東北大学 大学院 理学研究科・理学部|広報・アウトリーチ支援室

2014年2月24日写真日記

明日から一般入試前期日程です

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明日から一般入試(前期日程)です。準備万端。

2014年2月24日レポート

ミュージアムユニバース2013に「みちのく博物楽団」が登場!

 12月20日(金)〜21日(土)にせんだいメディアテークにて開催された「ミュージアムユニバース2013」に、地学専攻の学生有志が中心となって活動するミュージアム支援団体「みちのく博物楽団」が参加するということで、取材にいってきました!
 このイベントでは、仙台市や宮城県のミュージアム12館がそれぞれの特色を活かした専門家によるトーク・イベントやものづくり、遊びを通して体験することが出来ます。そして今回、参加12館のひとつである東北大学総合学術博物館(理学部自然史標本館)の代表としてみちのく博物楽団が出展することになりました。

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▲「みちのく博物楽団」のみなさんはお揃いのオレンジ色Tシャツ着用

  • みちのく博物楽団の企画その1
      「スイスイ水生昆虫のパラパラまんがをつくろう!」  
     ゲンゴロウとガムシのスタンプを使って、パラパラまんがをつくります。ゲンゴロウとガムシはぱっと見た感じは似ていますが、ようく観察してみるといろんなところが違うことが解ります。そのひとつが泳ぎ方です。この泳ぎ方の違い、パラパラまんがでみると、とても分かりやすいです。ポイントは後ろ足。

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    ▲手作りのゲンゴロウ&ガムシスタンプ!ちょっと欲しいかも


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    ▲三次元デジタル標本でみてみると...


  • みちのく博物楽団の企画その2
      「昔のいきもの 折り紙教室」  
     つる、かえる、ふうせん...いろんな折り紙がありますが、今回は宮城県の南三陸町で発見された魚竜「ウタツサウルス」の折り紙に挑戦です!ちなみにウタツサウルスは「恐竜」ではなくて「恐竜と同じく絶滅してしまったは虫類」です。

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    ▲講師は「みちのく博物楽団」の白井さん


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    ▲ウタツサウルスの折り紙、完成!

 この他にも、恐竜との記念撮影(!?)など企画盛りだくさんでした。
 「みちのく博物楽団」は、ホームである東北大学総合学術博物館での活動の他、地域の科学イベント等にも数多く参加しています。ぜひぜひチェックしてみてください!

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▲みちのく博物楽団のメンバー

*参考リンク* みちのく博物楽団東北大学総合学術博物館ミュージアムユニバース2013
2014年2月 4日レポート

トワイライトサロン「マゼラン雲の新しい謎~銀河系の衛星銀河であったはずでは?~」

千葉柾司先生も仙台市天文台も(広報室も)仕事納めという2013年12月28日(土)、仙台市天文台にて先生のトワイライトサロン「マゼラン雲の新しい謎~銀河系の衛星銀河であったはずでは?~」が開催されました。

マゼラン雲は小マゼラン雲と大マゼラン雲という2つの銀河からなります。南半球にあるため見ることはできませんが、1987年に大マゼラン雲に出現した超新星からのニュートリノを検出したことが、小柴昌俊先生のノーベル賞受賞に繋がったことで、日本人にもなじみが深い銀河だと思います。
マゼラン雲はわたしたちの銀河の周りを回る衛星銀河と考えられていましたが、最近の研究成果によれば、マゼラン雲の移動スピードはわたしたちの銀河にとどまるほど遅くはなく、「ただ通過している最中」なのではないかと考えられるようになってきています。
きっかけは、2年間に渡りハッブル宇宙望遠鏡を使ってマゼラン雲の速度を測定した結果が2006年に発表され、その大きさは何と秒速380kmもありました。これは、マゼラン雲を銀河系の重力にとどめておくにはかなり大きすぎる速さなのです。(でも、2013年に発表された7年間の測定結果は、これより小さな速度になっていて、ぎりぎり銀河系の重力に束縛できる可能性も復活しました。)
なにしろ、遠い宇宙の話なので漠然とした感じですが、「謎」が残っていないと面白くないので、今後の研究成果に期待ですね。




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2014年1月29日写真日記

Aoba Scientia No.20製作中

3月発行予定のAoba Scientia No.20。学位記授与の時に配布しますので、少々お待ちください。

 本日は新任教員紹介ページのための写真を撮影しました。

   数学専攻の前川先生です。神戸大学からいらしたそうです。

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2014年1月 9日写真日記

オーロラ講演会2013

12月23日(月)、仙台市天文台にて、全国オーロラ講演会2013が開催されました。オーロラ3Dプロジェクト主催のイベントで毎年、オーロラに関連する科学をテーマにした講演会を、クリスマス前後の週末などに全国各地で一斉に開催しています。
今年は今年は11年に1度の「当たり年」、アラスカと昭和基地から届いたばかりの貴重な映像をたくさん見せて頂きました。プログラム は1回約20分の講演を3回。第1回目のプログラムは、理学研究科ご出身の片岡龍峰先生(極地研・准教授)が解説をしてくださいました。中川広務先生は、自分でワッペンを付けたという宇宙飛行士のブルースーツにサンタの赤い帽子を着用という完璧な装い。幻想的な音楽とオーロラに参加者の方も12月の慌ただしさも吹き飛んだのではないでしょうか?合計約250人来場者がありました。



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2013年12月27日写真日記

2013年がもうすぐ終わってしまいますが...。

今日で御用納め、2013年も残すところもうちょっと。そんな訳で今年を振りかってみました。取材でいろんな所に行かせていただきましたが、特に印象に残っているのはKavli IPMU-カブリ数物連携宇宙研究機構です。なんといっても建物がおしゃれで素敵でした。サバティカルでちょうどIPMUに滞在中の二間瀬先生にお願いして、案内していただきました。
もう、建物内には黒板が至る所に置いてあり、研究するための施設ですね。だからといって、冷たい雰囲気があるわけでなく、黄色い壁や木目調のインテリアでぬくもりのある佇まいになっているあたりがさすがです。機会があったらもう一度行きたいな。



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【おまけ】
DSC_5350.JPG お仕事中の二間瀬先生
2013年12月26日レポート

数学の魅力

12月14日(土)、数理科学記念館にて、オムニバス講座「数学の魅力」が学部2年生、3年生を主な対象として開催されました。「数学の魅力」は、最先端数学の 一端に触れることによって勉強する上での新たな動機を与え、また、研究に対するそれぞれの先生方の情熱、姿勢、考え方に触れてもらい、生身の数学というものに触れてもらうことを目的に石毛和弘先生が企画したものです。また、日々の講義の枠にとらわれず、東北大の学生に新たな数学の魅力を発信できればという思いもあり、オムニバス講座を企画してみたとのことです。


【石毛先生:実施してみての感想】
  ○ 「初めての企画であったのでどうなるのか不安でしたが、1年生、2年生、3年生を中心に総数75名もの参加者あり、また、講師の先生方のおかげをもって、大盛況の内に終えることができたと思います。私自身、各講師の先生方の情熱あふれる講演を聴講させて頂き、とても楽しく贅沢な時間を過ごさせて頂きました。
アンケートでは、講義が難しかったという感想もある一方、大変興味深い企画であり、来年度以降も是非、開催して欲しいという意見が大多数でした。数学の勉強に対する質問コーナーでは、講義中ではなかなか触れられない数学に対する考え方や励ましもできたような思っております。また、結果的に、学年を横断した学生間の交流を促進させる予想外の効果があったようです。」
-----確かに、終始、石毛先生が楽しそうにしていらっしゃいました。数学科の学生が明るく講演を聴いている様子に驚かされました。最後の座談会は先生たちの意外な面が見られて良かったです。(陶山)




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2013年12月12日レポート

萩野浩一先生のサイエンスカフェ

11月29日(金)、せんだいメディアテークにて萩野浩一先生のサイエンスカフェ「日本の名前がつくかもしれない!?~新元素113番のはなし~」が開かれました。
昨年、理化学研究所は、新たに3個目の113番元素の同位体(質量数278)278113の合成を確認しました。この278113は、これまでに理研が確認した2個とは異なる新たな崩壊経路をたどったため、113番元素の合成をより確証づけるものとなります。113番元素は未認定の元素であり、名前がまだありません。113番元素の命名権が認められると、「元素周期表に日本発の名前を書き込む」という日本の科学者の夢がかなうことになります。今回のサイエンスカフェでは、新元素にまつわる研究と「核図表」を使って各テーブルでディスカッションをするという2つの構成になっていました。周期表はみなさんよく知っていると思いますが、「核図表」を初めて見た方もいらっしゃったのではないでしょうか?箱の色と種類の違いによって原子核の性質を表しています。
【議論のテーマ】
1.鉛(82番)までに元素で青色の箱がない元素が2つあります。何と何でしょうか?
2.14Cの寿命と同じ時間遡ると日本は何時代?
3.青色の箱がとびとびに出てくるところ:
  ・青と青に挟まれた不安定な原子核に共通する性質とはなんでしょうか?
  ・また、なんでとびとびになると思いますか?
※答えはスライドショーの中にあるよ




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2013年12月10日レポート

日本地質学会第120年学術大会(仙台大会)公開シンポジウムの模様

 9月15日(日)、東北大学百周年記念会館川内萩ホールにて日本地質学会・公開シンポジウム「東日本大震災:あの時、今、これから」が開催されました。
 シンポジウムでは、東日本大震災が発生した時に何が起きたのか、その結果、どのような状況にあるのか、そして、これから何が起こる可能性があるのか、地質学・地球物理学などの研究者が、それぞれの研究成果を講演しました。理学研究科からは地震・噴火予知研究観測センターの日野亮太教授、松澤 暢教授、地学専攻の今泉俊文教授がご講演されました。
 あいにく、当日は台風18号の日本接近にともない仙台でも午前中は大雨・強風に襲われましたが、次第に弱まり、無事に開催することができました。悪天候の中、参加してくださったみなさん、本当にありがとうございました。

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▲会場の様子

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▲日野亮太教授「2011年東北地方太平洋沖地震の実像に迫る」

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▲松澤 暢教授「2011年東北地方太平洋沖地震後の地殻活動について」

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▲今泉俊文教授「活断層研究と評価の現状と諸問題」

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▲司会の井龍康文教授

【参考リンク】
日本地質学会(公式サイト)
日本地質学会第120年学術大会(仙台大会)
2013年12月 6日レポート

平成25年度東北大学理学研究科・理学部 技術研究会の模様

11月28日(木)、平成25年度東北大学理学研究科・理学部技術研究会が開催されました。理学研究科・理学部技術系職員は、それぞれの専門的な知識・技能を生かし、幅広く研究・教育を支援しています。この技術研究会は、発表を通して技術上の創意工夫などを共有するとともに、他分野の技術についても知識を広げ、技術系職員全体の技術力向上を図ることを目的として開かれています。
福村研究科長より、自分たちが世の中に貢献していることを積極的に発信していって欲しい、成果を皆さんで共有して次代の技術を身につけてくださいとの挨拶がありました。今年は薄片標本やガラス標本など技術職員の仕事がみえるような展示スペースが設けてあり、担当者からどのように製作をしているのか直接お話しがきけるので、技術職員同士の交流スペースとなっておりました。



【関連】
平成25年度理学研究科技術賞表彰式
技術部website



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