東北大学 大学院 理学研究科・理学部|広報・アウトリーチ支援室

2015年10月 8日写真日記

青葉山の秋

 青葉山の秋を撮影しようと、薬用植物園にお邪魔しました。今回は、川内キャンパスに通じる観察路へも足を延ばしてみました。いちじく、栗、柿、アケビ、...実りの秋を迎えていました!なんておいしそう...
 ところでアケビには、アケビ、ミツバアケビ、ゴヨウアケビの3種類あるのをご存知でしたか?葉で見分けるのですが、小葉が3枚あるのがミツバアケビ(今回見たのはこちらのアケビでした)で、アケビは小葉5枚。じゃあ、ゴヨウアケビは?というと小葉3枚だったり5枚だったりしますが、鋸歯(のこぎりの葉のようなギザギザ)が見られるのが特徴だとか。味はほぼ一緒だそうです。山形県ではアケビの皮を食べる地域もあるそうですよ。











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2015年10月 6日レポート

科学で東北を盛り上げ隊@石巻が開催されました

10月4日(日)今年もイオンモール石巻にて「科学で東北を盛り上げ隊!@石巻」が開催されました。
このイベントは、やまがた『科学の花咲く』プロジェクト(山形大学)が、子どもたちに科学に親しんでもらおうと企画した科学実験イベントで、今回、理学研究科からは東北大学天文学教室の学生グループ、地学専攻の学生たちがつくったミュージアム支援団体「みちのく博物楽団」が参加させて頂きました。来場者数(延べ人数)は2183名でした。
天文学教室グループは、プラ板に星座を描いてオリジナルキーホルダーを作る『プラ板deプラネタリウム』と空気の圧力を利用した『ペットボトルde「ふちんし」』、みちのく博物楽団は化石のレプリカを作る『アンモナイトのレプリカを作ろう』を出展しました。どのブースも大盛況で、切れ目なくいらっしゃる子どもたちや地域のみなさんに一生懸命科学のおもしろさをお伝えできたかと思います!また次回をおたのしみに!












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2015年10月 2日レポート

東北大学理学部 物理(系)学科主催 KEK、J-PARC見学会2015

 9月29日、理学部物理系1,2年生を対象にした「KEK、J-PARC見学会2015」が行われました。
 このイベントは、東北大学の先生方も参画している高エネルギー加速器研究機構(KEK)、大強度陽子加速器施設(J-PARC)を見学することで、最先端の物理学研究に触れてもらおうと毎年物理学科が企画しているものです。
 高エネルギー加速器研究機構 KEK は、茨城県つくば市(仙台から南約250km、東京から北約60km)にある世界最大級の加速器施設です。また、大強度陽子加速器施設 J-PARC は、茨城県東海村(仙台から南約200km、東京から北約110km)の日本原子力研究開発機構内に新しく建設された世界最強クラスの陽子ビームを供給できる研究施設です。
 東北大学物理系の研究室では、全国共同利用機関としてのKEKとJ-PARCに設けられた陽子シンクロトロン、電子・陽電子衝突型加速器、放射光施設、中性子散乱施設等の実験施設において、素粒子・原子核物理学および物性物理学における様々な最先端の研究活動を行っています。
 朝7時、東北大学を出発した一行はバスで高速道路を南下することおよそ4時間、茨城県つくば市にある高エネルギー加速器研究機構(KEK)に到着しました。ここには、周長3kmの電子・陽電子衝突型加速器「KEKB」や放射光源加速器があり、それらを使用した高エネルギー物理の実験、また医療や薬品といった分野の研究も行われています。今回は、B-FACTORYのBELLE検出器、放射光科学研究施設などを見学しました。
 その後、茨城県東海村にある大強度陽子加速器施設(J-PARC)へ。J-PARCでは物質・生命科学実験施設、ニュートリノ実験施設、ハドロン実験施設を見学しました。

【高エネルギー加速器研究機構 KEK】

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【大強度陽子加速器施設 J-PARC】

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2015年9月30日レポート

平成27年9月学位記交付式が開催されました

9月25日(金)、北青葉山厚生会館2階レストランAOSISにて学位記交付式が開催されました。修了生は49名。家族や仲間、指導教員とともに思い出話に花を咲かせていました。修了された皆さま、誠におめでとうございます!さらなるご活躍を心から祈念いたします。

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2015年9月17日レポート

9月15日(火)開催 フランソワ・アングレール先生、小林 誠 先生 特別講演会

 9月15日(火)、理学部キャンパス青葉サイエンスホールにて、フランソワ・アングレール先生(2013年ノーベル物理学賞受賞)と 小林 誠 先生(2008年ノーベル物理学賞受賞)の特別講演会を開催しました。


 この講演会は東北大学知のフォーラムにおけるプログラムの一環として行われました。
 □ TFC Program 2015:
 Fundamental Problems in Quantum Physics: Strings, Black Holes and Quantum Information


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▲フランソワ・アングレール先生 "The origin of elementary particle masses"

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▲小林 誠 先生 "CP Violation and Flavor Mixing"

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▲会場の様子
2015年9月16日レポート

9月10日(木)東北大学藤野先生記念奨励賞授与式が行われました。

 9月10日(木)、「東北大学藤野先生記念奨励賞授与式」が行われ、化学専攻博士課程後期3年の薛 婧さんが、東北大学藤野先生記念奨励賞を受賞しました。
 本学では、毎年度本学に在籍する優秀な中国からの大学院留学生であって、今後飛躍的な活躍が期待される者に「藤野先生記念奨励賞」を授与しております。この賞は、本学医学部の前身である仙台医学専門学校に1904年から1906年にかけて留学した、中国の偉大な文豪魯迅の短編小説「藤野先生」のモデルである藤野厳九郎教授のお名前に因むものです。
 本年度も魯迅が学んだ階段教室において授与式が開催されました。
 薛 婧さんは受賞者代表挨拶をされ「魯迅先生の学んだ東北大学で過ごしたことはかけがえの無い財産であり仙台は第二の故郷となりました。」とお話しされました。






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2015年8月24日レポート

Ocean Observations panel for Physics and Climate (OOPC) 第18回会合が開催されました

 4月14日(火)~17日(金)、東北大学大学院理学研究科青葉サイエンスホールにて、海洋観測に関する国際専門家パネルOcean Observations panel for Physics and Climate (OOPC) の第18回会合が開催されました。

 OOPCは、ユネスコ/政府間海洋学委員会(UNESCO/IOC)、世界気象機関(WMO)、世界環境計画(UNEP)の3国連機関と 世界科学者会議(ICSU)が主導する国際事業である全球海洋観測システム(GOOS: Global Ocean Observing System)および全球気候観測システム(GCOS: Global Vlimate Observing System)、さらに世界気候研究計画(WCRP: World Climate Research Programme)を推進するための専門家パネルで、海洋の物理変数、気候変数に関わる持続的観測の推進を担当しています。今回の会合は、海洋の化学変 数や炭素循環に関わる観測を主に担当するInternational Ocean Carbon Coordination Programme-SSG (IOCCP-SSG)との合同で開催されました。

 14~16日の3日間のパネルセッションには、米国、ヨーロッパ、アジアの10カ国以上から、IOC、GOOS、GCOS、WCRPなど関 連国際機関や国際研究プログラムの代表、海洋観測・研究の専門家などが30名以上参加しました。科学研究と社会への一層の貢献を目指す分野横 断的な統合的海洋観測システムを構築するための共通の目標設定や進捗状況を適切に放火する方法について活発に議論し、今後の具体的な行動につ ながる成果が得られました。また、17日には、沿岸海洋観測の将来をテーマとするワークショップを開催しました。OOPCの活動はこれまで外洋域の観測を主な対象としてきましたが、今後は、沿岸観測にも活動範囲を広げようとしています。パネル会合出席者に加え、日本全国から集まっ た研究者、合わせて50名以上が参加したワークショップは、沿岸観測分野における日本のアクティビティの先進性を世界にアピールする大変いい 機会となりました。

 研究科長はじめ、今回の会合開催にご協力いただいた理学研究科の関係各位に、この場を借りて、厚く御礼申し上げます。
 なお、会合のレポート(英文)は以下のサイトで公開されています。

 http://ioc-unesco.org/index.php?option=com_oe&task=viewDocumentRecord&docID=15100



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2015年8月 7日レポート

「飛び出すデジタル3D映像を体感しよう!DNA鎖切断動画公開」が実施されました

 7月29日、30日のオープンキャンパスにて、化学専攻の河野裕彦教授と修士1年の菱沼直樹さんが、「飛び出すデジタル3D映像を体感しよう!DNA鎖切断動画公開」と題し、X線自由電子レーザーによって瞬時に電子がはぎ取られた炭素同素体C60フラーレンの爆発の様子やDNA鎖切断の様子を三次元可視化システムで公開しました。
 DNAがダメージを受け、鎖が切れてしまうとどうなるか...新しい細胞にDNAの情報が正しく伝達されず、健康を害する可能性もあります。今回は、DNAの鎖が切れたときに何が起こっているかをコンピュータサイエンスの観点から調査し、シミュレーションを行いました。
 教科書ではわかりづらかったDNAのらせん構造が3D眼鏡を使って立体で見ることができ、迫力のある映像に、体験した高校生は興味津々でした。
 この三次元可視化システムを使ったDNA二重らせんの切断過程シミュレーションは、9月の理学部キャンパスツアーで体験することができます!詳細は、理学研究科ホームページをご覧ください。(近日公開)

  河野裕彦先生のコメント  
参加者皆さん立体的な分子の動きを楽しんでいただけたようです。動画の公開後、分子が壊れる様子に喜んでいる私たちをいぶかしく思ったのか、「研究をしていて面白いですか」と質問してきた高校生がいました。半分あきれていたのかもしれませんが、未知の化学反応の世界に好奇心が目覚めたようでもありました。もちろん、その答えはYesです。

化学専攻 河野裕彦先生

修士1年 菱沼直樹さん

3D眼鏡を装着します。

DNA鎖切断の様子が3D映像で見られます!(画像ではお伝えできません...)

2015年8月 5日レポート

8月5日(水)夏休み大学探検2015「極小の世界を見る巨大な顕微鏡、加速器」

 8月5日(水)、東北大学電子光理学研究センターにて「夏休み大学探検2015」が開催されました。
 「夏休み大学探検」とは、夏休みに仙台市内の中学生を対象に、世界トップレベルにある東北大学の研究者から「科学」についての話を聞くというもので、本学出身の田中耕一先生がノーベル化学賞受を受賞したのを記念して始まり、今年で14回目を迎えました。
 講師は 物理学専攻 金田雅司 先生。「極小の世界を見る巨大な顕微鏡、加速器」と題して、最初に講義を受け、その後、施設内にある加速器、検出器の見学が行われました。
 金田先生は「他国の研究者と話をするためには理科のみではなく英語や歴史など教養全般を学んでおくことが大事」とお話しされていました。
















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  金田雅司先生のコメント  
加速器施設を持つ大学は多くありませんが、そのなかでも東北大学は電子光理学研究センターとサイクロトロンRIセンターと二つ持つ希有な大学です。今回はその中の一つである電子光理学研究センターの加速器を見学してもらいました。中学生には難しい内容も多かったと思いますが、今回の講義や見学で見たり聞いたりしたことが学習の興味になれば幸いです。

2015年7月14日レポート

7月14日(火)地下鉄東西線青葉山駅見学会が開催されました。

 7月14日(火)、地下鉄東西線青葉山駅見学会が開催されました。
 駅構内は、地上1階、地下6階。狭い構内を有効に使うための工夫が至る所にありました。またバリアフリー設計になっており、車いすやベビーカーでも安心です。
 朝の通勤や通学時間帯は約5分間隔で運行されます。仙台駅と青葉山が近くなり便利になります。開業は12月6日予定です。











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