東北大学 大学院 理学研究科・理学部|広報・アウトリーチ支援室

2014年5月14日レポート

【物理系】新入生研究室見学会が開催されました

 4月3日(木)入学式の日の午後、物理系学科の新入生研究室見学会が開催されました。
 新入生は入学してしばらくの間、全学教育科目を行う川内キャンパスがメインとなり、物理系研究室がある青葉山キャンパスに来ることはそれほど多くありません。そのため、物理系では新入生が入学手続きで青葉山に来る機会を活用して研究室見学会を行っています。今回、先生や先輩たちと直接お話をしたり、最先端の実験装置を見学することで、物理系に進学した実感が湧いてきたのではないでしょうか?
 また、この日見学できなかった研究室でも気になっているところがあれば、自分で先生方に連絡をとって見学の相談をしてみましょう。自分のやりたいことや学科、配属される研究室を考える時の良い参考になると思います。

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物理学科ホームページ
宇宙地球物理学科地球物理学コースホームページ
宇宙地球物理学科天文学コースホームページ
2014年5月13日レポート

新入生オリエンテーションが実施されました

 4月4日(金)〜5日(土)、まだ雪が残る岩手山青少年交流の家にて理学部新入生オリエンテーションが実施され、新入生、教員、学生など約350名が参加しました。
 このオリエンテーションでは、カリキュラムの履修方法やサークル活動など、大学におけるあらゆる活動のアドバイスなどが行われ、新入生にそれを参考にして充実した学生生活を送ってもらうことを目的としています。
 入学式翌日に1泊2日ということもあって緊張した新入生も多かったと思いますが、このオリエンテーションでまわりのみんなと仲良くなれたという話を先輩方からよく聞きます。みなさんにとっても実りあるものになったのではないでしょうか?

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2014年4月18日写真日記

川内萩ホール前にて

川内萩ホールの庭は花見のメッカ。今日も、いくつかの団体がお花見をしておりました。見頃は今週までですかね。


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2014年4月16日写真日記

桜満開

春ですね。理学研究科がある青葉山でも桜が満開になりました。みなさんの研究室ではもうお花見やりました?


1-DSC_2999.jpg 北青葉山憩い公園

【おまけ】

今は「ナルコユリ」の旬だそうです。食べるとアスパラガスのような味とのこと。薬用植物園の大場さんに少しお裾分けしていただきました。塩少々のお湯でさっとゆがいてマヨネーズで食べるらしい。

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2014年4月15日レポート

物理学専攻「新博士講演会・祝賀会」が開催されました

 2月21日(金)、理学研究科合同B棟にて物理学専攻「新博士講演会・祝賀会」が開催されました。
 まずはじめに、14時から総長賞候補者及び専攻賞の授賞式が行われました。物理学専攻賞は、博士論文、修士論文が特に優秀だった学生を表彰するため2007年度に設立された賞です。受賞者には、前田専攻長より賞状と記念のオリジナルメダル(博士の受賞者はゴールド、修士の受賞者はシルバー)が授与されました。また、専攻賞の中から総長候補者が1名選ばれ推薦されました。

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 その後、新博士を代表した5名による講演会が開かれました。この講演会には一般の方も参加することができます。そのため、講演者は博士論文の研究内容を専門分野以外の人にも伝わるように発表しなければなりませんが、こういった機会は今後増えていくと思いますのでよい経験になったのではないでしょうか? 博士号の論文審査を無事通過した後ということもあり、緊張しつつも清々しい表情で発表する姿が印象的でした。講演後には質疑応答の時間が設けられ、活発な意見交換が行われました。

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 夜には、エントランスホールにて祝賀会が開催されました。
 博士号取得者や専攻賞受賞者からのご挨拶があったり、記念撮影をしたりと、終始なごやかな雰囲気の祝賀会となりました。
 みなさん、博士号取得&受賞おめでとうございました!

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*参考リンク*
理学研究科物理学専攻ホームページ > 総長賞・専攻賞
2014年4月14日写真日記

第8号ラジウム副原器

東北大学サイクロトロン・ラジオアイソトープセンターに、第8号ラジウム副原器があることをご存知でしょうか?

1895年にウィルヘルム・レントゲンが放電管を使った実験でX 線を発見、1896年にはアンリ・ベクレルがウラン鉱石から放射線がでていることを発見しました。
ウラン鉱石(ピッチブレンド、瀝青ウラン鉱)を使って放射線の研究をはじめたマリー・キューリーは、そのなかにウランとは違う放射線源が含まれていることに気がつきました。彼女は夫のピエール・キューリーとともにピッチブレンドの精製に明け暮れ、1898年にポロニウムとラジウムを取り出すことに成功しました。
放射線は発見されてすぐに生物学的作用が認められたため、医療に使われるようになりました。特にラジウムはガン治療などに盛んに使われるようになったこともあり、放射線量の標準化が必要とされるようになりました。1910 年、1g のラジウムと平衡状態にあるラドンの放射能量の単位をキュリー(Ci) と定められました。翌年、ブリュッセルで開催された第1回ソルベー物理学国際会議でマリー・キュリーとアーネスト・ラザフォードは国際ラジウム原器と副原器の設定を提案しました。
1912年にマリー・キューリーが精製した21.99mg のラジウムを使ったラジウム原器が作られ、パリにある国際標準度量衡局に設置されました。同時に作られたラジウム副原器が世界各国に送られることになり、ラジウムの国際標準が確立しました。そして、1913年に塩化ラジウム9.8mg の第8号ラジウム副原器が東北大学理学部に到着したのです。
この第8号ラジウム副原器には証明書が付されており、アーネスト・ラザフォード、パリでの測定に対してマリー・キューリー、ウィーンでの測定に対してステファン・マイヤーの3名が内容を保証する署名をしています。東北大学に到着した後、証明書の訳文を愛知敬一が作成しました。残念ながら、これら証明書の所在が不明になっており、コピーだけが現存しています。


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2014年4月 9日写真日記

ガイダンスが行われました。

新年度がスタートしました。理学研究科でも、各専攻でガイダンスが行われ、皆さん身の引き締まる思いになったのではないでしょうか?とにかく体に気をつけて新学期を乗り切ろう。


||数学科 4月3日|| 1-DSC_2868.JPG 1-DSC_2886.JPG

||物理学専攻 4月4日||
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||天文学専攻 4月4日|| 1-DSC_2907.JPG 1-DSC_2911.JPG

||地球物理学専攻 4月4日|| 1-DSC_2919.JPG 1-DSC_1630.JPG
||化学専攻 4月4日|| 1-DSC_2898.JPG 1-DSC_2900.JPG
||地学専攻 4月7日|| 1-DSC_0035.jpg 1-DSC_0022.jpg
2014年4月 8日レポート

科学で東北を盛り上げ隊!@石巻

 仙台市では72年ぶり、石巻市では91年ぶりの大雪となった2月9日(日)、石巻市の遊学館にて「科学で東北を盛り上げ隊!@石巻」が開催されました。
 このイベントは、やまがた『科学の花咲く』プロジェクト(山形大学)が、子どもたちに科学に親しんでもらおうと企画した科学実験イベントで、今回、天文学専攻の学生を含む東北大学生の有志グループとミュージアム支援団体「みちのく博物楽団」も参加させていただきました。
 前日までに降り続いた雪の影響もあって、最初はお客さんもまばらでしたが、午後にはご家族で来てくださる方も増え、終了時間を延長して対応していたブースもありました。


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*参考リンク*
やまがた『科学の花咲く』プロジェクト
みちのく博物楽団
2014年3月18日レポート

一般講演会「日本海溝周辺における海底観測の高度化」の模様

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▲会場の様子

 2月19日(水)、せんだいメディアテーク7階スタジオシアターにて、東北大学災害科学国際研究所主催の講演会「日本海溝周辺における海底観測の高度化」が開催されました。
 現在の地震による津波予測では、陸上の地震観測点のデータを用いて津波の高さ等が計算されますが、予測の精度を向上させるためには実際の震源域である海底での地殻変動や到達前の津波を直接観測することが重要です。しかし、陸上の地震観測点に比べ、海底の観測点は設置及び観測データ取得の難しさから少ないのが現状です。東北大学では東北地方太平洋沖地震以降、日本海溝沿いに海底観測点を20点新設、そして、1観測点で約1日かかるという観測時間を短縮するため無人ボートを使った自律観測、リアルタイムで海底観測点をモニタリングするための係留ブイを使った連続観測システムの開発を進めています。
 また、防災科学技術研究所では日本海溝での地震と津波をリアルタイムで観測できる海底ケーブルに繋がった海底観測所を150ヶ所設置中、名古屋大学では東海・東南海地震の想定震源域である駿河湾や熊野灘、南海トラフ付近に海底での地殻変動をモニタリングするため海底観測点を増設しています。
 東北大学の長谷川昭名誉教授は、地震発生を予測するには地震学はまだ未熟だが、津波は地震が起きた後なので技術開発を促進することで、もっと津波警報システムを改善する事が出来るはずと語られました。海底地震観測網の更なる充実が、今後の地震・津波被害の軽減に繋がることを期待したいと思います。


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*参考リンク*
プログラム詳細(PDF)
東北大学災害科学国際研究所
東北大学大学院理学研究科 地震・噴火予知研究観測センター
2014年3月11日写真日記

レーゲンスブルク大学(ドイツ)のオリバー・ライザー教授が来校されました

2014年3月10日(月)11日(火)、レーゲンスブルク大学のオリバー・ライザー教授が本学を来校されました。ライザー教授は、東日本大震災直後にドイツの大学研究者、フンボルト財団、ドイツ化学会、化学工業財団などへ働きかけ、日本人学生が短期留学をするにあたっての渡航費、滞在費、受け入れ先などの支援体制を整えてくださった先生です。東北大学では、その支援を受けて理学研究科の松野太輔さん(磯部寛之教授指導)、薬学研究科の市川拓哉さん(山口雅彦教授指導)、百井雄一さん(徳山英利教授指導)の3名がドイツへ短期留学を果たしました。

■■3月10日■■
DSC_1854-1.jpg 薬学研究科大講義室にてライザー教授の講演会が開催されました。冒頭で薬学研究科の山口雅彦先生は「本当に困った時こそ助け合うのが真の国際交流」と挨拶しました。

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DSC_0235-1.jpg 講演後に、東北大学化学系の教員一同より感謝の意を込めてライザー教授に記念品を贈呈しました。

■■3月11日■■
DSC_2152-1.jpg 福村裕史理学研究科長より記念品を贈呈。

DSC_0258-1.jpg 有機化学第二研究室の松野太輔さん(D2)はレーゲンスブルク大学ライザー教授の研究室で「光レドックス触媒反応の開発」を研究、その成果が Chem.Eur.J誌に掲載されました。

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