「惑星・系外惑星観測国際コンソーシアム"PLANETS"」(本学地球物理学専攻、ハワイ大、メキシコ自治大、独太陽物理研など)の初の本格会合が、2010年11月16日から17日に、メキシコ自治大(エンセナーダ)で行われました。
本望遠鏡は、本学が観測拠点を置くハワイ マウイ島のハレアカラ山頂に設置を予定しているもので、軸外し望遠鏡(口径約2m:この型では世界最大)です。この構造は、明るい惑星・衛星・恒星に隠されて見えない近傍の微弱光、すなわち「惑星からの流出大気」や「系外惑星・原始太陽系星雲」などの捕捉に最適化したものです。メキシコ自治大では、鏡を水流によって極低散乱に研磨できる「HYDRA」技術の提供を予定しており、今会合は、その実地見学を兼ねたものです。
本計画については、ハワイ大学と2009 年10月に共同研究契約を締結しています。2010年11月19日には、ハワイ・マウイ島にて締結1年を記念した会合も行われました。