東北大学 大学院理学研究科・理学部

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「三春滝桜植樹式」の開催について

2011年3月11日に発生した東日本大震災、それに伴う東京電力福島第一原子力発電所の事故の直後、東北大学の研究者有志から福島県三春町に対して、拡散された放射性物質による汚染状況の調査の申出を行いました。

これを契機に2011年6月、原発事故に対する草の根レベルの活動を展開し、収集した情報や分析結果を広く発信するため、東北大学研究者有志と三春町民による「三春"実生"(みしょう)プロジェクト」が設立され、三春町内小中学生の被ばく線量調査や三春町が行った安定ヨウ素剤の配布服用等の検証結果に係る論文発表など、様々な取組みを継続して行ってきたところです。

この度、三春町から、その感謝の証として三春滝桜の子孫樹のご寄附の申出があり、植樹式を開催することとなりました。


植樹式概要


日 時: 平成30年3月29日(木)11:30~12:15(受付11:00~)
場 所: 東北大学 大学院理学研究科 合同C棟2階 多目的室
     〒980-8578 宮城県仙台市青葉区荒巻字青葉6-3 東北大学青葉山キャンパス
その他: 参加費無料・申込不要(どなたでもご参加いただけます)


次第


1.開会(司会:寺田 眞浩 理学研究科長)
2.東北大学挨拶(原 信義 理事(震災復興推進担当))
3.三春町挨拶(鈴木 義孝 三春町長)
4.講演「東日本大震災発生からの三春町の対応」
  (深谷 茂 株式会社三春まちづくり公社社長(実生プロジェクト委員))
5.植樹・記念撮影(三春町・本学 代表者)
6.閉会


補足


takizakura.jpg■ 三春滝桜
日本三大桜として有名な福島県三春町の「三春滝桜」は、エドヒガン系の紅枝垂桜で、大正11年10月12日に国の天然記念物の指定を受けた名木です。
樹齢は1,000年以上といわれ、日本を代表する桜の巨木であり、四方に伸びた太い枝からは、真紅の小さな花を無数に咲かせ、その姿はまさに滝が流れ落ちるかのように見えることから、古来より「滝桜」と呼ばれるようになったと言われています。

misho.png■ 三春"実生"プロジェクト
東北大学「復興アクション100+」の1つ。教育施設の土壌調査や小・中学生の被ばく線量調査及び全国寺院との連携による放射線測定等を行っています。
三春町在住の桜守が千年後にも生き続ける桜を育てようと、苗木からではなく、種からの育成(実生)にこだわる姿勢に共感を得たことがきっかけで発案されました。
参考URL:http://fukushima-misho.com/miharu/



【お問い合わせ先】
東北大学大学院理学研究科総務課総務係
電話:022-795-6346
E-mail:sci-syom[at]grp.tohoku.ac.jp
*[at]を@に置き換えてください



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