2017年1月17日 レポート
1月10日 一般雑誌会講演会 伊藤光男先生「私のラマン」
1月10日(火)理学部大講義室にて、一般雑誌会講演会が開催されました。講師は、本学名誉教授の伊藤光男先生。1970年から東北大学理学部教授に赴任され、1992年に定年退官されるまでの約22年間、化学教室で分子分光学の世界的な拠点研究室をつくり、多くの弟子を輩出されました。
本講演会では「私のラマン」と題し、若い頃に独力で研究を進めてこられた頃のエピソードや、ラマン分光の理解の深まりや研究テーマの変遷、その後の仲間など研究人生を振り返ってお話されました。時代をリードする研究の実体験からくる迫力があり、学生も教員も目を輝かせて聞き入りました。
また、伊藤先生はご趣味の水彩画を40年近く続けておられ、世界中の景色をスケッチにおさめています。素晴らしい作品も数点ご紹介頂き、和やかな講演会となりました。
講師の伊藤光男先生
化学科の教授の先生方と名誉教授の先生方
2017年1月 5日 レポート
宇宙地球物理学科 天文学コース 濱谷 由布 さんが「第24代青葉城ミス福娘」に選ばれました。
東北大学理学部 宇宙地球物理学科 天文学コース4年 濱谷 由布 さんが、宮城縣護国神社の「第24代青葉城ミス福娘」に選ばれました。平成28年の年末より翌29年のお正月までを中心に、参拝した方々に幸せを分け与えるお手伝いをする「福娘」として活動されます。
また、濱谷さんはこの1年、理学部・理学研究科の広報サポーター としてもご活躍中です。今後の濱谷さんのご活躍、広報・アウトリーチ支援室でも追って参ります。お楽しみに!
宇宙地球物理学科 天文学コース 濱谷 由布 さん
着物の上に「ちはや」というものを着ています。
濱谷 由布 さんのコメント
12月10日に選考会があり、28日には宮城県知事、仙台市長、企業の方々を表敬訪問させて頂きました。年始には宮城縣護国神社にて「福矢、福的」をお分かちしました。一生に一度の体験ができて、非常に充実した年末年始でした。
【2017/02/02追記】
節分祭追儺式(豆まき)
節分には開運招福・厄難消除・家内安全・商売繁盛の願いをこめ "悪しきもの" を祓う意味があります。
2016年12月13日 レポート
12月10日(土)東北大学大学院理学研究科・公開サイエンス講座「日本で発見!113番新元素−ニホニウム−」を開催しました
理学研究科の新しい企画として、東北大学大学院理学研究科・公開サイエンス講座をスタートさせました。第一回目は「日本で発見!113番新元素ーニホニウム−」と題し、アジアで初めて元素命名権を獲得した113番新元素について理化学研究所仁科加速器研究センター超重元素分析装置チームの森本幸司チームリーダー、本学理学研究科の萩野浩一准教授にわかりやすく説明して頂きました。
公開サイエンス講座では、今後も科学にまつわるホットな話題を市民の皆様に提供していきます。
乞うご期待!!
2016年12月10日(土) 13:30-16:00 東北大学文科系総合講義棟2階大講義室にて
開 会 (東北大学大学院理学研究科長 教授 早坂忠裕)
[講演] ニホニウムみたいなとても重たい元素の話 (東北大学大学院理学研究科 准教授 萩野浩一)
[講演] ニホニウム発見物語 (仁科加速器研究センター超重元素分析装置チーム チームリーダー 森本幸司)
質疑応答
閉 会 (東北大学電子光理学研究センター長 教授 濱広幸)
須田利美 先生のコメント
12月10日(土)に公開サイエンス講座「日本で発見!113番新元素ーニホニウム−」を開催しました。一週間前(11月30日)には、113番新元素の元素名が「ニホニウム」、元素記号は「Nh」に決定というビッグニュースが入り、また前日には来年度の理科の教科書にニホニウム記載が間に合うという知らせも飛び込む大変タイムリーな講演会となりました。
あいにく雪のちらつく寒い日でしたが、会場となった川内の東北大学文科系総合講義棟には遠方(青森、秋田、山形、茨城)からの参加者、また多数の小中高校生を含む150名の方に参加していただきました。
新しい元素名が付いたばかりの113番新元素に関するわくわくする話をその発見者である理化学研究所の森本幸司先生から、そしてそもそも元素とは何か、またどのように作られてきたのか、について本学の萩野浩一先生にお話しいただき、参加者の皆さんは大変熱心にお二人の先生の話しに聞き入っていました。講演会終了後も多くの中高生達が質問の列をつくり、皆さんが大変高い関心を持っていることがうかがえました。
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2016年12月 2日 レポート
11月10日(木)KamLAND職員研修
2016年11月10日(木)、岐阜県神岡町にあるニュートリノ観測施設「KamLAND」にて職員視察が行われました。KamLANDは液体シンチレーターを使った世界の最先端を行くニュートリノ検出実験施設です。自然界のあらゆるニュートリノを捕え、ニュートリノと自然の謎に迫ります。カムランド実験グループは東北大学ニュートリノ科学研究センターが中心となり米国からの多数の研究者の協力を得て総勢80名余りのスタッフ、研究者、 大学院生から構成されています。2002年1月から実験が始まり、24時間体制で ニュートリノの検出実験が続けられています。(右画像:直径18メートルのステンレス球形タンク)
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2016年12月 1日 レポート
11月19日(土)サイエンスリンク IN 山形
2016年11月19日(土)、山形大学体育館にて「サイエンスリンク IN 山形」が開催されました。日本科学未来館(東京)で毎年開催される大学生主催の大規模科学イベント「
サイエンスリンク 」が関東圏を飛び出し、山形大学体育館を会場に初の地方開催を致しました。今回は12団体が参加し、2団体によるサイエンスショーも行われました。東北大学からは、理学研究科天文学教室の学生グループ、サイエンスカフェ学生ボランティア「S-Cafe Sugars」が参加しました。当日は朝から冷たい雨の降る中、たくさんのご来場者があり、どのブースも盛況でした。子どもたちや地域のみなさんに科学のおもしろさをお伝えできたと思います。
【理学研究科天文学教室「アンドロメダファイト」】
「アンドロメダファイト」とは、天文学教室の学生が企画・製作した天体カードを使ったカードゲームで、天体の種類等によって強さの異なるカードを使い、2人で対戦を行います。小学生以上の方々にはこの正式ルールで、小さなお子さんにはカードを使い、じゃんけんを行う簡単ルールで、楽しみながら天文学を感じてもらいます。最後におみやげとして自分たちで作るトレーディングカードキットをお渡ししました。
リンク:
アンドロメダファイト〜宇宙に触れるカードゲーム〜
【サイエンスカフェ学生ボランティア S-Cafe Sugars「サイエンスカフェ・ミニ 雪の結晶を作ろう」】
ペットボトルやドライアイス、糸などを使って雪の結晶を作ります。どんな糸に結晶が出来やすいのか?初めて雪を研究しようと思った人は、何に気づいてどうやって雪の謎を解こうとしたのだろうか?そんな疑問にSugarsの学生が答えます。自分の結晶はどんな形なんだろう?とワクワクしながらルーペで覗き込む姿に、学生達も手応えを感じていたようです。
リンク:
サイエンスカフェ学生ボランティア S-Cafe Sugars
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2016年11月25日 レポート
11月17日(木)東北大学電子光理学研究センター 設立50周年記念式典が執り行われました
11月17日(木)、東北大学電子光理学研究センターの前身である東北大学理学部附属原子核理学研究施設が1966年に発足してから今年で50周年を迎えたことを記念し、記念式典が執り行われました。当日は多数のご来賓、学内外の関係者、在学生が出席され、50周年にふさわしく厳粛のうちにも盛大に行われました。
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2016年11月14日 レポート
11月11日 第42回環境フォーラム 第11回SFTEEセミナー「地球温暖化と気象」にて早坂忠裕先生が講演を行いました
11月11日(金)、仙台ガーデンパレスで開催された第42回環境フォーラム・第11回SFTEEセミナー「地球温暖化と気象」(主催:東北大学大学院環境科学研究科、NPO法人環境エネルギー技術研究所)にて、早坂忠裕理学研究科長が「地球温暖化問題リテラシー」の講演をされました。
本フォーラムでは、早坂研究科長の他、気象予報士の星野誠氏(東北放送株式会社)、福山博己氏(一般財団法人日本気象協会東北支局)がそれぞれ、「地球温暖化 宮城への影響は?」、「近年の日本の大雨について」の題目で講演されました。気象を専門とする講師の先生方の分かりやすいご講演に、一般参加者の方々も興味深い様子で耳を傾けておられました。
2016年11月 8日 レポート
10月25日(火)〜27日(木)International Workshops:Neutrino Research and Thermal Evolution of the Earth
10月25日(火)〜27日(木)International Workshops:Neutrino Research and Thermal Evolution of the Earth
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10月26日(木)ラボツアー
地球科学系及びニュートリノ科学研究センターのラボツアーが行われました。最初に地球科学系を鹿山 雅裕 先生よりご説明いただきました。追って、ニュートリノ科学研究センターを渡辺 寛子 先生から説明がありました。
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世話人 渡辺 寛子 先生のコメント
10月25日~27日に青葉サイエンスホールにて、知のフォーラム主催の国際ワークショップ「Neutrino Research and Thermal Evolution of the Earth」が開催されました。素粒子ニュートリノを地球内部を知るツールとして利用するという学際的分野について、国内外の素粒子物理・地球科学分野から研究者が集まり、最新結果の発表と活発な議論を行いました。互いの分野に共通な科学的興味や将来展望を共有する場として大変有意義なワークショップとなりました。ご協力頂きました知のフォーラムの皆様と参加者の皆様に感謝致します。
The international workshop "Neutrino Research and Thermal Evolution of the Earth" sponsored by the Tohoku Forum for Creativity (TFC), took place on 25-27 October 2016 at Aoba Science Hall, Tohoku University.
Neutrinos bring unique and direct information about the power to drive the Earth's engine. Our interdisciplinary workshop brought together participants from particle physics and geoscience communities inside and outside of the country to exchange the latest achievements and have fruitful discussions. The workshop provided a significant forum to further an understanding of shared science interests and future prospects of both communities. We thank TFC supports and all who participated.
2016年10月24日 レポート
10月18日(火)防災訓練を実施しました。
10月18日(火)、平成28年度東北大学理学研究科防災訓練を実施しました。この訓練は、東日本大震災の経験を踏まえて緊急地震速報システムの周知や、東北大学安否確認システムを利用した安否確認、トランシーバーを使用した安否確認方法、非常食配布体系の検証を行うことを目的としています。
第一部の「避難訓練」は原則全員参加です。11時55分、震度6の強い揺れを想定した緊急地震警報発生のアナウンスから始まりました。各自周囲の状況を確認しながら、近くの安全な場所へ移動。その後、災害対策本部からの指示に従い、指定の緊急時集合場所へ移動します。集合場所へ着いたら、研究室ごとに安否確認を行います。学部生は記名による安否確認となります。安否確認担当者は災害対策本部へ報告します。全ての学科・専攻の安否が確認された後、避難訓練は終了、最後に各自備蓄品受渡し場所に移動し、解散となりました。第二部は「各種体験」。初期消火体験、搬送体験、発電体験、マンホールトイレ設置体験、地震体験が行われました。
今回の参加者は、1,359名でした。地震から自分の身や大切な人を守るために、防災訓練は大変重要です。積極的に参加し、もしものときに備えましょう。みなさん、お疲れさまでした。
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2016年10月 7日 レポート
10月3日 (月)環境・地球科学国際共同大学院の認定式が行われました。
10月3日(月)、理学研究科合同C棟にて環境・地球科学国際共同大学院の認定式が行われ、12名の学生が第1期プログラム生として認定されました。
環境・地球科学国際共同大学院は、今秋からスタートしたプログラムで、『地球を丸ごと理解する』意欲と能力を持った人材を育成します。ドイツのバイロイト大学やハワイ大学など環境・地球科学分野で世界をリードしている欧米の大学、大学院学生の研究を指導している研究機関と連携しながら、リーダーシップを持つ国際性豊かな研究者の育成を目指します。
□
環境・地球科学国際共同大学院プログラム(GP-EES)
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