
https://www.sci.tohoku.ac.jp/direct/international/voices.html

学生生活全般に関すること

Q. 理学部の中で物理学科の人数が他の学科よりも数倍多いのはなぜですか?

A. ① 戦後の高度成長期において、自然科学の進歩が科学技術を急速に発展させたことで、物理学科の卒業生の需要が増え、物性分野を中心とする物理第二学科が設置されたこと。
②入学時において、物理学、天文学、地球物理学の3分野が物理系として学生を受け入れていること。
 この二つの理由から物理の人数が多くなっています。

Q. 日頃の学校での生活が知りたいです。

A. 今年度は原則として対面で授業が行われているため、コロナ禍前の「教室で授業を受ける生活」を多くの学生が過ごしています。 学生生活の一例になりますが、本イベントの講演動画にて、学部2年生、3年生、修士2年生、博士3年生のキャンパスライフを紹介しています。ぜひご覧ください!

・学部学生:柴田 真衣(地球科学系・学部2年)



・学部学生:柳田 有貴子(数学科・学部3年)



・大学院学生:畑中 優作(化学専攻・博士課程前期2年)



・大学院学生:齋藤 晟(天文学専攻、博士課程後期3年)



Q.クラスとしての活動はあるのでしょうか。

A. クラスとしての活動はほぼありません。同じ授業を履修する学生同士、同じ部活・サークルに所属する学生同士で交友関係を築くことが多いようです。

Q. 数学科は友達と協力しないと課題をこなせないというのは本当ですか?一人では無理な課題量なのでしょうか?

             

Q. 授業の難しさに悩むこともあるようです。勉強の相談をできるような仕組みはありますか。

A. 数学科は課題の量よりも質で苦労する学生が多いようです。一人で悩んでも理解が難しい時に、友人と一緒に考え、悩む中で、深い理解が得られることもあります。また、学習に関する悩みを相談する場として、
・川内北キャンパスにある学習支援センター
(URL:http://sla.cls.ihe.tohoku.ac.jp/
・キャンパスライフ支援室(理学部・理学研究科専属)
(URL:https://www.sci.tohoku.ac.jp/campuslife/
の二つがあり、先輩学生や、専門の相談員に相談ができる環境が整備されています。

当日の質問 バックナンバー(回答内容は当時の情報となっております)

当日の「オンライン交流会」でお寄せいただいた質問への回答

授業・進学に関すること

Q. 幅を広げる為に学科を超えた聴講も可能ですか?

A. 可能です。他学科の科目を履修した場合、関連科目として申請をし、許可されれば自学科の卒業要件単位に含めることもできます。

Q. 感染症が収束したらハイブリッド型授業、オンデマンドは終了するのでしょうか?本人が何度も視聴できるので試験前などに助かっていると言っていましたので。

A. 現時点では何とも言えませんが、振り返り学習ができるなどオンラインの利点も確かにあるので、今後検討していきます。

Q. 教員免許取得を目指していますが、途中であきらめる学生さんも多いと聞いています。内容が難しいからでしょうか、本来の授業との両立が難しいからでしょうか、それとも教員に興味がなくなるからでしょうか?

A. 教員免許取得を目指す学生は多いです。教職科目というのは卒業要件単位の他にエクストラとして修得しなければならないため、時間的な問題で諦める学生も多いです。各学生が、自身の進路などを含めた将来設計を立てる上で判断していくものと思います。

Q. 地球科学系の今後の学科選考希望について詳しく知りたいです。

A. 地球科学系は地球や太陽系の起源や環境変動、生命の起源や進化などを研究対象にしています。2年生の後期から、学生の皆さんそれぞれが興味や将来の希望に応じて、地圏環境科学科の地圏進化学コース・環境地理学コース、地球惑星物質科学科の3つのコースへ分かれて専門領域を深めていきます。

Q. 物理系の中での進路選択に関して、基本的に成績で決まるのでしょうか?

A. 学生の希望と2年第一学期までの成績で学科配属は決まります。

Q. 研究室の選び方について教えていただきたいです。また、学部1、2年生と研究室配属後では大学での過ごし方が異なると思うので、どの様な変化があり、その変化にうまく対応するコツを教えていただきたいです。

A. 単に大学での勉強だけでなく、自分自身で文献を読み、友達と語り合い、教員に質問して、将来何を研究したいか見つけてください。分野により異なりますが、研究室配属後は専門の勉強、実験や実習に多くの時間を費やすことになります。受け身ではなく、自分自身で考え、積極的に研究することで益々面白くなります。

Q. 以前オープンキャンパスに参加した際、すべての研究室ではないが、1年生から研究室へ入ることができるような話を聞いた覚えがあるのですが、現状はどうなのでしょうか?

A. 制度上、研究室に配属されるのは3年生以上ですが、1年生のうちから教員の研究室を尋ね、研究分野の話を聞くことは可能です。早い段階から興味のある研究分野に対する理解を深めることをお勧めします。

Q. 研究室配属の決め方はどうされているのでしょうか?

A. 学科によって異なりますが、学生の希望を調査し、成績や面談によって決定します。

Q. 希望する研究室に成績や面接等で入れない場合もありますか?

A. 研究室によっては研究設備の関係で定員を設けているところもあり、希望者が多い場合は成績等で配属者を決定することもあります。

Q. 留学の件でお伺いします。子どもは留学に対する関心が余りないような気がしていますが、大学として、学生に対して留学を勧めるような取り組みをされていますでしょうか。

A. 確かに、理学部は一つ一つの科目を積み重ねて学んでいくステップがあるため、なかなか留学の選択を取りづらいこともあると思います。どの段階で留学をするかということですが、本人の希望や研究の状況にもよりますが、大学院で留学する学生の数も多く、学部でしっかり基礎を学んで力をつけてから大学院で留学するということも考え方の一つです。

Q. 留学のタイミングはいつ頃がいいですか?

A. 学生本人の考え、研究の進捗にもよりますので、一概にいつとは言いにくいです。担任の教員や指導教員とも相談していただくのがよいと思います。

就職・経済支援に関すること

Q. 卒業後の進路(就職・進学)のデータはどこで見ることができますか?また、キャリアパスとして他大学の大学院に進む方はどれくらいいますか?

A. 卒業後の進路はこちらに掲載しています。
理学部学部卒業生の85%程度が博士課程前期に進学します。そのうち7~8%が国内の他の大学院、1%が海外の大学院です。博士課程前期から博士課程後期への進学率は30%程度で、そのうち2%が国内の他の大学院、1%が海外の大学院です。

Q. 生物学科の進路情報を教えてください。他の学科に対して情報が少なく感じています。

A. 生物学科の学生は生命科学研究科に進学する方が多いです。生命科学研究科の進路状況については、生命科学研究科HPをご覧ください。

Q. 就職に関して大学推薦(枠)のようなものはあるのでしょうか?研究室で就職先の斡旋があったりしますか?

A. 学部・学科・専攻によって違うかもしれませんが、今は大学推薦はさほど重要視されておらず、自由応募が主流です。

学生生活全般に関すること

Q. 編入で学部2年に入学しました。遠方で離れていることもあり、どんな勉強をしていて、どのような年間のスケジュールになっているのか、また授業を含め、大学生活はどんな感じなのか、漠然とですが知れたらなと思っています。

A. いずれの学科も2年生の前期までは一般教養が中心で、2年生の後期から本格的に専門教育を受けることになります。前期は4月から、後期は10月からが授業期間で、期末時期に当たる7月や1月は試験やレポートで忙しく過ごす学生が多くいます。

Q. 博士課程はもちろんのこと、修士課程においても、理学部は研究に際し大変厳しい状況であるというお話を耳にします。研究室に寝泊まりする日々が重なり、精神的にも辛くなるといった声もあるような・・・。実状はどのような感じなのでしょうか。

A. 研究内容によっては、どうしても長時間の実験や夜間の作業が必要な場合もあります。ただし、その場合にも、過重な負担にならないよう、研究室内でコミュニケーションを取りながら計画的に研究活動に取り組んでいます。もし過重な負担を感じる場合にはキャンパスライフ支援室までご相談ください。

Q. 保護者は学食を利用できますか?

A. 原則として、大学生協のサービスは組合員に向けたものですが、非組合員の利用を認めていないわけではないようです。詳細はこちらの「2. 生協の仕組みについて」の「Q2. 組合員にならないと生協を利用できないと聞きましたが、本当ですか」をご参照ください。

Q. 大学祭について、今年は保護者の入場は可能ですか?また、大学祭の様子はオンラインで見ることはできますか?

A. 7月上旬時点では、大学祭の参加は本学学生のみに制限されております。しかし、新型コロナの感染状況に応じて、一般の方(保護者含む)の参加やオンライン配信の内容(昨年度はステージ発表のみ)について今後検討の可能性があります。最新の情報は東北大学祭のWebページでご確認ください。

Q. この春、理学中央広場や生協近くの広場にイノシシや熊の痕跡があったため、立ち入り禁止だったと聞きました。娘はネット等で調べたりはしているようですが、野生動物に遭遇した時の対処法がわからないと心配していました。もし、野生動物と遭遇した時には、どのように対処したらよいのでしょうか。

A. イノシシなど、野生動物の目撃情報は、教務課より随時情報提供をしているところです。
出会った際の対処としましては、
・刺激しないよう、ゆっくりその場を離れる。
・近づいたり、追いかけたりしない。
・攻撃・威嚇をしない。
・餌を与えない。
となります。
野生動物は臆病であるため、こちらから刺激をしなければ襲われることはないと考えられますが、学生・教職員の安全を第一に考え、引き続き対策(ライトの設置、電気柵の設置 等)を続けてまいります。

リンク

青葉理学振興会

青葉理学振興会は、理学の教育・研究における有益な諸事業に助成を行い、理学の振興に寄与することを目的として、1998年に発足しました。事務所を東北大学大学院理学研究科内に置き、以下の事業を行っています。

[主な事業]

⃝ 理学部・理学研究科及び生命科学研究科に在籍する学生(以下「学生」という。)への学修・研究に対する支援事業
⃝ 学生の顕彰事業
⃝ 学生の保護者との交流事業
⃝ 理学の教育・研究を通して得られた成果の社会への還元及び情報発信事業


東北大学理学萩友会

理学萩友会(りがくしゅうゆうかい)は、理学部・理学研究科の卒業生、学生、教職員、名誉教授を構成員とし、卒業生の活躍をサポートし、卒業生同士や卒業生と大学との間の親睦・交流を深める様々な活動を行う校友会組織です。



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