東北大学 大学院理学研究科・理学部

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地球物理学専攻 木村智樹助教らの国際研究チームの成果が The Astrophysical Journal に掲載されました。

20190904b.png ©JAXA (*画像クリックで拡大します。)

ケンタッキー大学の蘇媛媛助教、学際科学フロンティア研究所(兼)地球物理学専攻の木村智樹助教らの国際研究チームは、惑星観測専用の宇宙望遠鏡「ひさき」とチャンドラX線望遠鏡を利用して、地球から64億光年離れた銀河団(RCS2 J232727.6-020437)の観測を実現しました。銀河団に存在するガスは、中心部で強力なX線を放射します。この強力な放射を維持するには、銀河団中心のブラックホールから放出されるアウトバーストによるガスの加熱が必須だと考えられてきました。本研究では「ひさき」を用いた銀河団の極端紫外光観測から、ブラックホールのアウトバーストによる加熱に対応する、中程度の温度のプラズマが、実際には存在しないことを示しました。これはブラックホールによる加熱説を制約し、異なる加熱メカニズムの存在を示唆しています。

本研究成果は、アメリカ天文学・天体物理学の学術誌 The Astrophysical Journal に掲載され、JAXA宇宙科学研究所からウェブリリースされました。

詳細:JAXA宇宙科学研究所webページ

Su, Yuanyuan, Tomoki Kimura, Ralph P. Kraft, Paul E. J. Nulsen, Megan Gralla, William R. Forman, Go Murakami, Atsushi Yamazaki, and Ichiro Yoshikawa (2019), The first astrophysical result of Hisaki: a search for the EUV He I lines in a massive cool core cluster at z=0.7, Astrophysical Journal, 881, 2, 98, 2019年8月16日発表,
https://doi.org/10.3847/1538-4357/ab2cd0

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