日本学術振興会特別研究員制度(いわゆる学振)は、博士の学生が生活費相当の奨学金と一定の研究費を獲得するための限られたチャンスの一つです。
また、学振の採用実績は履歴書の職歴にも記入できますし、外部資金獲得実績にも記入できます。
学振に限ったことではありませんが、申請に際しては学生と指導教員が二人三脚で研究計画の策定等を行う必要があります。
研究科としては、学生と指導教員の連携を前提として、追加的なサポートを提供しています。
さまざまな分野の申請書が見れるので非常に参考になります。
詳細は以下のコンテンツをご確認ください。
研究推進部が学振申請支援のための充実したコンテンツを用意しています。
特に「学振特別研究員への採用可能性がぐんとupするtips」は必読です!
理学研究科では、学振に採用された先輩方の申請書を閲覧できるサービスを提供しています。
学振の申請書を書く際には、さまざまな分野の申請を横断的に概観することが重要です。
その理由は学振の選考体制の特徴に由来します。
学振の選考における研究分野の区分は、例えば科研費の審査などと比べて、区分の目が粗いです。
そのため、学振の選考の場合、自分と専門を同じくする研究者に審査してもらえる確率は極めて低いです。
申請に際しては、「自分とは専門分野の違う研究者」を想定読者として申請書を作成する必要があります。
これが意外と難しいです。
見事に学振に採用された先輩方はこのハードルを様々な工夫で乗り越えており、その申請書には「わかりやすい申請書を書くためのヒント」が散りばめられています。
だからこそ学生のみなさまには閲覧制度を有効活用していただきたいのです!!
閲覧制度の利用に際しては、「様式2:理学研究科特別研究員申請書閲覧申請書」に必要事項をご記入のうえ、総務課研究支援係事務室(キャンパスマップH-26:物理系研究棟7階)にお越しください。
なお、閲覧時間は 平日の9時00分から17時00分まで です。
(様式1は、事務室でもご用意しております。)
※閲覧制度実施要領及び様式2はこちらからご確認ください。
また、メールでの事前予約が必要となりますが、キャリア支援室でも閲覧が可能です。
以下メールアドレスまで、遠慮なくお問い合わせください。
キャリア支援室
E-mail: sci_career[at]tohoku.ac.jp
※[at]を@に置き換えてください。
名誉教授から個別に助言をもらえる制度です。
名誉教授は想定読者に最も近い存在であり、そのフィードバックは極めて有益です。
詳細はこちらのページをご確認ください。