東北大学 大学院 理学研究科・理学部

Graduate School of Science and faculty of Science , Tohoku University

東北大学理学研究科・理学部とは

理学研究科長から

  今、東北は復興のさなかにあります。昨年の地震と津波による未曾有の自然災害は各地に甚大な被害をもたらし、まだ解決の見通しも立たない問題が残されています。しかし、絶望の中にあっても希望を見出そうともがき、新たな創造へ向けて踏み出そうとする人間の営為は、この地においても止まることはありません。今こそ、人類が未だ経験したことの無い諸問題の解決に向け、しっかりとした基礎に立脚し自由で柔軟な思考のできる人材が求められています。

  本学理学部は、昨年開講100周年を迎えました。20世紀初頭に欧州の最先端の学問にふれて帰国した教授達は、純粋に理学を探求できる理科大学の創設をめざして、東北の地に集いました。以来この100年間で東北大学理学部は、世界における科学研究の一大拠点となりました。物理、化学分野の研究論文の引用回数がそれぞれ世界中で10番、20番以内に入り、数学分野では世界中の数学者が注目する雑誌を独自に編集発行しています。また、地球物理学、天文学、地学分野でも、地球温暖化や地球内部構造の解明、太陽系内探査など世界の科学研究に大きく貢献し、ScienceやNatureなどの著名雑誌に毎年数編の論文が掲載されるようになりました。学生と教職員が一体となって、自然の探求に情熱を傾ける恵まれた環境が東北のこの地にあります。

  緑豊かな仙台で、新物質や新現象の発見、新理論の創造に情熱を傾けることのできる諸君の入学に期待しています。

2012年6月

理学研究科長 福村 裕史

理学研究科長
福村 裕史
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