東北大学 大学院 理学研究科・理学部|広報・アウトリーチ支援室

2025年1月 7日レポート

公開サイエンス講座「東北沖地震のその後とこれから:国際深海科学掘削計画JTRACによる断層の時空間変化の追跡」を開催しました

12月26日、東北大学大学院理学研究科と国立研究開発法人海洋研究開発機構は、東北大学片平さくらホールとオンラインにて公開サイエンス講座「東北沖地震のその後とこれから:国際深海科学掘削計画JTRACによる断層の時空間変化の追跡」を開催しました。
日本海溝で2011年東北地方太平洋沖地震の震源域を対象とした深海掘削調査(12/20帰港)が行われました。同様の調査は2012年にも行われており、その後の約10年間で断層の状態がどのように変化したのかを調べる大規模な調査です。今回のサイエンス講座では、小平秀一氏(海洋研究開発機構理事・東北大学 客員教授)に「国際深海科学掘削計画 JTRACK~日本海溝巨大地震・津波発生過程の時空間変化の追跡~」を、東北大学理学研究科地球物理学専攻 日野亮太教授に「JTRACKに期待すること~次の東北沖地震の理解をめざして」をご講演いただき、JTRACKの最新の研究報告と今後の深海掘削研究をご紹介しました。
会場参加46名、オンライン参加135名の計181名の皆さまにご参加いただき深く感謝申し上げます。今後も本研究科の最先端の研究を分かりやすく紹介する機会を設け、皆さまへの情報発信に努めて参ります。

 

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<関連リンク>
公開サイエンス講座「東北沖地震のその後とこれから:国際深海科学掘削計画JTRACKによる断層の時空間変化の追跡」特設サイト

2024年12月10日レポート

「科学で東北を盛り上げ隊!@石巻」に参加しました

12月8日、石巻市の遊学館にて開催された「科学で東北を盛り上げ隊!@石巻」に、東北大学理学部広報サポーターが『ぷちぷち?!きらきら!!カラフルカプセルでスノードームをつくろう!』というブースを出展しました。
このイベントは、やまがた『科学の花咲く』プロジェクト(山形大学)が、子どもたちに科学に親しんでもらおうと企画した科学実験イベントです。
絵の具で着色したアルギン酸ナトリウム液を乳酸カルシウム水溶液にスポイトで垂らして、イクラを作り、ラメと一緒にスノードームの容器に入れ、さらに洗濯のりを溶かした水を入れてスノードームを作るという企画でした。
たくさんの色を使ったり、雪のイメージで青一色だけだったりと、夢中になってイクラを作っている姿が見られました。
クリスマスが近かったせいかスノードーム作りは人気だったようで、あっという間に予約枠が埋まり、約80人の子どもたちが体験しました。
ご参加いただいた皆さま、ありがとうございました。


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2024年11月13日レポート

東北大学理学萩友会同窓会イベント「コネクト・リガク」(第4回)報告

2024年11月9日(土)、東北大学理学萩友会同窓会イベント「コネクト・リガク~これからの時代を見据えた新しい校友のかたち~」(第4回)を開催しました。

 

「コネクト・リガク」は、コロナ禍の2021年に学内外の皆さまとの絆をいっそう大事にしたいとの思いのもとでスタートした理学萩友会の同窓会イベントです。理学部・理学研究科の今をお知らせし、同窓生の皆さんが旧交を温める新たな交流を行う場として企画しました。多くの皆さまが参加しやすいようにオンラインを基本として実施しております。

 

第1部は、都築暢夫 東北大学理学萩友会会長より開会の挨拶として、理学部・理学研究科の最近の動きについて説明があり、2024度文部科学大臣表彰科学技術賞を受賞した寺田眞浩 教授(前理学研究科長・前理学萩友会会長)による「文部科学大臣表彰受賞記念講演会」、第2部はオンライン同窓会「交流の場」が開催されました。
「文部科学大臣表彰受賞記念講演会」では、寺田教授の研究科長時代の業績から最新の研究についてご講演いただきました。第2部のオンライン同窓会「交流の場」では25の交流の場が設けられました。参加者の近況報告、世代を超えた卒業生と在校生の交流、研究室の様子などさまざまな話題で盛り上がっていたようででした。
251名の方にお申込みいただき、盛会のうちに終了することができました。今後も、同窓生を繋ぐ架け橋としてより良いイベントとなるよう努めて参ります。

 


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(参考)理学萩友会イベントページ:https://www.sci.tohoku.ac.jp/rigaku-alumni/event.html


プログラム

・第1部 開幕イベント 記念講演会 10:00~11:30
■ 主催者あいさつ
  都築 暢夫 理学部長・理学研究科長
■ 寺田 眞浩 教授(前理学研究科長・前理学萩友会会長)文部科学大臣表彰受賞記念講演会

・第2部 オンライン同窓会「交流の場」 11:45~17:00
研究室、有志、その他の団体単位で自由に集まることのできる「交流の場」開設の申し込みを受け付け、25件の「交流の場」が開設。
【イベントページへの掲載】
■ 参加者からのメッセージ
東北大学理学萩友会メッセージポストとして、参加者の皆さまから寄せられたご意見、メッセージ等を掲載。

2024年10月18日レポート

2024年度東北大学理学部・理学研究科防災訓練を実施しました

10月17日、2024年度東北大学理学部・理学研究科防災訓練を実施しました。東日本大震災規模の大地震に備えて、緊急地震警報システムの周知、地震、火災からの避難体制、東北大学安否確認システムと衛星電話を使用した安否確認とその情報の集約、災害対策本部設営体制、逃げ遅れ者の確認体制や非常食配布体制の検証、そして、一人ひとり災害発生時に取るべき行動の確認、避難ルート及び緊急時集合場所・備蓄品受け取り場所の確認等を目的に実施しています。
第一部は、平日昼間仙台市内で震度6強の地震の揺れが発生したという設定のもと、「避難訓練」を実施しました。今回の訓練では放送設備が故障した想定で、災害対策本部からの指示はすべて伝令担当者を介して行いました。全ての学科・専攻の安否が確認された後、都築研究科から安否確認報告あり、避難訓練は終了しました。
第二部は、「初期消火訓練」と「発電訓練」を行いました。
いざという時に慌てず、落ち着いて対応できるよう防災訓練に積極的に参加しましょう。今回の訓練で明らかになった課題を改善するとともに、災害発生時の体制を更に強化してまいります。


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2024年10月 1日レポート

「数学と材料科学 2024」を開催しました

「数学と材料科学 2024」を9月27日、28日に青葉サイエンスホールにて開催しました。この研究集会は、新型コロナウイルス感染症の影響により 4 年ほど延期となっていた数学専攻 小谷元子 教授のご還暦のお祝いとして開催し、約100名の学生、研究者らが参加しました。 小谷教授には、「AIMRとの出会いから離散幾何解析の展開へ」をテーマとして、数学の視点から材料科学研究を推進する取り組みの一端をご紹介いただきました。

 

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<関連リンク>
数学専攻 小谷元子 教授

2024年9月26日レポート

令和6年9月修了・卒業者の学位記交付式を執り行いました

9月25日、北青葉山厚生会館にて学位記交付式を執り行いました。今回の卒業生及び修了生は42名(交付式参加者31名)。学部生、大学院生の代表者に都築暢夫研究科長から学位記が手渡されました。その後、都築研究科長よりお祝いの言葉が述べられました。会場は和やかな雰囲気に包まれました。
卒業生・修了生の皆さま、誠におめでとうございます。さらなるご活躍を心よりご祈念いたします。


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2024年9月11日レポート

東北大学理学部・理学研究科保護者交流会2024(オンライン開催)報告

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令和6年9月7日(土)、東北大学理学部・理学研究科保護者交流会2024をオンラインにて開催しました。
「保護者交流会」は、東北大学理学部・理学研究科、青葉理学振興会、東北大学理学萩友会の共催事業で、保護者の皆さまとの交流・親睦を深めることを目的に毎年開催しています。今年も123名(83家族)の参加があり、盛会のうちに終了することができました。
都築理学部長・理学研究科長と須藤青葉理学振興会理事長による主催者挨拶の後、進学・就職・経済支援と学生生活全般の2グループに分かれてオンライン交流会が行われました。事前にお寄せいただいたご質問、当日のチャット欄に投稿いただいたご質問に対する回答などをその場で行いました。また、現役の学部学生・大学院学生による理学部・理学研究科のキャンパスライフの紹介や、理学教育研究支援センター キャリア支援室西村特任講師による「キャリア支援の取り組み」などについて動画で配信しました。
短い時間ではございましたが、皆さまと交流を行うことができ、直接お話を聞くことができる大変貴重な機会となりました。ご参加いただきました皆さま、誠にありがとうございました。

※配信動画は、 理学部・理学研究科YouTube公式チャンネルで公開しております。ぜひともご覧ください。

 


プログラム

1.開会式・主催者挨拶 13:15-14:00
■ 理学部・理学研究科の紹介
  都築 暢夫 理学部長・理学研究科長
■ 青葉理学振興会について
  須藤 彰三 青葉理学振興会理事長

2.オンライン交流会 14:00-16:00
■ グループ① 進学・就職・経済支援に関すること
■ グループ② 学生生活全般に関すること

講演動画

■ 理学部・理学研究科のキャンパスライフ

学部学生:
柴田真衣さん(地球科学系・撮影当時 学部2年)
板垣慶伸さん(生物学科、学部2年)
柳田有貴子さん(数学科・撮影当時 学部3年)
大学院学生:
畑中優作さん(化学専攻・撮影当時 博士課程前期2年)
風間 暁さん(地球物理学専攻・博士課程後期2年)
齋藤 晟さん(天文学専攻・撮影当時 博士課程後期3年)

■ キャリア支援の取り組み

西村君平 特任講師(理学教育研究支援センター キャリア支援室)

2024年8月 1日レポート

7月30日(火)、31日(水)理学部オープンキャンパス2024

7月30日(火)、31日(水)に東北大学オープンキャンパスが開催されました。猛暑や突然の雨の中、高校生、保護者・先生方、他、たくさんの方々にご来場いただきました。2日間の来場者数は6,502名でした。
オープンキャンパスは、高校生にとっては大学がどんな場所なのかを知るための貴重な機会です。理学部では、「理学って何だろう?」ということが体験できる様々なイベントや展示が行われました。毎年人気のキャンパスツアーは今年度は事前申込制で行われました。
さらに、日々研究を行う教授などによる模擬授業も行われ、実際に大学で行われている最先端の研究の話に皆、耳を傾けていました。また、理学部の最新の研究について博士課程の大学院生が説明するサイエンス・サロンも新設されました。
オープンキャンパスで普段は踏み入れないようなことを学ぶことができ、「理学」の楽しさが伝わったはずです。参加者の皆さんは大学進学に向けて、より具体的なイメージができたのではないでしょうか。また、東北大学理学部でお待ちしております!

オープンキャンパス特設サイト(https://www.sci.tohoku.ac.jp/oc/)のご紹介
特設サイトでしか見れない360度カメラで撮影した理学部バーチャルマップや、理学部入試・進路状況説明動画、各学科・系の充実したコンテンツを体感いただけます。


↑ 【理学部入試・進路状況説明会、模擬講義、学科個別相談会、キャンパスツアーの様子】
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↑ 【各学科・系、関連イベントの様子】
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2024年7月16日レポート

7月13日(土)仙台市天文台×東北大学大学院理学研究科公開サイエンス講座 2024年度第1回 星のならびにみちびかれ

2017年7月1日に東北大学大学院理学研究科と仙台市天文台は連携協力協定を締結し、2024年度のコラボレーション企画として公開サイエンス講座を行います。
2024年度第1回目は「星のならびにみちびかれ」と題し、7月13日に仙台市天文台加藤・小坂ホールにて開催しました。本イベントは、プラネタリウム番組の上映と講演会の2部構成で、文化的な面から最新の天文学まで、人々が星のならびを利用して冒険をし、宇宙について理解を深めてきたことを学ぶ講座です。講師は本研究科の秋山 正幸 教授(天文学専攻)、嘉数 悠子 氏(TMT国際天文台)、ファネリアス 多美子 氏(ホクレア日本人クルー)です。

第1部では、「1つの星空(ワン・スカイ)」がつなぐ世界中の様々な文化をテーマに、伝統的な星にまつわる物語を題材にした短編プラネタリウム番組集「ワン・スカイ・プロジェクト」が投映されました。第2部は、ハワイと中継を繋ぎ、プラネタリウム番組「ワン・スカイ・プロジェクト」の製作にかかわった嘉数 悠子 氏 (TMT国際天文台)、ファネリアス 多美子 氏(ホクレア日本人クルー)によるお話を伺い、その後、対面で星の位置を測る最新の天文学を秋山 正幸 教授(天文学専攻)が紹介する講演会を行いました。

参加者の方々からは「ホクレア号に興味があり、参加させていただきました。お話が聞けて良かったです。ワンスカイのプラネタリウムまた観てみたいです!」「少し難しい部分もありましたが、興味深いお話が聞けて楽しかったです。ハワイとの中継にワクワクしました。」「時間の単位が大きすぎてびっくり。自分の生きているうちにアンドロメダ(おとなり)の星々の動きが観られたらいいなと思いました。科学の中で一番ロマンチック!」などの感想をいただきました。当日はプラネタリウムは94名の方に、講演は26名の方にご参加いただきました。ご参加いただきました皆さま、誠にありがとうございました。


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2024年6月25日レポート

ぶらりがく 宇宙にあるのか「ハイパー原子核」を開催しました

6月23日(日)、ぶらりがく 宇宙にあるのか「ハイパー原子核」をオンラインにて開催しました。
今回は本研究科の物理学専攻 素粒子・核物理学講座 原子核物理グループ 田村裕和 教授に、陽子・中性子でできている原子核に第3の粒子「ハイペロン」を入れた新しいタイプの原子核「ハイパー核」、そしてその「ハイパー核」が壊れずに存在していると考えられている「中性子星」についてご講演いただきました。
講演後、参加者から次々と質問が寄せられ関心の高さがうかがわれました。29名の皆さまにご参加いただき深く感謝申し上げます。
今後も本研究科の最先端の研究を分かりやすく紹介する機会を設け、皆さまへの情報発信に努めて参ります。
次回は、8月11日に、高校生を対象とした「ぶらりがく for ハイスクール」を開催します。


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<関連リンク>
ぶらりがく
【青葉山の面々】物理学専攻 田村裕和 教授
物理学専攻 素粒子・核物理学講座 原子核物理グループ

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