東北大学 大学院 理学研究科・理学部|広報・アウトリーチ支援室

2025年4月22日レポート

東北大学大学院理学研究科 合同入試説明会2025が開催されました

4月19日(土)、東京駅直結サピアタワー(10階 東北大学東京オフィス、6階 605A)にて東北大学大学院理学研究科合同入試説明会を開催しました。

各専攻において、理学研究科の全体概要、各専攻の特徴、ならびに入試方法に関する説明を行いました。説明会終了後には質疑応答やグループトークの時間が設けられ、参加者の皆様にとって、教員や在学生と直接対話できる貴重な機会となったようです。また、本年度より新設された「学生相談コーナー」にも多くの方々が訪れ、学生生活や仙台での暮らしに関する質問が活発に交わされていました。

当日の参加者数は58名。ご参加いただき、誠にありがとうございました。


【リンク】大学院入試説明総合サイト2025


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2025年4月 8日レポート

2025年度 新入生オリエンテーションを実施しました

4月4日(金)、5日(土)に青葉山北キャンパス理学部と南三陸ホテル観洋にて2025年度理学部新入生オリエンテーションを実施しました。新入生、教員、協力学生、約370名が参加しました。 新入生オリエンテーションは、理学部カリキュラムやサークル活動など、大学生活を送るうえでのアドバイスを先輩からもらい、それを参考に充実した学生生活を送ってもらうことを目的としています。数学系(4日のみ)以外の物理系、化学系、地球科学系、生物系は1泊2日の日程で、ガイダンス・懇親会を行いました。今回は、1日目に南三陸さんさん商店街、2日目に松島の観光があり、それぞれ班ごとに昼食をとったり散策するなどの時間が設けられました。 最初は緊張していた新入生の皆さんも2日目には緊張がとれ、先輩や同級生とお話ししたりする様子が見られました。新生活が楽しく充実したものになることを心から願っています。

 

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2025年3月 3日レポート

2月23日(日)仙台市天文台×東北大学大学院理学研究科 公開サイエンス講座2024年度 第2回 オーロラに見る太陽と地球のつながり

2017年7月1日に東北大学大学院理学研究科と仙台市天文台は連携協力協定を締結し、2024年度のコラボレーション企画として公開サイエンス講座を行います。
2024年度第2回目のイベントとして「オーロラに見る太陽と地球のつながり」を2月23日に仙台市天文台加藤・小坂ホールにて開催しました。講師は本研究科の 加藤雄人 教授(地球物理学専攻)です。
2024年5月、仙台でオーロラがみられました。その数日前に太陽では大爆発が起きていました。この間に宇宙では何が起きていたのか、オーロラが現れるまでのストーリーを追いかけながら、太陽と地球のつながりについて講演されました。今回の対象は一般でしたが、幅広い世代の方に楽しんでいただきました。
アンケートでは「いろいろおしえてくれてすごくすごくよかった。おおろらとたいようのこと、ふたつともおしえてくれてよかった。(小学生)」「2024年の夏のオープンキャンパスに行った際にオーロラや宇宙のさえずりの話を学生さんから聞いて興味が湧いたので、詳しく聞くことができて嬉しかったです。黒点が多い方が太陽活動が活発なのは意外でした。(高校生)」「オーロラが発生するしくみ、日本でなぜ見えたかが良くわかった。太陽の活動極大期は黒点でわかるのが知れた。2025年が拡大でまた様々な活動が起きるのが楽しみになった。(一般)」などの感想をいただきました。イベント参加者は53名。たくさんのご来場ありがとうございました。


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講師 加藤雄人先生

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会場の様子

2025年2月25日レポート

物理学専攻新博士修士 講演会・授賞式・祝賀会を執り行いました

2025年2月19日、青葉サイエンスホールにて新博士修士 講演会・専攻賞授賞式を執り行いました。
まず新博士3名による講演会が行われ、その後、新博士・新修士への物理学専攻賞授賞式が行われました。物理学専攻賞は、博士論文、修士論文が特に優秀だった学生を表彰するために設立された賞で、受賞者には、大串 研也 物理学専攻長より賞状と記念のオリジナルメダル(博士の受賞者はゴールド、修士の受賞者はシルバー)が授与されました。受賞者のみなさん、おめでとうございます!

[関連記事]2024年度物理学専攻賞、総長賞候補者が決定


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2025年1月24日レポート

1月16日(木)一般雑誌会講演会 「有機金属化合物と錯体-異質な元素同士の結合の面白さ-」を開催しました

1月16日(木)、理学研究科合同C棟青葉サイエンスホールにて学部学生から名誉教授までの幅広い参加者で満席の中、一般雑誌会講演会を開催しました。講師は、本学名誉教授で2019年度まで化学専攻無機化学研究室を主宰されました飛田博実先生です。
本講演会では「有機金属化合物と錯体-異質な元素同士の結合の面白さ-」と題し、さまざまな主要族元素化学種を配位子とする遷移金属錯体に関する研究成果を分かりやすく解説してくださいました。本専攻有機化学第二研究室での有機ケイ素化合物との出会い、MITでのポスドク時代、本学理学部化学科に戻られてからの研究と、「反応機構が簡単には理解できない反応はパズルのようで面白い。どんなに難しくても解かずにはいられない」という、好奇心と挑戦心に貫かれたご研究内容をご講演くださいました。講演の終盤では、1978年の宮城県沖地震および2011年の東日本大震災での化学教室の被災状況を紹介してくださり、より一層の安全に向けた貴重なアドバイスを伺うことができました。


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2025年1月 7日レポート

公開サイエンス講座「東北沖地震のその後とこれから:国際深海科学掘削計画JTRACによる断層の時空間変化の追跡」を開催しました

12月26日、東北大学大学院理学研究科と国立研究開発法人海洋研究開発機構は、東北大学片平さくらホールとオンラインにて公開サイエンス講座「東北沖地震のその後とこれから:国際深海科学掘削計画JTRACによる断層の時空間変化の追跡」を開催しました。
日本海溝で2011年東北地方太平洋沖地震の震源域を対象とした深海掘削調査(12/20帰港)が行われました。同様の調査は2012年にも行われており、その後の約10年間で断層の状態がどのように変化したのかを調べる大規模な調査です。今回のサイエンス講座では、小平秀一氏(海洋研究開発機構理事・東北大学 客員教授)に「国際深海科学掘削計画 JTRACK~日本海溝巨大地震・津波発生過程の時空間変化の追跡~」を、東北大学理学研究科地球物理学専攻 日野亮太教授に「JTRACKに期待すること~次の東北沖地震の理解をめざして」をご講演いただき、JTRACKの最新の研究報告と今後の深海掘削研究をご紹介しました。
会場参加46名、オンライン参加135名の計181名の皆さまにご参加いただき深く感謝申し上げます。今後も本研究科の最先端の研究を分かりやすく紹介する機会を設け、皆さまへの情報発信に努めて参ります。

 

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<関連リンク>
公開サイエンス講座「東北沖地震のその後とこれから:国際深海科学掘削計画JTRACKによる断層の時空間変化の追跡」特設サイト

2024年12月10日レポート

「科学で東北を盛り上げ隊!@石巻」に参加しました

12月8日、石巻市の遊学館にて開催された「科学で東北を盛り上げ隊!@石巻」に、東北大学理学部広報サポーターが『ぷちぷち?!きらきら!!カラフルカプセルでスノードームをつくろう!』というブースを出展しました。
このイベントは、やまがた『科学の花咲く』プロジェクト(山形大学)が、子どもたちに科学に親しんでもらおうと企画した科学実験イベントです。
絵の具で着色したアルギン酸ナトリウム液を乳酸カルシウム水溶液にスポイトで垂らして、イクラを作り、ラメと一緒にスノードームの容器に入れ、さらに洗濯のりを溶かした水を入れてスノードームを作るという企画でした。
たくさんの色を使ったり、雪のイメージで青一色だけだったりと、夢中になってイクラを作っている姿が見られました。
クリスマスが近かったせいかスノードーム作りは人気だったようで、あっという間に予約枠が埋まり、約80人の子どもたちが体験しました。
ご参加いただいた皆さま、ありがとうございました。


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2024年11月13日レポート

東北大学理学萩友会同窓会イベント「コネクト・リガク」(第4回)報告

2024年11月9日(土)、東北大学理学萩友会同窓会イベント「コネクト・リガク~これからの時代を見据えた新しい校友のかたち~」(第4回)を開催しました。

 

「コネクト・リガク」は、コロナ禍の2021年に学内外の皆さまとの絆をいっそう大事にしたいとの思いのもとでスタートした理学萩友会の同窓会イベントです。理学部・理学研究科の今をお知らせし、同窓生の皆さんが旧交を温める新たな交流を行う場として企画しました。多くの皆さまが参加しやすいようにオンラインを基本として実施しております。

 

第1部は、都築暢夫 東北大学理学萩友会会長より開会の挨拶として、理学部・理学研究科の最近の動きについて説明があり、2024度文部科学大臣表彰科学技術賞を受賞した寺田眞浩 教授(前理学研究科長・前理学萩友会会長)による「文部科学大臣表彰受賞記念講演会」、第2部はオンライン同窓会「交流の場」が開催されました。
「文部科学大臣表彰受賞記念講演会」では、寺田教授の研究科長時代の業績から最新の研究についてご講演いただきました。第2部のオンライン同窓会「交流の場」では25の交流の場が設けられました。参加者の近況報告、世代を超えた卒業生と在校生の交流、研究室の様子などさまざまな話題で盛り上がっていたようででした。
251名の方にお申込みいただき、盛会のうちに終了することができました。今後も、同窓生を繋ぐ架け橋としてより良いイベントとなるよう努めて参ります。

 


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(参考)理学萩友会イベントページ:https://www.sci.tohoku.ac.jp/rigaku-alumni/event.html


プログラム

・第1部 開幕イベント 記念講演会 10:00~11:30
■ 主催者あいさつ
  都築 暢夫 理学部長・理学研究科長
■ 寺田 眞浩 教授(前理学研究科長・前理学萩友会会長)文部科学大臣表彰受賞記念講演会

・第2部 オンライン同窓会「交流の場」 11:45~17:00
研究室、有志、その他の団体単位で自由に集まることのできる「交流の場」開設の申し込みを受け付け、25件の「交流の場」が開設。
【イベントページへの掲載】
■ 参加者からのメッセージ
東北大学理学萩友会メッセージポストとして、参加者の皆さまから寄せられたご意見、メッセージ等を掲載。

2024年10月18日レポート

2024年度東北大学理学部・理学研究科防災訓練を実施しました

10月17日、2024年度東北大学理学部・理学研究科防災訓練を実施しました。東日本大震災規模の大地震に備えて、緊急地震警報システムの周知、地震、火災からの避難体制、東北大学安否確認システムと衛星電話を使用した安否確認とその情報の集約、災害対策本部設営体制、逃げ遅れ者の確認体制や非常食配布体制の検証、そして、一人ひとり災害発生時に取るべき行動の確認、避難ルート及び緊急時集合場所・備蓄品受け取り場所の確認等を目的に実施しています。
第一部は、平日昼間仙台市内で震度6強の地震の揺れが発生したという設定のもと、「避難訓練」を実施しました。今回の訓練では放送設備が故障した想定で、災害対策本部からの指示はすべて伝令担当者を介して行いました。全ての学科・専攻の安否が確認された後、都築研究科から安否確認報告あり、避難訓練は終了しました。
第二部は、「初期消火訓練」と「発電訓練」を行いました。
いざという時に慌てず、落ち着いて対応できるよう防災訓練に積極的に参加しましょう。今回の訓練で明らかになった課題を改善するとともに、災害発生時の体制を更に強化してまいります。


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2024年10月 1日レポート

「数学と材料科学 2024」を開催しました

「数学と材料科学 2024」を9月27日、28日に青葉サイエンスホールにて開催しました。この研究集会は、新型コロナウイルス感染症の影響により 4 年ほど延期となっていた数学専攻 小谷元子 教授のご還暦のお祝いとして開催し、約100名の学生、研究者らが参加しました。 小谷教授には、「AIMRとの出会いから離散幾何解析の展開へ」をテーマとして、数学の視点から材料科学研究を推進する取り組みの一端をご紹介いただきました。

 

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<関連リンク>
数学専攻 小谷元子 教授

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