東北大学 大学院 理学研究科・理学部|広報・アウトリーチ支援室

2014年8月25日写真日記

『化学グランプリ2014』二次選考を東北大学で開催

8月22日(金)~23日(土)、一次選考を通過した74名の中高校生が川内北キャンパスの学生実験棟に集結して、『化学グランプリ2014』の二次選考に挑戦しました。これまで関東と関西地区で開催されてきた化学グランプリの実技試験。昨年度、被災地の高校生にも化学の夢を届けたいとの願いを込めて、初めて東北地区(東北大学)で開催。見事に東北地区の受験生が大賞を受賞しました。今年も東北地区の受験生に期待が集まりました。果たして東北勢の結果は...
宮城県仙台第二高等学校の石垣貴史さんと福島高校の小山田健太さんが金賞を受賞しました。おめでとうございました。今年度で二次選考の東北大学開催は終わりましたが、2回とも東北地区から入賞者が出るという明るいニュースをお届けできて良かったです。


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DSC_0343.JPG 二次選考は「金属錯体の合成と構造」という大学生レベルの実験・考察でした。


化学グランプリ公式サイト

2014年5月28日レポート

東北大学大学院理学研究科 合同入試説明会2014が開催されました

5月10日(土)、東北大学東京分室(サピアタワー10階)にて東北大学大学院理学研究科合同入試説明会が開催されました。 2009年から6回目を迎え、当初に比べ参加者も増えてきて毎年の恒例行事となった感があります。今年は自己推薦入試が早まったこともあり、地球物理学専攻は仙台での説明会・研究室見学会が終わってからの開催ということになりました。
実行委員長の美齊津先生による全体のスケジュール説明、教務委員長の日笠先生による理学研究科の紹介の後、各専攻にわかれて入試、各研究室の紹介を聞く形になっています。特に学生によるキャンパスライフの紹介や分野別に個別相談できるところが合同入試説明会の特徴になっています。

参加者75名
【内訳】 数学 22名(前年度9名),  物理学 33名(前年度23名),  天文学 4名(前年度15名), 地球物理学 5名(前年度13名),  化学 8名(前年度8名), 地学 3名(前年度8名)



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2014年5月14日レポート

【物理系】新入生研究室見学会が開催されました

 4月3日(木)入学式の日の午後、物理系学科の新入生研究室見学会が開催されました。
 新入生は入学してしばらくの間、全学教育科目を行う川内キャンパスがメインとなり、物理系研究室がある青葉山キャンパスに来ることはそれほど多くありません。そのため、物理系では新入生が入学手続きで青葉山に来る機会を活用して研究室見学会を行っています。今回、先生や先輩たちと直接お話をしたり、最先端の実験装置を見学することで、物理系に進学した実感が湧いてきたのではないでしょうか?
 また、この日見学できなかった研究室でも気になっているところがあれば、自分で先生方に連絡をとって見学の相談をしてみましょう。自分のやりたいことや学科、配属される研究室を考える時の良い参考になると思います。

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物理学科ホームページ
宇宙地球物理学科地球物理学コースホームページ
宇宙地球物理学科天文学コースホームページ
2014年5月13日レポート

新入生オリエンテーションが実施されました

 4月4日(金)〜5日(土)、まだ雪が残る岩手山青少年交流の家にて理学部新入生オリエンテーションが実施され、新入生、教員、学生など約350名が参加しました。
 このオリエンテーションでは、カリキュラムの履修方法やサークル活動など、大学におけるあらゆる活動のアドバイスなどが行われ、新入生にそれを参考にして充実した学生生活を送ってもらうことを目的としています。
 入学式翌日に1泊2日ということもあって緊張した新入生も多かったと思いますが、このオリエンテーションでまわりのみんなと仲良くなれたという話を先輩方からよく聞きます。みなさんにとっても実りあるものになったのではないでしょうか?

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2014年4月18日写真日記

川内萩ホール前にて

川内萩ホールの庭は花見のメッカ。今日も、いくつかの団体がお花見をしておりました。見頃は今週までですかね。


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2014年4月16日写真日記

桜満開

春ですね。理学研究科がある青葉山でも桜が満開になりました。みなさんの研究室ではもうお花見やりました?


1-DSC_2999.jpg 北青葉山憩い公園

【おまけ】

今は「ナルコユリ」の旬だそうです。食べるとアスパラガスのような味とのこと。薬用植物園の大場さんに少しお裾分けしていただきました。塩少々のお湯でさっとゆがいてマヨネーズで食べるらしい。

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2014年4月15日レポート

物理学専攻「新博士講演会・祝賀会」が開催されました

 2月21日(金)、理学研究科合同B棟にて物理学専攻「新博士講演会・祝賀会」が開催されました。
 まずはじめに、14時から総長賞候補者及び専攻賞の授賞式が行われました。物理学専攻賞は、博士論文、修士論文が特に優秀だった学生を表彰するため2007年度に設立された賞です。受賞者には、前田専攻長より賞状と記念のオリジナルメダル(博士の受賞者はゴールド、修士の受賞者はシルバー)が授与されました。また、専攻賞の中から総長候補者が1名選ばれ推薦されました。

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 その後、新博士を代表した5名による講演会が開かれました。この講演会には一般の方も参加することができます。そのため、講演者は博士論文の研究内容を専門分野以外の人にも伝わるように発表しなければなりませんが、こういった機会は今後増えていくと思いますのでよい経験になったのではないでしょうか? 博士号の論文審査を無事通過した後ということもあり、緊張しつつも清々しい表情で発表する姿が印象的でした。講演後には質疑応答の時間が設けられ、活発な意見交換が行われました。

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 夜には、エントランスホールにて祝賀会が開催されました。
 博士号取得者や専攻賞受賞者からのご挨拶があったり、記念撮影をしたりと、終始なごやかな雰囲気の祝賀会となりました。
 みなさん、博士号取得&受賞おめでとうございました!

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*参考リンク*
理学研究科物理学専攻ホームページ > 総長賞・専攻賞
2014年4月14日写真日記

第8号ラジウム副原器

東北大学サイクロトロン・ラジオアイソトープセンターに、第8号ラジウム副原器があることをご存知でしょうか?

1895年にウィルヘルム・レントゲンが放電管を使った実験でX 線を発見、1896年にはアンリ・ベクレルがウラン鉱石から放射線がでていることを発見しました。
ウラン鉱石(ピッチブレンド、瀝青ウラン鉱)を使って放射線の研究をはじめたマリー・キューリーは、そのなかにウランとは違う放射線源が含まれていることに気がつきました。彼女は夫のピエール・キューリーとともにピッチブレンドの精製に明け暮れ、1898年にポロニウムとラジウムを取り出すことに成功しました。
放射線は発見されてすぐに生物学的作用が認められたため、医療に使われるようになりました。特にラジウムはガン治療などに盛んに使われるようになったこともあり、放射線量の標準化が必要とされるようになりました。1910 年、1g のラジウムと平衡状態にあるラドンの放射能量の単位をキュリー(Ci) と定められました。翌年、ブリュッセルで開催された第1回ソルベー物理学国際会議でマリー・キュリーとアーネスト・ラザフォードは国際ラジウム原器と副原器の設定を提案しました。
1912年にマリー・キューリーが精製した21.99mg のラジウムを使ったラジウム原器が作られ、パリにある国際標準度量衡局に設置されました。同時に作られたラジウム副原器が世界各国に送られることになり、ラジウムの国際標準が確立しました。そして、1913年に塩化ラジウム9.8mg の第8号ラジウム副原器が東北大学理学部に到着したのです。
この第8号ラジウム副原器には証明書が付されており、アーネスト・ラザフォード、パリでの測定に対してマリー・キューリー、ウィーンでの測定に対してステファン・マイヤーの3名が内容を保証する署名をしています。東北大学に到着した後、証明書の訳文を愛知敬一が作成しました。残念ながら、これら証明書の所在が不明になっており、コピーだけが現存しています。


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2014年4月 9日写真日記

ガイダンスが行われました。

新年度がスタートしました。理学研究科でも、各専攻でガイダンスが行われ、皆さん身の引き締まる思いになったのではないでしょうか?とにかく体に気をつけて新学期を乗り切ろう。


||数学科 4月3日|| 1-DSC_2868.JPG 1-DSC_2886.JPG

||物理学専攻 4月4日||
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||天文学専攻 4月4日|| 1-DSC_2907.JPG 1-DSC_2911.JPG

||地球物理学専攻 4月4日|| 1-DSC_2919.JPG 1-DSC_1630.JPG
||化学専攻 4月4日|| 1-DSC_2898.JPG 1-DSC_2900.JPG
||地学専攻 4月7日|| 1-DSC_0035.jpg 1-DSC_0022.jpg
2014年4月 8日レポート

科学で東北を盛り上げ隊!@石巻

 仙台市では72年ぶり、石巻市では91年ぶりの大雪となった2月9日(日)、石巻市の遊学館にて「科学で東北を盛り上げ隊!@石巻」が開催されました。
 このイベントは、やまがた『科学の花咲く』プロジェクト(山形大学)が、子どもたちに科学に親しんでもらおうと企画した科学実験イベントで、今回、天文学専攻の学生を含む東北大学生の有志グループとミュージアム支援団体「みちのく博物楽団」も参加させていただきました。
 前日までに降り続いた雪の影響もあって、最初はお客さんもまばらでしたが、午後にはご家族で来てくださる方も増え、終了時間を延長して対応していたブースもありました。


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*参考リンク*
やまがた『科学の花咲く』プロジェクト
みちのく博物楽団
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