日本学術振興会特別研究員制度(いわゆる学振)は、博士の学生が生活費相当の奨学金と一定の研究費を獲得するための限られたチャンスの一つです。
また、学振の採用実績は履歴書の職歴にも記入できますし、外部資金獲得実績にも記入できます。
学振に限ったことではありませんが、申請に際しては学生と指導教員が二人三脚で研究計画の策定等を行う必要があります。
研究科としては、学生と指導教員の連携を前提として、追加的なサポートを提供しています。
さまざまな分野の申請書が見れるので非常に参考になります。
詳細は以下のコンテンツをご確認ください。
研究推進部が学振申請支援のための充実したコンテンツを用意しています。
特に「学振特別研究員への採用可能性がぐんとupするtips」は必読です!
~日本学術振興会「特別研究員」制度のご案内~
The JSPS Research Fellowship for Young Scientists
理学研究科では、学振に採用された先輩方の申請書を閲覧できるサービスを提供しています。
学振の申請書を書く際には、さまざまな分野の申請を横断的に概観することが重要です。
その理由は学振の選考体制の特徴に由来します。
学振の選考における研究分野の区分は、例えば科研費の審査などと比べて、区分の目が粗いです。
そのため、学振の選考の場合、自分と専門を同じくする研究者に審査してもらえる確率は極めて低いです。
申請に際しては、「自分とは専門分野の違う研究者」を想定読者として申請書を作成する必要があります。
これが意外と難しいです。
見事に学振に採用された先輩方はこのハードルを様々な工夫で乗り越えており、その申請書には「わかりやすい申請書を書くためのヒント」が散りばめられています。
だからこそ学生のみなさまには閲覧制度を有効活用していただきたいのです!!
閲覧制度の利用を希望される場合は、以下の方法でお申し込みください。
[1]受入研究者所属部局が以下の場合
理学研究科・ニュートリノ科学研究センター・学術資源研究公開センター・
数理科学共創社会センター・先端量子ビーム科学研究センター
申請用電子申請システムID・パスワード申請用のGoogleフォームから閲覧申込が可能です。
[2]上記[1]以外の場合 ※
所属確認のため、氏名と学籍番号をメール本文に記載の上、研究支援係にメールにてお知らせください。
※ 特別研究員の申請は受入研究者所属部局の事務にご相談ください。
研究支援係 sci-kenkyu[at]tohoku.ac.jp ※[at]を@に置き換えてください。
名誉教授から個別に助言をもらえる制度です。
名誉教授は想定読者に最も近い存在であり、そのフィードバックは極めて有益です。
詳細はこちらのページをご確認ください。