東北大学 大学院 理学研究科・理学部|広報・アウトリーチ支援室

2014年11月18日お知らせ

防災訓練を実施しました

 10月8日(水)、平成26年度 東北大学理学研究科防災訓練を実施しました。
 この訓練は、2011年3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震の経験を踏まえて緊急地震警報システムの周知や、理学研究科・災害情報システムを利用した安否確認、非常食の配布方法などの検証を行うことを目的としています。

 第一部「避難訓練」は、11時55分、緊急地震警報発生のアナウンスから始まりました。
 まずは揺れに備えてヘルメットを装着して身の安全を守ります。周囲の状況を確認しつつ近くの安全な場所へ移動、その後、災害対策本部からの指示に従い、緊急時集合場所へ避難します。そこで、安否確認を行い担当者がトランシーバーまたは口頭で災害対策本部へ報告します。全ての学科・専攻の安否が確認された後、避難訓練は終了、最後に各自備蓄品の飲料水と乾パンを受け取り解散となりました。
 第二部「各種体験」では、12時30分から初期消火体験、搬送体験、発電体験、マンホールトイレ設置体験が行われました。理学研究科では、東北地方太平洋沖地震の時に発電機やマンホールトイレを活用しています。こういった機会を活用して事前に体験しておくと、いざ必要となった時に慌てず対処することができると思います。

 参加者は1,042名、残念ながら昨年度より100名ほど減少しています。避難時の行動を再確認するためにも、積極的に参加してほしいと思います。


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2014年11月10日写真日記

第8回 地球気候系の診断に関わるバーチャルラボラトリーの形成 講演会「気候を変える二酸化炭素と大気粒子」が開催されました

9月18日(木)、19日(金)、第8回 地球気候系の診断に関わるバーチャルラボラトリーの形成 講演会「気候を変える二酸化炭素と大気粒子」が開催されました。「地球気候系の診断に関わるバーチャルラボラトリーの形成」は、地球温暖化などの地球環境と気候変動の問題を総合的に診断すること、基礎研究基盤の充実と次世代の育成を目的に、地球表層系の研究に関わる大学附置研究センターである東京大学大気海洋研究所、名古屋大学地球水循環研究センター、東北大学大気海洋変動観測研究センター、千葉大学環境リモートセンシング研究センターが連携して行っているプロジェクトです。気象予測、エアロゾルと微量気体の動態、雲と降水現象、古気候に関わるデータ取得と解析、モデル比較についての連携講習会を全国の学生に向けて開講しています。
今回の参加者は22名。森本真司先生と岩渕弘信先生の講義の後、CO2と関連要素(酸素濃度やCO2の炭素同位体比)の測定法の実習を行い、さらにこれまでに得られたデータを解析して大気中のCO2濃度増加の原因を推定すること、日射計、放射計、スカイラジオメーターの測定法を学び、地上観測データや衛星観測データを用いて日射・放射フラックスの収支を求めるとという2つのグループに分かれて、課題に取り組みました。私はCO2班に同行したのですが、皆さん慣れない手つきでサンプル採集や測定を行っていた中、発表ではAPOの算出データが最新のデータとほぼ合致するという、中澤先生も感心する分析内容でした。今後も、ここで習得した技術を使ってwebsiteに掲載されている様々なデータを解析して欲しいですね。



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2014年10月29日レポート

「海洋と地球の学校」が開催されました

 9月6日(土)、7日(日)の2日間にわたって「海洋と地球の学校」が開催されました。
 このイベントは、東北大学と山形大学で地球科学を学んでいる大学生・大学院生が中心となって立ち上げた「地球科学の勉強会」です。運営するのも大学生・大学院生ですが、スタッフには医学部など地球科学以外の分野の学生たちも携わっています。
 1日目は、東北大学片平キャンパスで5人の先生方の講義が行われました。地球の歴史、東北地方太平洋沖地震の実像、放散虫化石の研究から海洋環境変動を理解、マントルまで掘る「モホール計画」、プチスポット海底火山・・・90分×5コマというちょっとハードなスケジュールでしたが、地球科学にどっぷりと浸ることができた1日だったのではないでしょうか。
 2日目は、山形大学の伴雅雄先生にガイドをしていただき、山形蔵王を現地見学しました。地球科学分野において対象を直接観察する「フィールドワーク(巡検ともいいます)」は重要な調査方法です。火山特有の地形や噴出物を確かめながら、蔵王を生み出した噴火のメカニズムについて学びました。
 実行委員会では、今後も継続して開催していきたいと考えており、新しいスタッフを募集しているそうです。興味のある方は「海洋と地球の学校」のホームページをチェックしてみてください。

*海洋と地球の学校ホームページ http://kaiyotochikyunogakko.jimdo.com/

【1日目】

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【2日目】

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*一部の写真は「海洋と地球の学校」実行委員会よりご提供いただきました。
2014年10月29日レポート

科学で東北を盛り上げ隊@石巻が開催されました

 9月27日(土)、イオンモール石巻にて「科学で東北を盛り上げ隊!@石巻」が開催されました。
 このイベントは、やまがた『科学の花咲く』プロジェクト(山形大学)が、子どもたちに科学に親しんでもらおうと企画した科学実験イベントで、今回、理学研究科からは天文学専攻の学生を含む東北大学生の有志グループ、地学専攻の学生たちがつくったミュージアム支援団体「みちのく博物楽団」、広報・アウトリーチ支援室の3団体が参加させていただきました。
 「みちのく博物楽団」では、地元の石巻市で採れたアンモナイトなどの化石のレプリカ作成を行いましたが、ストラップとして使うこともできるとあって女の子に大人気でした。学生有志チームはブースだけではなくサイエンスショーにも参加、広報・アウトリーチ支援室では空気の圧力を利用したマジック「浮沈子遊び」などを行いました。
 休日のショッピングモールでの開催ということもあって、イベント全体の参加者は約3000人、どのブースも大盛況でした。中には材料が足りなくなってしまったブースもあったようです。自分で工夫しながら作った作品をうれしそうに持ち帰る子どもたちの姿が印象的でした。
 
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みちのく博物楽団チームは化石のレプリカ作成

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学生有志チーム:この宝箱、空の靴箱をアレンジして作ったそうです

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学生有志チーム:お揃いのTシャツで!

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広報・アウトリーチ支援室チーム:ハサミを使うなどの危ない作業はスタッフが行います

【参考リンク】
やまがた『科学の花咲く』プロジェクト http://mirai.scita.jp/~chiiki/index.html
みちのく博物楽団 http://hakubutsugakudan.blogspot.jp/
2014年10月28日写真日記

自修会コンサートが開催されました

10月27日(月)、理学部・理学研究科自修会主催のコンサートが開催されました。自修会では年に数回、プロの方をお招きしてコンサートを開催しています。プロの方と学生の共演は、その成長ぶりを確認できるのもあって毎回楽しみです。今回は宮城教育大学音楽科の学生も加わって、更に音に厚みがでたのではないでしょうか。
このような楽しい企画を運営してくれているスタッフの学生さん、いつもありがとうございます。




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2014年10月 7日レポート

平成26年9月修了・卒業者の学位記交付式が行われました

9月24日、北青葉山厚生会館2階レストランAOSISにて、平成26年9月修了・卒業者の学位記交付式が行われました。参加者は46名(本人以外含む)でした。3月の学位記交付式と違い留学生が大半を占め、国際色豊かな式となりました。
修了生、卒業生みなさま、修了・卒業おめでとうございます。 さらなるご活躍を心から祈念いたします。


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2014年9月11日レポート

理学部自修会主催のコンサートが開催されました

 8月9日(土)、仙台市宮城野区文化センターのパトナホールにて理学部自修会主催コンサート「東北に寄せる音楽家たちの響宴 パリ・オペラ座の名ピアニストを迎えて」が開催されました。

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 今回は、パリ・オペラ座のピアニストであるベッセラ・ベロフスカさん、日本フィルハーモニー交響楽団の第一バイオリン奏者である松本克巳さんをお招きしてのデュオ演奏、さらには東北大学交響楽団有志との共演が実現しました。このコンサートは理学部自修会のメンバー、東北大学交響楽団のみなさんなど、多くの学生たちが実行委員として活躍、事前の準備や広報活動(OH!バンデスで生放送告知もしました!)、当日も受付などで忙しく働いている姿を多く見かけました。

 ホールの入口にたくさんのお客さんが並んでくださったため少し早めに入場を開始、約250名の方にご来場いただきました。
 第1部はベッセラさんのピアノと松本さんのバイオリンによるデュオ演奏、ヴィヴァルディの『四季』を解説を交えながら演奏してくださったり、松本さんが『ユーモレスク』を演奏しながら客席に降りてくださるという、うれしいハプニングもありました。第2部ではベッセラさんをソリストに、松本さんを第1バイオリンにお迎えして東北大学交響楽団有志との共演でモーツァルトの『ピアノ協奏曲 第19番』が演奏されました。最後のアンコールでは、ベッセラさんがピアノソロで6曲を演奏、観客のみなさんから惜しみない拍手が贈られました。

 また、会場では理学部の紹介パンフレット「理学部物語」などを配布しました。このコンサートをきっかけに、より多くの方に理学部の活動を知って頂けたのではないでしょうか。

【プログラム】
第1部
エルガー 愛の挨拶
マスネ タイスの瞑想曲
ドヴォルザーク ユーモレスク
ヴィヴァルディ 『四季』より

第2部
モーツァルト ピアノ協奏曲 第19番

☆アンコール(ベッセラさんのソロ)☆
ショパン 24の前奏曲集 第4番 ホ短調 Op.28-4
モーツァルト ピアノソナタ K.331 3楽章「トルコ行進曲」
ショパン 練習曲ハ短調 Op.10-12 「革命」
ハチャトゥリアン 剣の舞
ショパン 24の前奏曲集 第16番 変ロ短調 Op.28-16
ベートーヴェン ピアノソナタ 第14番 嬰ハ短調 1楽章「月光」


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2014年8月29日レポート

女川向学館の出前授業レポート

2014年8月22日(金)に、天文学専攻の野間千菜美さん(M2)と岩崎仁美さん(M1)が女川向学館で出前授業を行いました。そのお二人の出前授業のレポートです


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女川町、女川向学館の紹介

女川町は宮城県中部にあり、山と海に囲まれた自然豊かな町です。
太平洋に面しており、有名な女川漁港で美味しい海鮮丼やカキなど海の幸を味わうことができます。わたしたちが女川町に訪れた際もとても美味しい海鮮丼をいただきました。
しかし、2011年3月11日、東日本大震災の際に津波に襲われ沿岸部は壊滅的被害を負いました。今回わたしたちが訪れた「女川向学館」は、主に小・中学生に学習指導と心のケアを行う 被災地の放課後学校「コラボ・スクール」の1校目です。仮設住宅や避難所などで暮らし、落ち着いて勉強する場所を失った子どもたちのために設立されました。


女川と私たちの関係

わたしたちがはじめて向学館に出前授業をさせていただいたのは昨年2013年の夏からです。昨年は助教の授業の手伝いをし、神話や宇宙について少し紹介しました。夜の観望会も企画していましたが、あいにくの天気で星空を紹介することができませんでした。女川町は星がきれいに見えると伺ったので、ぜひ実際に空をみて、宇宙や星について知ってほしいと思いました。そこで今年ももっと星について知ってもらおうと出前授業を企画しました。


出前授業の概要

たいていの子どもは勉強が嫌いです。わたしが小学生の時も勉強が好きと言っている友達はほとんどいませんでした。
今の日本ではどうしても「これはテストに出るから覚えなさい」という詰め込み型の授業になりがちです。理科が嫌いな子どもの多くは「難しい」とか「暗記が嫌」とか「そもそも興味がないし勉強する意味が分からない」と考えているのではないでしょうか。
勉強に必要なのは「知りたい」と思う気持ちで、難しい暗記や数式は必要ありません。私たちは「?」が「!」になる喜びを知ってもらい苦手意識をなくしたい、純粋に学ぶことを楽しんでもらいたいと考え出前授業を企画しました。

今回の授業では「星は天球に張り付いているのではなく、ひとつひとつ地球からの距離が違う」ということ、「天の川は銀河を内側から見たものである」ということ、つまり「宇宙の立体構造」の理解を目標にしました。小学校低学年には少し難しいテーマですが、自作の教材やmitaka(http://4d2u.nao.ac.jp/html/program/mitaka/)を用い、星や天の川がどのように分布しているのかを実際に目で見て感覚的に理解してもらえるような工夫をしました。
また、実際に星空を見てもらうことで宇宙を身近に感じ、より興味を持って欲しいと考え、星座早見盤をひとりひとり作成してもらい観望会を行いました。女川町は星空がきれいだと伺っていたので、星座早見盤の作成を通して今回の授業後も自主的に星を見上げてもらいたい、というねらいもあります。


生徒の様子

今回の出前授業は小学生から中学1年生を対象としました。幅広い学年が一緒になって授業をうけるため最初は緊張しているようでしたが、徐々に打ち解けていったようです。小学1、2年生には少し難しい内容を中学生が教えてあげる場面も見られ、違う学年で一緒に授業をうけることがよい刺激になったのではないかと思います。
また授業中の様子についてですが、星や惑星についてよく知っている子が多かったです。ほかにも星座に興味をもっている子が多く、話を熱心に聞いてくれました。今まで生徒たちが断片的に知識として知っていたことを授業の中でつなぎ合わせることで星についてより深い理解につながったのではないかと思います。また、工作の時間に星座早見盤を作りましたが、とても一生懸命作っている姿が印象的でした。星座早見盤が完成すると、「どうやって使うの~?はやく使ってみたい!!」など外に出て使うのが待ちきれない様子でした。懐中電灯に赤色のセロファンをはり、いざ外にでてみると雲の隙間から夏の大三角形が見えていました。普段あまり星を見ないといっていた生徒たちですが、実際に自分たちの目で星を見て、これからも見てみようと言っていたのがとてもうれしかったです。今回の授業で作った星座早見盤は一年中使うことができます。さらに見た星をチェックできるようシールも一緒に渡したので、作った星座早見盤で星空を見上げる機会が増えればいいなと願っています。(岩崎さん)


当初の予定では小学校高学年を対象としていましたが、募集をかけてみると小1から中1まで幅広い学年が集まりました。当然知識や考えていることも学年によって違います。参加者同士はほぼ初対面だった様で最初はとても静かで戸惑っている様子だったのですが、アイスブレイクとして行った天文二択クイズでの岩崎さんの見事な進行により、徐々に空気が和らいでいったように感じました。
もともと星や宇宙に興味がある子どもたちが集まったということもあり、私たちの話もとても熱心に聞いてくれていました。一方的に話をする場合、途中で飽きてしまったり聞いてるようで聞いていないことが多いのですが、飽きることもなく理解しようという姿勢が見られました。途中でわからなくなってしまった小学生に、それまでおとなしかった中学生が自ら積極的に教えてあげている姿が非常に印象的でした。私たちとしては、なんとなく自分の中で授業の内容を理解して興味をもってくれればいいなというくらいにしか考えておらず、参加者同士のそういった交流は期待していなかったので、良い意味で期待を裏切られました。
お話のあとにひとりひとり星座早見盤を作成してもらいましたが、みんな夢中になって作っていました。進度や出来栄えは人それぞれですが、やはり自分で作ると愛着がわくようで、使い方を教えると教室の中なのにうれしそうに上を向いてくるくる回していました。見ることができた星を記録できるようにと星の形をしたシールを配りました。観望会は時間と天気の都合で少ししか星を見ることができませんでしたが、私たちが教えた星以外に自分で星座早見盤を使って星を探し、見つけた星にシールを貼っている子どももいました。普段は星を見ないと言っていましたが、これをきっかけに星空に目を向けてくれるのではないでしょうか。(野間さん)


授業をやって気付いたこと

今回はじめてわたしたちが主体となり授業を行いました。小学生から中学1年生と学年が幅広く混ざっているので内容をわかりやすく伝えるのがとても難しかったです。中学生にとってはもう知っていることかもしれませんが、みんながわかるように丁寧に説明することを心がけました。授業を実際にやってみて一番驚いたことは、生徒たちが宇宙や星についてよく知っているということです。わたしたちに一番身近な太陽と月をはじめとして、太陽系の惑星の特徴や星座の形などを知識として知っていました。興味を持ったことに対して自分たちで調べたりしていたのでしょうか、○×問題の際も正答率が高いのでひやひやしました。今回の授業のメインの話は「宇宙を立体的に考えてみよう」ということです。星座をつくる星については知っているけど、どんな風に宇宙に星があるのか、また、星が集まって天の川となりますが、なぜわたしたちには川のように見えるかなど、知ってはいるが想像が難しいことを紹介しました。生徒たちがすでに知っている知識をより深めることができたと思います。これを機に知識を得るだけではなく、実際はどうなっているのかなど自分たちで考える機会が増えればと思います。また、これだけ宇宙や星について興味がありながら、実際に星を見ることはあまりないというのにも驚きました。やはりなかなか夜に星を見に行くという機会がないのでしょうか。今回の授業を通して学んだ宇宙の立体構造について、実際の星空を見上げながら、空いっぱいにひろがる星と天の川について考えてもらえることを期待しています。(岩崎さん)

先にも述べましたが小1から中1まで幅広い学年が参加したため、授業の内容や組み立て方については非常に悩みました。私たちが主体で授業をするのは今回が初めてであるにも拘わらず、その上中学生でも飽きない、小1でもわかる授業を作るというのは正直不可能なのではないかと感じていました。
テーマとしては「宇宙の立体構造」を選び、小学生にもわかりやすいような工夫をこらしたつもりでしたが、案の定最初は「?」という顔をしていました。どこまでわかってどこがわからないのかを聞き、少し時間をかけて何度も丁寧に説明するとなんとなくわかってもらえたようでしたが、改めて「伝えることの難しさ」を感じました。それと同時に「会話をすることの大切さ」も感じました。一方的に話すのではなく、ひとりひとりの反応を見て必要に応じて会話をし、説明を加えることで誰ひとり置いてきぼりにすることなく授業を終えることができたのではないかと思います。
小中学生はパワフルで好奇心旺盛でした。私たちが「そういうものなのだ」ですませてしまうことでも「なんで?どうして?」と疑問に思うことが多いのでしょう。今回の授業で科学者にもっとも重要な「何事も疑問に思う心」を子どもたちに教えてもらいました。 これからも知的好奇心を大切に、そしてこの授業で身の回りの自然現象の不思議を考える楽しさに気づいてもらえれば幸いです。(野間さん)



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2014年8月25日写真日記

『化学グランプリ2014』二次選考を東北大学で開催

8月22日(金)~23日(土)、一次選考を通過した74名の中高校生が川内北キャンパスの学生実験棟に集結して、『化学グランプリ2014』の二次選考に挑戦しました。これまで関東と関西地区で開催されてきた化学グランプリの実技試験。昨年度、被災地の高校生にも化学の夢を届けたいとの願いを込めて、初めて東北地区(東北大学)で開催。見事に東北地区の受験生が大賞を受賞しました。今年も東北地区の受験生に期待が集まりました。果たして東北勢の結果は...
宮城県仙台第二高等学校の石垣貴史さんと福島高校の小山田健太さんが金賞を受賞しました。おめでとうございました。今年度で二次選考の東北大学開催は終わりましたが、2回とも東北地区から入賞者が出るという明るいニュースをお届けできて良かったです。


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DSC_0343.JPG 二次選考は「金属錯体の合成と構造」という大学生レベルの実験・考察でした。


化学グランプリ公式サイト

2014年5月28日レポート

東北大学大学院理学研究科 合同入試説明会2014が開催されました

5月10日(土)、東北大学東京分室(サピアタワー10階)にて東北大学大学院理学研究科合同入試説明会が開催されました。 2009年から6回目を迎え、当初に比べ参加者も増えてきて毎年の恒例行事となった感があります。今年は自己推薦入試が早まったこともあり、地球物理学専攻は仙台での説明会・研究室見学会が終わってからの開催ということになりました。
実行委員長の美齊津先生による全体のスケジュール説明、教務委員長の日笠先生による理学研究科の紹介の後、各専攻にわかれて入試、各研究室の紹介を聞く形になっています。特に学生によるキャンパスライフの紹介や分野別に個別相談できるところが合同入試説明会の特徴になっています。

参加者75名
【内訳】 数学 22名(前年度9名),  物理学 33名(前年度23名),  天文学 4名(前年度15名), 地球物理学 5名(前年度13名),  化学 8名(前年度8名), 地学 3名(前年度8名)



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