東北大学 大学院理学研究科・理学部

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金星の太陽面通過の写真

本日の大イベント「金星の太陽面通過」見ることができましたか?次回は世界中どこでも105年後(2117年12月)ということですので、見逃してしまったみなさんは写真をどうぞ。

地球物理学専攻 惑星プラズマ・大気研究センター 惑星分光観測研究部門 西山尚典(D3)さんが、10:50頃 物理系研究棟屋上で撮影した金星の日面通過の写真です。金星の他にも太陽表面の黒点もうっすら見えています。青葉山でも午前中しっかり見えたのは30分くらいだったそうです。
西山さんは、普段オーロラの観測・解析を通じて超高層大気物理について研究を行っています。「個人的なオーロラ撮影用に買ったカメラですが最近は天文イベントが多くて重宝しています。」とのこと。


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もうひとつは、

おなじく惑星プラズマ大気研究センター 惑星電波観測研究部門 北 元(D1)さんが、11:06頃 物理系研究棟屋上で撮影した写真です。
北さんは、電波望遠鏡を用いて木星磁気圏に関する研究をしています。「撮影機材は個人所有のミラーレス一眼です。先日の日食や今回の金星を撮影するためにあらかじめ太陽を撮る練習をしていたので、うまく見ることができてよかったです。」とのこと。


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黒点は周囲より温度が少し低いため暗く見える点ですが、黒点自体も輝いていることに変わりないため、金星の方が黒く見えるらしい。

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